書きフライ☆wiki支部内検索 / 「フォルテの私的空間」で検索した結果

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  • フォルテの私的空間
    そして あれは結局夢だったのか。 もしくは現実か。 今となっては分からないけど、しかし―― +++ 「オレ様の部屋に勝手にあがるとは、いい度胸しやがって」 その人は、 黒いワイシャツとズボンに赤いベスト、そしてシルクハットとステッキを仕上げに・・・・。 そんな成り立ちで――何故か椅子に縛り付けられた僕の前で、開口一番にそう言った。 「随分と余裕の表情してやがんな、小僧」 「・・・・もし僕が余裕だったら、大口開けて笑ってますよ、おじさん」 僕の言葉に、その人は眉を顰めると、右手に持つステッキをクルッと回し、僕の額に向かって――突いた。痛かった。泣くほどじゃないけど。 「何するんですか、ひどいですよ」 「ひどいのはてめぇだぜ? 小僧。オレ様のプライベートルームに無断入室した上、嘘をつくとはな・・・・外道のやることだろう...
  • フォルテシリーズ
    ↑古的 ↓新的 フォルテの私的空間 エソラの美的空間 トピカの絵的空間 フォルテの史的空間  前編 ~レオナルド~  後編 ~フォルテ~ カゲリの陰的空間 ※はむさんの陰里カゲリというオリキャラを借りました。 フレアの異的空間 シーモの再的空間 ベンジャミンの剣的空間 レトルの食的空間
  • レトルの食的空間
    ...―説明しよう。 フォルテの私的空間、とは。 別名(正式名称)を『一線を越えた世界』と言う。 その世界を一言で言い表すために、生と死の狭間という言い方を借りれば――現と夢の狭間、であろう。 しかし、そこは決して平和で素敵な楽園ではない。 敢えて言うならば、牢獄だろう。 何故なら。 『諸事情』により此処に来た者は例外なく――フォルテ=ラインオーバーと成るからだ。 そして。 フォルテに成った者は、『不法侵入者』を幸せにしながら、長い年月を私的空間で過ごさなくてはいけない。 しかも、一人で。 たった、一人で。 孤独に、生きる。 ……ここで終わるとフォルテという役柄が最悪極まりないということになるので――補足。 そんな牢獄から出ることができる『いつか』が来た時、フォルテの願いが叶うのだ。 例えば、不治の病を患っ...
  • シーモの再的空間
    ...、ただの御伽噺を――フォルテの私的空間というタイトルのフェアリーストーリーを、提供しただけだぜ?」 「……だけど」 それが僕の人生を変えたんですよ? 現実しか知らない僕に、理想を教えてくれた貴方は。 僕は半端者だと気付かせてくれた貴方は――。 「茶でも出していきたいところだが生憎、オレ様は眠い」 そう言いながら『彼』は、昔のように真っ黒なピアノに向かう。 「おい、シーモ。よおおおく聴け。耳ん中に染み込むまで、弾いてやる」 「……はい」 僕は静かに返事をして、そのまま阿呆みたいに突っ立っていた。 『彼』は、薄く笑う。 (三度目は……あると思うか?) (いえ、おそらくこれっきりでしょう) そして。 合わせていた眼を――離して。 『彼』はとびっきり、格好良く言う。 「オレ様の音楽に――酔いしれろ」 ...
  • カゲリの陰的空間
    ...たのだ。 フォルテの私的空間に。 +++ 「――分からぬ」 カゲリは呟き、俯き――己の腰に手を伸ばす。 「分からぬものは、不可解なのだ。不可解なものは……即ち、危険」 そしてカゲリは掴んだ腰に帯た細長い棒とはつまり――鞘に納まりし忍者刀! 「危険なものは――斬るべし!」 カゲリは忍者刀を逆手に持つと、そのままフォルテに向かって突進する。 「ああ?! いきなり何だてめえ――っ!」 狼狽しつつもフォルテは、すかさず手に持つステッキを防御のために身体の前で構えた。 刀が鉄製のステッキとぶつかり、鋭い金属音を鳴らす。 「失礼、ふぉるて殿。拙者は此処から出て、一刻も早く任務へと戻らねばならぬ」 例えそれが失敗していても。 最後まで、続ける。 それが――忍者。 忍耐の道で生きる者。 「こ、の……馬っ鹿...
  • エソラの美的空間
    ...ころは例外なく全て、フォルテの私的空間と決まってんだ、当たり前だろう?」 「ふぉ、ふぉるて?」 容姿と、そして顔立ちからして日系だと思ってたんだけど……。 と、思いながらもわたしは聞きなれない名前をリピートする。 「ふぉるてじゃない、フォルテだ。ちゃんと発音しやがれ」 と。 そして唐突にベットから文字通り、ピョンと反動をつけて飛び上がると、わたしの前に音もなく着地し、ずんずんと、ただでさえ近い距離だったわたしとフォルテの間を近づけて――。 ひょい、と。 ……ひょい? 不思議に思って――上を見上げるとフォルテの顔、下を見ると床から離れた二本の足。 補足だが、わたしは猫ではない。 れっきとした人間だ。 「と、いうわけでだ。お前には即刻この部屋から出てもらう」 「い、意味が分かりません!」 もう本当にこんな馬鹿げた空間――...
  • フレアの異的空間
    そして あれは結局夢だったのか。 もしくは現実か。 今となっては分からないけど、しかし―― +++ 彼女は収穫祭の宴会のために、とびっきりの料理を作っていたはずだった。 鍋から出る煙に思わず目を瞑り――まぶたを開いたその瞬間までは。 「……あ、れ?」 わたし、どうしたのかしら。 一瞬だけ意識が飛んだ気がしたような気がするけど……此処は? 彼女は両手で自分自身を触り、一応己が無傷だということを確認し辺りを見渡す――が、一面が黒。または、闇。 何も見えない。 何も聞えない。 何も感じない。 まるで夢の中にいるような浮遊感。 しかし同時に、現実にいるような己の確固たる存在感を感じる此処とは? ――否。 何でしょうか、この、空間は。 「――っ、はあ?!」 と、背後で低いテノール――...
  • 後編 ~フォルテ~
    「――――」 隣でクリストファーが、何か言っていることは分かった。しかし、聞こえても分からない。 音は聞こえても、言葉は聞こえない。 まるで足が無いようだ。 夢現(うつつ)という言葉が、レオナルドの頭に浮かぶ。 「フレア」 と、彼女の名前を呼ぶ。 この声だけは、聞こえた。 音も言葉も――そこにこめられた、想いと感情も。 「フレア……フレア……っ」 ……くそっ、オレ様は、何言ってやがる。 オレ様はこんな風に、惨めに哀れに叫ぶ野郎じゃねえだろう。 だがどうしたって、声が喉から溢れてきやがる。 意味が、分からねえ。 ただどうしようもなく、悲しく、空しい。 「――――」 その内、レオナルドは己の情けない声さえ聞こえなくなってしまった。 空気や物音や、己の存在すらも――分からない。 しかし、ただひとつ認識できるのは、ベットに横た...
  • ベンジャミンの剣的空間
    そして あれは結局夢だったのか。 もしくは現実か。 今となっては分からないけど、しかし―― +++ 「ひゃははははははははははああああ――っ!」 と。 一人の青年が――可笑しく笑いながら、狂うように叫びながら。 一人の男性へ――真っ直ぐに駆けていき、一目散に駈けていき。 フォルテに向かって、剣を突く――! ……が。 フォルテは間一髪、手に持つステッキを器用に使い、その攻撃を受け止めた。 しかし、青年が繰り出したそれは――速度と強さをもうしぶんなく詰め込んだ類のものであったので、フォルテは剣を受け止めた際に、まともに衝撃を喰らってしまう。 「ぐっ――こ、の、馬っ鹿野朗が!」 そして痺れる腕を気にしながら、フォルテは反射的に悪態を吐いた。 +++ ――少し時間を遡る。 彼は前兆も...
  • トピカの絵的空間
    そして あれは結局夢だったのか。 もしくは現実か。 今となっては分からないけど、しかし―― +++ 「…………は、蜂蜜っ!?」 開口一番に何故かそう言った黒髪の少女は、反射的に仰向けになっていた体を起き上がらせようとするが、しかし。 直後。 ゴンッと、鈍い音が響いた。 「いったぁああああ!」 涙眼になりながら頭を押さえて、思わず体を丸める少女。どうやら狭い場所にいるらしい。 と。 「おい、うるせぇぞ」 いかにも不機嫌そうな声で――ピアノの下ですすり泣く少女を覗き込んだ彼。 少女からは見えないが、彼は黒いタキシードを完璧に着こなし、赤いネクタイを締めている。そして仕上げに黒いシルクハットを頭に。 「あーあ、よくもオレ様のピアノに一撃食らわしやがったな、小娘」 「……ふ、不可抗力ですぅ。それにおじさん、あたしは小...
  • 癒し要員★青夢タソの作品
    奇遇だな、俺もそう思ってた 《駿河心象》 ○お知らせ○ ※○お知らせ○の更新履歴 5/17 クインテットデイズを編集しました。 4/18 クインテットデイズとフォルテシリーズを編集しました。 4/02 その他を編集しました。 3/27 クインテットデイズを編集しました。 3/20 フォルテシリーズを編集しました。 3/15 それはひとつの果実からとその他とフォルテシリーズを編集しました。 それはひとつの果実から 人間界とは別に存在する世界――妖精界。 そこに突如現れた、ひとりの少女。 これは、彼女とある二人の青年妖精を中心に展開する、色恋と友情と希望の物語。 けれど結局その全ては――ひとつの果実から始まるわけです。 クインテットデイズ 『それはひとつの果実から』の世界観はそのままに、しかしそれは続編ではない。 妖精界立第一高等学校に通う、五人...
  • 前編 ~レオナルド~
    まぎれもなくこの空間は現実である。 夢では、ない。 そして、此処から生まれるのは――『彼』の私的空間。 とある大陸のとある地方に位置する、とある町にて。 その壮大なる史的音楽の序曲は始まるのであった。 +++ カラフルな装飾。 時折沸き立つ歓声。 葡萄酒をかけあう商人達。 年に一度の収穫祭、である。 あるいはただ単に、宴会と呼んでもかまわないかもしれない。それほどまでに町の住民が本来の祭りの目的を忘れて、ただただ騒いで――笑っているのだから。 そんな人でにぎわう大通りの真ん中を、大声を出して進む男性がいた。 「おーい、レオー! 何処だー!」 「あら、クリストファーどうかした? レオって……レオナルドのことよね?」 茶色を貴重とした服の上に腰に巻く白いエプロンを着た女性が、男性を引きとめる。 「もしかし...
  • ○お知らせ○の更新履歴
    3/10 クインテットデイズを編集しました。 3/08 フォルテシリーズとそれはひとつの果実からを編集しました。 3/01 それはひとつの果実からを編集しました。 2/28 フォルテシリーズを編集しました。 2/22 フォルテシリーズとその他を編集しました。
  • お知らせの更新履歴
    3/10 クインテットデイズを編集しました。 3/08 フォルテシリーズとそれはひとつの果実からを編集しました。 3/01 それはひとつの果実からを編集しました。 2/28 フォルテシリーズを編集しました。 2/22 フォルテシリーズとその他を編集しました。
  • トピカの詩的絵画
    なんと素晴らしいのでしょう なんと微笑ましいのでしょう 黄金に輝く あの蜂蜜は きっと蜜蜂が 作ったのでしょう せっせとせっせと 働いて えいやえいやと 運び回り 月並みな言葉で 申し訳ないですが よく 頑張ったと思います これからも私のためだけにぶんぶんと飛び回ってください その代わり その換わり 私が絵画を描きましょう とびっきり赤い 情熱を おそろしく青い 悲哀を あきらかに白い 純潔を  どうみても黒い 混沌を それはあくまでも 抽象世界ですが 私が 描きましょう 私が 与えましょう 黄色の昆虫は言いました 貴方は何で そんなに素晴らしく 微笑ましい絵画を 創れるのですか 何故なら私は変わったからです バイオリンの音と 絵的空間で あたし から 私 へ
  • 一滴の涙
    一滴の涙・・・・それは、世界の悲しみ。 「ダルテ・・・。どうして、世界は争いをやめないのだろう?」 エーテルはダルテに言った。 「それは、世界がまだ人々の悲しみを知らないから、意地悪をしているんだよ。」 エーテルは涙を流しながら叫んだ。 「でも、おかしいよ!皆、同じ人なのに!同じなのに・・・。」 エーテルの涙は頬を伝って、水滴になって落ちた。 地面に落ちた時、曇っていた空から雨粒が落ちた。 「同じ種類でも、同じ人でも、個性があって皆違う。だから、 互いを理解することが難しいんだよ。」 ダルテの声がエーテルにとってはまだ、理解できなかったかもしれない。 いずれ、彼女は解るであろう。 ダルテの髪を雨粒が濡らす。 まるで、人々の嘆きのように。 いつか、エーテルの一粒の涙が、世界を変えられるとダルテは信じていた。 だから、エーテルはダルテの傍にいる。 やがて、エーテルが玉座につくまでダルテは見守る...
  • 青夢様に捧げる詩(無題ですが) (はむ)
    愛しき者を 失った俺様には 嗚呼 どんな色も映らず 嗚呼 どんな事も受け付けず ただの 黒世界に身を置いて お前に捧げた 即興曲を弾く 一音一音 惜しんで 一音一音 嘆いて 一音一音 哀れんで 一音一音に 悲しむ お前は今 何処にいる? 俺様とお前は 何時会える? ふん まあいいさ この先に お前は必ずいるんだろ? だったら 俺様はこれでいい この事実を 受け止めてやる さあ 今宵の客はどいつだ? 俺様の音楽に 酔いしれろ * 青夢様んちのフォルテ様をイメージさせてもらいました♪
  • 久遠アリス
    小説をメインにちょこまかとありんこのように活動してる久遠です。 時折詩も書くけれど、まあ…うん、アマリヨマレタクナイシロモノガ完成シマス。 さてはて、ひょんな事からスタッフになっちまった私でありますが、 ぼちぼち頑張ると思いますのでどうぞよろしゅう。 よくやる:寝る 絵書く 執筆 歌う ライク:ボカロ ギアス とらドラ その他エトセトラ 求める:金 本 画材 マイク 自分専用PC うまうま:果実 サラダ イタリア料理 寿司 いくら ミルクココア チョコレートシリアル さいきん:青夢さんのフォルテにワクドキ中。 コメント強化に向けて頑張りたいと思いつつ、 雑談板アッー!と思いつつ、 盗作はいけないよねと頷きつつ、 ミルクココア飲みながら色んなサイトウロウロしてる今日この頃。 よろしくよろしく。  
  • 第一回(2/22まで)
    去年よりレベルが数倍アップしてるとか思っちゃったりするw しかも詩の数が前回の2倍になってるしw 底辺 ☆furut☆ 人間の昇華ですね、人は底辺に行ったら残りは上がっていくしかないそうですにょ! 狭い青空 無謳・虚 切ないなぁ!(´;ω;`) 七色 爻沙紗爻 大事なのは中身!!富や名誉じゃない!ナカミ!段ボール肉まん! 今日、明日 火判天判 時間のトリック!人は前に進むしか道は存在しない! 僕の気持ち 火判天判 もうちょっと分かりやすく比喩を使ってくださいませ 幸せでいてください 爻沙紗爻 ハラグロww結局自分のためなのよね! マリア ★小久夜★ 破壊の天使=堕天使ルシファーは真黒です。てかマリアさんは天使ちゃう!頭こんがらがる… 信じあう2人 爻沙紗爻 セイトウナイイブンとセイトウナイイワケは並立の関係だから、並びを考えた方がよかたかも@ガム ∮ムジカ 分かりやすさはある、嫉妬深さが無...
  • 本家ガイドライン
    このガイドラインでは、主にこのサークルで活動するに当たる必要最低限のルールを記すものである。 1 サークル内でのお小遣サイト等への勧誘を禁止する ※スレ立てや雑談板を利用して対象のサイトのURLを貼付けた時点で処罰の対象となる※ 2 サークルの私的利用の禁止 ※ブログにおけるアバプレや他サークルへの勧誘をする為にスレ立て、雑談を使用する事が対象に含まれる※ 3 盗作の禁止 ※他のサイトから他人の作品を無断転載したり、出版されている作品の文章を掲載すると対象に含まれる。(サークル内で当人の許可有でその設定を使用するのはOK) 4 作品内における、過度な性描写、過度なグロテスク表現の禁止 ※これにおいては、スタッフかオーナーにどこまでがOKなのか聞いて下さい(SEXや人に不快感をもたらし過ぎるグロテスク表現は当然だが禁止)※ 5 雑談や作品感想でのグロテスク、性表現の禁止 ※オーナーと副オーナ...
  • あの頃の私は もういないんだ(はむ)
    幼い頃夢見てた 脆く儚い夢を 何であの時 あんなこと言ったのかな 『私、○○屋さんになる!』 って 純粋で 綺麗すぎて ショックが大きかったんだ あの頃の私にとって 現実の醜さは その硝子には耐えられなくて どんどん溢れて 割れたんだ その破片は 今もこの手で握り締めて その破片で 私は私の両目を傷つける もうこれで 心が穢れるのを防げるのならば これぐらいの代償 払ってやるの なんてね
  • デオキシス@サ
    名前:デオキシス ジョブ:完全戦闘型自立行動アンドロイドヒューマノイドアイプ。 ポジション:敵 レベル:78(オーバードライブ時95) キャラ説明 かつては戦争時に奇襲部隊(コマンド部隊)に属していたが、システムデータが故障し、自らの軍を殲滅させた。 それからスクラップ処分される事になったが研究所もろとも研究者たちをディシンテグレーターで吹き飛ばした。 現在は各地を転々と、気ままにギャクサツを楽しんでいる。 だが、良心のデータが幾分か残っているらしく、自分の左半分の人工皮膚を剥いでしまった。剥いだところでダメージはないが、結果機械部分が剥き出しになり相手により恐怖を与えるフォルムとなった。 基本的に武器は左手に直結したディシンテグレーター。左手は戦闘以外に使えない。 稀に背中の機械翼を使って飛ぶこともできる。 (隠し技として、目からビ...
  • 第二回(3/1まで)
    吟遊詩人の便り賞【2/23~3/1】 俺コメント苦手なんだよ……グダグダでごめん! 俺はルンシィみたいなコメントはできませぬ( 的外れなコメントだったらごめん。たまーにその詩の続きっぽいものを書いてしまうorz 季節リレー はむはむ1965 今年と言うよりは四季だけど(蹴)バトンタッチっていう発想はなかったよ!   透明なナレノ果て 爻沙紗爻 テンポよく読めた。無垢な想いこそ悲しいもんなのよ……   ごめんね yuri3333 傷付けられても男性のことを心配する女性は幸せ者。   ごめんなさい 【saenimo】 昔書いたやつらしいけどすごい。「あなた」より自分を取った後悔が滲み出てる……   失恋 yuri3333 大人な考えが出来る主人公が羨ましい! 過去振り返ると、恋してる時の方が輝いてるもんねー   いつかまた 爻沙紗爻 何の影響をも受けぬ、愛と言う名の自由に思い当たる……うー...
  • 登場人物一覧
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――           トリエストサイド ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〔レイムッド・ヴァンディール〕 ヴァンディール家現当主。 エルムッドらの父。 トリエスト軍総帥。 〔エルムッド・ヴァンディール〕 ヴァンディール家第一令息。 レイノナ・レイアンの兄。 現在シビリアン(市民階級)空なる300人部隊の隊長を務める。 〔レイノナ・ヴァンディール〕 ヴァンディール家第一令嬢。 エルムッドの妹。 レイアンの姉。 〔レイアン・ヴァンディール〕 ヴァンディール家第二令息。 エルムッド・レイノナの弟。 〔ウィノナ・ヴァンディール〕 エルムッドらの母。 レイムッドの妻。 ...

  • 鏡は私の全てを映す 私が腕を上げれば 鏡の中の私も腕をあげ 私が足を曲げれば 鏡の中の私も足を曲げ 私が首を回せば 鏡の中の私も首を回す じゃあ鏡の中で泣いてるのはだぁれ?
  • 最終詩葬(はむ)
    個人趣味で 始めた詩(ウタ) 言葉をただ 乱雑に並べ 繋ぎ切り離し 創った詩(ウタ) それは 醜かったけど あの頃の私には 楽しみだった 徐々に上がる 能力値が あの頃の私の 喜びだった なのに何故? 何故こんなに 虚無感に 私 襲われているの――? 劣等感が 圧迫感(プレッシャー)が 私襲う 周りに取り残されていきそうで 怖いよ 恐い 詩(ウタ)紡ぐ筆(ペン)を 捨てて 逃げ出したい 誰か 助けてよ ダレか!! 叫びは蒼い空に 呑み込まれ 気づけば地は "私" 捕らえていた――! 劣等感が 圧迫感(プレッシャー)が 私襲う 周りは何も無くなって 絶望に 身を包む 詩(ウタ)紡ぐ筆(ペン)を 落とし 跪いた 叫ぶ ことも 諦めた…… 個人趣味で 始めた...
  • 史無国 拾参
    作戦会議が終わって数刻後、斥候部隊から報告が入った。 「総帥、報告いたします!」 「おう、頼む」 「敵の数はおよそ7万、三軍に分かれての進軍であり、それぞれの軍に指揮官が居る様子です」 「指揮官の情報は分かるか?」 「我々の部隊ではそこまではわかりませんでした。ですが、内偵部隊の方が入ればご報告ができるものと思われます」 「そうか、ご苦労だった」 「はっ!」 その斥候部隊の隊長は、こまやかな報告の後、再び部隊の統率へと戻った。 それを見てレイムッドはふとつぶやく。 「……あの者、女か?」 「ほう、レイムッド殿、流石は目聡いですな」 「どういう意味かな、ランディール殿?」 「はっはっは、冗談じゃ、冗談」 レイムッドはゴホン、と咳払いをして、続けて言う。 「して、あの者、女であるのは分かったのですが、何故...
  • 双子(はむ)
    何もない、けれど温かい空間の中で一人の少年は笑っていた。 「ふふ……はは、はははははは!!」 少年の目の前にはもう一つの少年。容姿はまったく同じで、ぐったりと倒れている。その少年の顔は蒼くなってしまっていて、片割れの手には凶器――と思われるものが握り締められている。 「ぼ……僕は遂に殺ったんだ!僕自身を殺ったんだ!!」 少年の笑い声はどんどん高くなっていく。声は空間全体に広がり、波のように響き空間を揺るがす。ぐったりと倒れた少年の目には一粒の涙が溜まっていた。 …… ある夜、とある病院で子どもが生まれた。 「お母さん、無事生まれましたよ」 「ほ……本当……です……か?」 「ええ、しかし……」 「どうしたのですか?」 医者の顔は青く、神妙な顔つきをしている。 「実は双子だったみたいなのですが...
  • 蒼白Discord(はむ)
    無声空間 響く音色は何色だ 悲しげに詠う 乙女のハープ 金と銀の装飾 されしども 聴衆 一人としておらず 嗚呼 聞くも哀れな蒼色だ 無音空間 響く声は何色だ 悲しげに謡う ハープの乙女 金と銀の装飾 されしども 聴衆 一人としておらず 嗚呼 聞くも悲しき蒼色だ では乙女の歌声 ハープの音色 合わさりしときは これ何色に それは 多くの者に音かき消され 嗚呼 結局我らの運命[サダメ]変えられぬ ただの 果て無き白となるのみ
  • 溺死(はむ)
    揺らめく深海 蒼く黒くなっていく 嗚呼 私は何処へ行く 嗚呼 私は闇の中へ 嗚呼 私の眼に空は既になくて 嗚呼 私という存在は消える ……誰か 私を助けてくれるのかな 闇の中の私の魂を……
  • 片思い中(はむ)
    かれの前では素の私を見せれない たしかにあなたが好きなのに おもいがどこかで交差する 中断できないぐらい好きってことかな * それぞれの行の始めの部分をみてごらん・・・?

  • 私が見ているあなたは本物ですか? それとも偽物ですか? 私が見ているこの世界は本物ですか? それとも偽物ですか? 私が見ているこの私は本物ですか? それとも偽物ですか? 私は、誰に向って話しているのですか?
  • x1x
    「ほら、今日から、あなたの目はこんなに美しい・・・」 ゆっくり医者が私の眼にかかっている包帯を取った。 医者がうっすらと目を開けた私に光沢がある手鏡でその成功を映してくれた。 まだ光に慣れない私の眼に映し出された自らの瞳は世界の光を帯びていた。 私の眼は…これから、この輝かしい『姫君の眼』で物を見るようになるのね… 近未来――より手術の技術が発達し、人々の間では、目の移植がブームとなっていた。 そして、私は、今年、オークションで出品された、世界でもっとも美しい眼、『姫君の眼』を手に入れることができたのだ。 オークション会場で、この私に電話から必死で挑んでくる人間がいたのはまだ記憶に鮮やかだ。 その意地を尻目に私は莫大な資金を投資した。 そして、真っ白で空虚な病院に私は赤い手鏡をのぞきこみ、自分を見つめる…… それは、エメラルドともサファイアとも取れそうな色合いだが、どれも似て非なるものだっ...
  • busyou
    【当ページは、busyouの代わりにdulcitoneが代筆しております】 大阪府に在住の私学高校生。 dulcitoneとは学友であり、本家・分家の関係で本家に当たる。 ちなみに地主家で、かなりの富裕層。 太鼓の達人は相当できてたはず。 あとは俺もだが、韓国の音ゲーのDJMAXも相当やり込んでいた(俺の方が上手いが) 俺と同様で三国志の知識はかなり凄い。 で。めっさ頭がいい。 現国はたまに掲示板に載るランク。 俺? 俺は聞くな。 現在、脳神経修復手術のために入院中。 みなさん、どうかこいつのことを忘れないでやってください。 ちなみにbusyouを漢字で書くと武彰になる。 このペンネームは一定の法則でできていて、同じ法則に則るとを実は俺も同じペンネームになる。 なので、他の所で見かけたらまず俺だと思ってもらいたい。
  • バイバイ
    男の子は皆皆皆 汚れちゃってて 私は嫌になったの 純潔を求めて いざ女の子と 女の子は皆皆皆 汚れちゃってて 私は嫌になっちゃう 純潔を求めて いざ男の子へと 纏めて 決め付け 私気付かない どれも好きになれないの 誰も好きになれない訳じゃないのに どういう事なの 好きな人って 今まで会ってきた人の中で一番 マシな人? ラクな人? どの人なのかな by バイ 私 分かったよ 何度目かの 女の子に向かった時 好きな子見つけたの コレがコイでしょ? 一緒に居たいの 友達じゃダメ いっぱいいっぱい 触っていたいの だから また決めつけてたね この子が好きだなんて ちょっとぐらいで 確かに恋だったのかも知れないけれど 私はきっと あの子じゃダメ じゃあ私は男の子を好...
  • 涙の氾濫
    常に蓄えてきた 涙 タンクから溢れそうだった 涙 海ほど深く悲しい 涙 海の水より多い 涙 それを必死に 抑えた タンクを 少しずつ大きくした 上から 土を被せた 草木で 覆い隠した けれど 隠し切れなかった 多すぎて 隠し切れなかった 嗚呼 遂にタンクは崩壊 頬伝う川は 河となり 滝へと 姿をかえた すすり泣きは いつしか 悲痛の叫びへと 変わった 時は過ぎ いつしか 河は川となり 干からび消えて 悲痛の叫びは すすり泣きとなり 無音の空間へと なっていった
  • 夢幻花に宿る音
    とある病院の一室に響く、機械音の中に岡崎 織[オカザキ シキ]はいた。 回想~  織は生まれつき体が弱く、歩くことすらままならない少女だった。その代わり美的感覚、いや、内の世界というべきか……、それがとても豊かな少女でもあった。豊か過ぎて、周りが見えなくなることもしばしばあったが……。  それが織に災いをもたらした。織は庭の散歩中に、うっとりと鴬の鳴き声に聞惚れていた。そして見舞いに来ていた人とぶつかり、そのまま頭から地面へ(しかも運の悪いことに大石のところへ)。なんとも、どんくさい限りである。しかし彼女にはただ事じゃないのも事実である。 ~回想終了  そうして織は植物状態、つまり現実世界に出れなくなっていた。彼女は、彼女の世界に閉じ篭もるようになったのだ。彼女の両親は泣き崩れ、医師はただ苦い顔で一言、 「彼女は……、ずっとこのままでしょう、彼女自...
  • *1
    書:ルンシィ 【リレー概要】 なるべく、みんなでやろう。 一人3000字まで可とします。その場合、すぐに載せれるようにしてね。 前の人の文くらいは読んでね。矛盾させないでね。 「氷にも『結晶』が存在するように、水にも『結晶』が存在することは500年前から知られていた、というのは昨日習ったよな?なァ!?」 教授がコンコンと黒板をノックする。ドーム状に広がるこの空間はまるでギリシアの演劇会場を思わせ、その乾いた音が全体に強く響くように計算されていた。無論、生徒のざわめきはこの一喝で済む。飛んでいた紙飛行機は、燃えカスに散った。 「『科学』は、『サモン』を知る上で大事な学科だ。お前ら、全員単位落とされたいのか?アァ?そんな、何も考えないような知性の欠片も無いクズどもだから、サモンがクズなのだ!」 斜め上上段、教授の身体は実に小さく見える。その面は実に、赤猿臭...
  • セミと少女
    「昆虫博士」 それは昔の私のあだ名だ。 とても懐かしい。 もう、呼ばれる事は無いだろうそのあだ名。 ・・・一つ、そのあだ名が付いていた時の貴重な体験を話してみせよう。 むかし・・・いや、数年前、か? まぁ、それくらいの時に私はいつも通りに虫を取りに出掛けた。 じばらく歩いて、木々が見えてきたのでその一つの木を見たら――そこには、綺麗な羽を持つセミがいた。 見たことのないセミだったので、興味が出た。 虫の大好きだった私はすぐさまそれを追いかける。 「待って!待ってたら!」 私は走る、持っていた虫取り網を振り回す。 それから数分後 「あっ!」 セミが蜘蛛の巣に引っかって動けなくなった。 私はそれを見て咄嗟に、 「危ない!」 と感じ、蜘蛛が来ないうちに、蜘蛛の巣の近くにあった木でセミを逃がし、 「もう引っかかるなよ」 と、飛んでいくセミを見ながらそう言った。 私は、自分で言うのもなんだが珍しい事...
  • 御昼
    【妹の暗き心を浄化するのは兄の優しき愛情と絆】 エミールハミング自然公園。 妖精達の憩いの場でもあり、悲劇の舞台ともなった場所。 そんな、矛盾した公園。 もしかしたらあるいは、あの物語は此処から始まったと言っても正しくのかもしれない、が。 今は、そんなことが重要ではなく。 サイラー・リビーにとっての岐路が此処に存在していたということが、重要であって。 サイラー・エドワードにとっての日常が此処で滅却されたということが、重要であって。 実は、重要などという言葉はこの際関係ないのかもしれないということが、重要なのかもしれないが。 こんな戯言のような前置きは、これくらいで締めくくることにして――。 とにかく。 リビーはエミールハミング公園に在る二人がけの白いベンチに、孤独に一人で座っていたのだ。 ベンチから遠くとも近...
  • リムノール帝国地図
    【地図】 ①ラタノール地方(左部) 領主 コルノステ・ナッド・オルノディア公爵 州都 ジャコパール ②テル・ジ・リムノール地方(中部下段) 領主 リムノール帝国皇帝 州都 サレム・ノティス 備考 帝都 ③テスコノール地方(中部中段) 領主 アルマス・クォッド・ハルノーゼ公爵 州都 チャンスル ④ヤイマール地方(中部上段) 領主 クロウン・デーチル・ファン公爵 州都 クレイモン ⑤オリノール地方(右部上段) 領主 マキャベリアン・ガラディノール 州都 ジェンロン ⑥クリノール地方(右部下段) 領主 クォルステイン・クオンクハイル公爵 州都 トリエスト
  • 「――――」
    赤い剣が己の体から生えているのを見て―― 初めて、私は刺されたのだと理解した。 死ぬのは嫌だ、ということは万人が思うことだと思います。 私もまた、そう思う。 ならば何故、自分から盾になったのだと、問われたら、私は迷わずこう言うでしょう―― 「本当の騎士に成りたかったのだ」と。 貴方も――もしもティーがアブソーだったら、同じ事をしたでしょう。 アルター・チェイン。 口の悪い自信家。色恋には疎い。Mr.鈍感。剣術の腕はなかなか。自己主張しているかのような金髪。強い意志を秘めた碧眼。『変化』の力。騎士。 私の一番の親友。 チェイン。 お願いです。 せめて泣かないでください。耐えてください。 騎士は最後まで、戦う義務があります。 護る義務があります。 だから、だから―― そんな顔を、しないでください...
  • -リジェン-
    奇形児でも見るような、嫌悪と恐怖の光を宿した親の瞳。 珍しい動物でも見るような、畏怖と興味の光を宿した研究者たちの瞳。 奈落へと続くかのような底無しの暗闇からわき出てくる、吐き気のするような黒、黒、黒、黒、白… 『ッ!! 白…?』 夜の闇を飲み込んでいく日の光のように、その眩しいほど輝かしい白は、目を背けたくなるような混沌とした黒を塗りつぶしていく… 「……」 少年の目覚めは、数年ぶりに爽やかなものだった。 脳に雲でもかかったかのような、モヤモヤとした、寝てるのか起きているのかはっきりとしないような曖昧な起床ではなく、まるで、快晴の青空のような、高原の澄んだ空気のような、爽やかで、清々しい目覚めだった。 『…で、今回はどんな実験をすんだァ?』 少年は畏怖と興味で醜く化粧した研究者たちの顔を探し、拘束具で縛られた身体でまともに動かせる数少ない部位、色...
  • 白昼夢
    「あー、もー、『灼熱』全然うれねえし・・」 ダイゴは一人ぶつぶつ独り言を言って内臓から湧いてきた金を集めていました。 内臓からは真っ赤に汚れた野口さんが顔を出していました。 相手が強いというのも考えものでした。 「オオオオオオオ、オ父サン、コ、コレハ・・」 黒人は固定しきれない震え続ける唇で犬に話しかけました。まるで陸に上がった直後の魚のように恐怖に怯え必死にもがいているような顔つきでした。 「うむ・・民主党のマークだ!!!」 犬の発言を黒人は予測はしていました。しかし、黒人は、 「OH!メェェーーーーン!!」 と言い放ち、あぶくを吹き出し、右手を前髪に添えて、おまけに一回転までして、昏倒しました。 「うぃっしゅ!これで、最後っと!」 一通り回ってきたダイゴが犬たちのほうへ近づいてきました。 「息子さんどうしたんっすか?」 「おい!ダイゴ!これを見ろ!」 華やかにあぶくを出して倒れている黒...
  • 第一話
    バサバサバサ・・・・ 秀麗な少女の上に鞄の中の本が一気に落ちてきた。 銀の髪をした少女、サキア・アスティナ・シュ・アステカは目的地に着いた。 着いたのはいいのだが、そこはサキアにとって一生来るところではなかった。 教育都市サイアス。 一般の人々が勉学に勤しむ所だ。 ファミリーネームの後に付いた呼称がここに来るべきかを物語っている。 「(やれやれ・・・)」 ため息をつくと何事もなかったこのように身なりを直し、本を鞄に入れる。 こうして何事もなかったかのようにできるのも同じことが五、六回あったためだ 列車を降りると、列車は走り去ってしまった。 故郷の場所がここから遠く、話も突発的であったため、入学式ぎりぎりだ。 腕時計を見ると、時間がない。 「さて、行くか。」 サキアは自分の称号である大きい本を担いで、自分の荷物を持って校舎へ向かった。 ゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・゜・。・...
  • Re;Read;Reset
     色褪せた記憶。  既に顔もちゃんと捉えられていない記憶で、何時の話かも思い出す事も出来ず、何をしているのかすらも曖昧で、だけどそれは実際に私が体験したこと。  何度も読み返して手垢がこびり付いた手紙。  クレヨン描かれていた絵は擦れて何か分からず、私に宛てた文字も覚えたての様なひらがなで、返事を出すのも忘れていて、だけどそれは誰かが私に伝えたこと。  不意に取られた写真。  そこには驚いて転んだ私が写っていて、それは何処なのかも知らず、誰が撮影したのかすら分からず、だけどそれは過去の私の姿を捉えたこと。  三日しか続かなかった日記。  一頁びっしりと沢山書かれた文字が並んでいて、無理やりぴっぱりながら書いたかの様で、直ぐに飽きてしまって、だけどそれは確かに私が刻んだこと。  夏休みに出された白紙のままの課題。  ずっとしないまま放っておいて、最後に誰かに写させてもらおうと思って、だけどそ...
  • -アレックス-
    「アレックス、ご飯扉の前に置いとくわよ?」 心配するような、怯えるような、いや、その両方を含んだ女性の震えた声が扉の隙間をぬうように、薄暗い室内にひかえめに入り込む。 そして、その室内の唯一の住人に【アレックス=ライダー】はその声が不快でたまらないとでもいうように、怒鳴るように大声をあげた。 「Shall up!! わかったからさっさとどっか行けよ。 今禁書目録いいとこなんだよ!!」 雑多に積まれ、崩れ落ちた無数の漫画、僅かな明かりに照らされ、怪しく映し出された数々のフィギア、そしてそのゴミの山のような空間にドンと居座るテレビとパソコン。 この部屋はアレックスの城だった。 「So cute!! 打ち止め超かわいい」 そんな彼の城の中で、アレックスは脂ぎった頬の肉を揺らし、奇声に似た声をあげた。 だが、部屋の中を照らしているのは蛍光燈の僅かな光だけで、テ...
  • 殺人鬼の独り言★デオキシス♀の作品
    飽き性が病気的な人間による、いろんな小説。 飽き性だからいろいろ増える。そして消える。 それでも見たいって人は・・・・どうぞ? JIHAD ~始まりのoverture~ 天使と悪魔がこの世から離れてから、数千年。 神木イグドラシルに見守られる村で、緋色の髪の少年ファレンは生まれた。 素晴らしい運動神経の持ち主だが、臆病で人の顔色を覗ってばかりの普通の少年だったファレン・・・・。 神木イグドラシルの下で、ファレンは真実を告げられる。 「己の役目を果たせ。俺が手伝ってやる」 地獄の猟犬ギルティと目的不明の天使アスエイジに導かれ、時には悪魔達と共に戦い、時には天使と手を結びながらファレンは人と天使、悪魔がそう大差ない事を知っていく。 そして、再び聖戦が始まるのだ・・・・・。 悪魔や魔物、天使や神の世界を巡るファレンとその仲間の物語。 天界の悪、魔界の善を...
  • サークル作品
    ↑old  ↓new 現在99(98)作が保管されておりますよー( * 遠い思い出 ←こちらはハンゲブログ作品の中にあります。 殺人請負ネット 輪廻のミルクティー 涙の氾濫 僕 ぼく ボク 一言 歯車よ 廻れ 歪んだ童話 人形遊び Chocolate ComeBackMyChocolate new year…?? 救世主(はむ) 寄り道――(はむ) 切り離せない合わせ鏡 信(はむ) 兎の眼(はむ) 選択問題(はむ) 男女差別(はむ) 民謡(はむ) 溺死(はむ) 現実逃避(はむ) 『あ』から始まる、愛の歌 『い』から始まる、嫌なやり取り 闇(はむ) 儚き幻想の共有(はむ) 命のトレードができたらいいのに、な(はむ) マリオネット(はむ) 発条仕掛けの玩具(はむ) 青春?(はむ) 海と、僕と、鴎(はむ) 君に伝えたい、この詩を(はむ) 誕生石 金剛石(はむ) ピーターパン(はむ...
  • JIHAD
    天使と悪魔がこの世から離れてから、数千年。 神木イグドラシルに見守られる村で、緋色の髪の少年ファレンは生まれた。 素晴らしい運動神経の持ち主だが、臆病で人の顔色を覗ってばかりの普通の少年だったファレンだが・・・・。 神木イグドラシルの下で、ファレンは真実を告げられる。 「己の役目を果たせ。俺の手伝ってやる」 地獄の猟犬ギルティに導かれ、時には悪魔達と共に戦い、時には天使と手を結びながらファレンは人と天使、悪魔がそう大差ない事を知っていく。 そして、再び聖戦が始まるのだ・・・・・。 悪魔や魔物、天使や神の世界を巡るファレンとその仲間の物語。 天界の悪、魔界の善を見つめるファレンは何を思うのか・・・・ ~登場人物~ ファレン イグドラシルに見守られる村に住む、普通の少年。 臆病で人の顔色を覗ってばかりだが、稀に素晴らしい運動神経...
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