勇太君は、ベレー帽をかぶっている以外は、シンプルないかにもユニク○で売っているような感じのキャラなりだった。
あたしがそんな勇太君の姿をじっと見てるのに気付いたのか、勇太君は顔を赤くして言った。
「な……何だよ。そ、それより×たま狩りだぞ!!」
「え?あ、うん……。」
何ぼーっとしてんだろ。しっかりしなきゃ!!
『カラフルキャンバス!!』
あたしは虹色の絵の具がついた筆を振り回す。
×たまは、それに戸惑う様子だった。しかし、すぐに×たまは、攻撃してきた。
『ムーリムーリムーリ!!』
×たまは、黒い霧のようなものを、あたしめがけて飛ばしてきた。
あ……あぶないっ!!
その時だった。
黒いものがあたしに当たる寸前に、勇太君が、×たまの攻撃を跳ね返したのだ。
「あ、ありがと……。」
「別に。しっかりしなよ。」
「へ?あ、うん……。」
やっぱり……。
この子は、昔のあたしに、似ている。
この子も、外キャラが独り歩きしているのだろうか……??
最終更新:2009年10月27日 08:51