13.NPC紹介
ここでは、「狂気乱舞」においてシュワがSDをしている御門市という舞台に登場するNPCを紹介します。
三大勢力に所属しない者達
村田 兼正
普段は御門市の警察署に勤務する刑事ですが裏の世界では、人に害をなす人外を狩ることで有名な剣客です。
彼はもともと普通の警察官でしたが、夜の御門市が物騒になってきたので非番の日でも警察の有志一同と見回りを行う様になりました。そして、ある日の夜、見回り中に人外同士の争いに巻き込まれ同僚を失った事をきっかけに裏の世界へと足を踏み入れるようになりました。
現在は、どの勢力にも所属せず、(後述の)「相馬五月」と共に夜の世界の番人として一般人を守るために活動をしています。
セッションでは、民間人に危害を加えようとしない限りはPC達に有効的に接してくれるでしょう。
(根源力:8,000相当)
「俺は警官だ。それは職業ではなく俺の選んだ生き方なのだ。」
「・・・スマン。君達を巻き込んで本当に申し訳ないと思っている・・・。」
鎌田 一
ビル風が吹く御門市中央部に根城をもつカマイタチの人外です。
趣味は夜の街の散歩。目標はバイクで400Km/hを出す事。
バイクショップのバイトで生計を立てながらバイクの改造に勤しんでいます。
普段はノンビリとした雰囲気ですが、一度彼の逆鱗に触れると凶暴化し周囲を破壊しつくします。
(根源力:10,000相当)
「お客さん、オイルが汚れてますよ。もうちょっとこまめに換えたほうがいいッスよ」
「オ・レ・は!カマタハジメだ!カマタイチじゃねーーー!!!!!!」
相馬 五月
外見は長い黒髪をポニーテールに纏めた十代後半の美少女です。
しかし、彼女がこの街にに逗留する理由は日本国の非公開組織「神霊庁」により、御門市の監視を依頼されたからでした。
とある神の分御霊である彼女は日本でも有数の実力をもつ存在であり、御門市の三大勢力はいずれも彼女との敵対を避けています。
性格は真面目で直情傾向にありますがそれは戦いに関してのみであり、日常生活においては意外に温和なところを見ることができるかもしれません。
現在では、とある事件にて最大の見せ場をPCに奪われたことにより落ち込んでいますが、彼女にはこれくらいの方がいいかもしれません。
(根源力:30,000相当)
「ええい!放せ!いまヤツらをやらずして何時やると言うのだ!」
「急げ!もたもたしている暇はないぞ!」
「~~♪」(お弁当を作りながら鼻歌を歌っている)
アーシャ
相馬五月の友人にして、「神霊庁」の職員です。そして、ドリルは彼女のポリシー。
と、ある事件により御門市に滞在することになり、現在は五月や村田と共に御門市の平和を守るべく日夜励んでいます。
別名「五月の安全装置」
(根源力:18,000相当)
白騎士
と、ある事件以来、御門市の平和を守るべく活躍を始めた騎士。
白い甲冑を身にまとい、黒い槍で人に仇なす人外を駆逐する御門市の守護者、その正体は誰も知らない。
相沢兄弟
最近になり、御門市へと勢力を伸ばし始めた組織(詳細は不明)の長達です。
正体は古代中国の神話に姿を表す九頭の毒柳です。基本的に三大勢力に所属していないものには友好的に接し、にこやかな笑顔と口ぶりにより、温和な印象を受けますが、彼により命を失ったものは多数に及びます。
過去に起きた”御門市大災害”の事件にも関わっていましたが、現在はその事件も解決し、日々悪事に勤しんでいます。
(根源力:UNKOWN)
柳太郎:セッションにより死亡
柳二郎:「とりあえず、民間用の炊き出しで食費を浮かそうと思うんだ」
柳八郎:「くくく、全て喰らい尽くしてくれるわ!」
柳九郎:「(ツッコミ不在って怖いなぁ)」
その他:「(出番が無い・・・)」
ミイラさん
画像とキャラクターは、全く関係ありません。
御門市の中心部に喫茶店を構える謎の男性です。
彼は全身を包帯で覆い、その下の姿を見たものはいません。唯一包帯の合間から見えるのは赤い右目だけです。
彼は姿に似合わず気さくな態度で人に接するので多くの人が癒される事でしょう。
(根源力:UNKOWN)
神門 銀
”御門市大災害”以来、御門市の平穏を守っていた少女です。
現在は、役割を終えて故郷で安息の日々を送っています。
彼女が再び御門市に戻ることはあるのでしょうか?
(根源力:UNKOWN)
「そこまでです!」
「まさか、またこうしてここに戻れる日が来るなんて思いませんでした。少しの間だけでも休息をとってもバチはあたりませんよね?」
美咲 真央
伝奇A-DICの母と言える存在、彼女無くして伝奇A-DIC世界の狂気は語れない。
普段は、御門市から離れた狭間市という場所でアパート兼下宿屋を営んでいますが、時折、”魔の巣”に現れる事もあります。
(根源力:UNKOWN)
「あらあらあら、そんなに慌てなくてもご飯は逃げませんよ」
「ミイラさん。ちょっと火の通し方が甘いわ。もっと食べる人の事を考えないとダメよ」
黒い日傘の少女
貴方達の隣に最も長くいる少女。詳細不明。
(根源力:UNKOWN)
「貴方がここへ来るのは少し早いはずなんですが・・・」
「私はどこにも行きません。ずっと皆さんの傍にいますよ。」
”深淵”に所属する者たち
深田 凶司
御門市の三代組織のうちの一つ「深淵」の長であり、魚類を思わせる姿をもつ人外です。
数年前に不滅の伝説を持つ女羅刹を滅ぼしきった事で裏の世界で知名度を広げました。
(その代償として右腕の肘から先と右目を失い、顔の右半分にも火傷を負いました。)
その事件の後、御門市に拠点を構えた彼は急激に勢力を伸ばして御門市の表裏両面に影響力を得ることなります。
従うものには寛容に、敵対者には残虐に振舞う彼により(一応)人外の勢力は纏め上げられましたが、何の理由で彼が御門市に来て拠点を構えたかは不明です。
唯一分かっていることは深淵の幹部達が「ワイルドハント」を理由に彼に従ったという事だけでした。
(根源力:30,000相当)
「オレ様は王様になる!みんな(人外)の野望(ゆめ)が叶えられる国を作る王様になる!」
「オラオラオラオラー!もうお仕舞いかよ?人に喧嘩売っておいてザマァねえなぁ?」
イータ
常に深田の傍に佇む、金の髪に菫色の目、そして陶磁器のような白い肌と西洋人形のような印象を受ける少女です。
薄い色のドレスを好んで纏うその姿は、裏組織の人間とは到底思えませんが、深淵が一大勢力となった背景には彼女の功績が非常に大きなものだったと噂されています。
また、深淵の事務関係を取り仕切る彼女は、組織内外問わず、御門市においては非常に大きな発言力をもちます。
(根源力:UNKOWN)
「ふふふ・・・さぁ、踊りなさい、私の手の平の上で」
「お婆様を侮辱する者を、私は絶対に許さない」
ヒカゲ
深淵に属する「黄昏の民」という吸血鬼の一族の長です。
深淵に属する理由は単に深田の行おうとする「ワイルドハント」が自分にとっても都合がよいからであり、忠誠や尊敬などの念は全くありません。
外見は12~3歳の少年の姿で食事的な嗜好も性的嗜好も30~40代男性という変わり者です
(根源力:18,000相当)
「下衆でも力があれば何をしても許される。それがこの世界の絶対のルールなのさ」
「どうだい?これから僕と一緒にお風呂でも入らないかい?」
ベアトリクス
深淵に属する魔女です。魔女とは魔術師が堕落した存在を指します。
深淵に属する理由は単に深田の行おうとする「ワイルドハント」が自分にとっても都合がよいからであり、忠誠や尊敬などの念は全くありません。
常に時代がかったドレスを身にまとい、他人を不幸に陥れて嘲笑います。
(根源力:17,000相当)
「ヒャハハハハ!最高だなぁ、他人の惨めで滑稽な姿を見ながら飲む酒はァ!」
「儂とて元人間。物思いにふけることとてあるわ・・・」
初音 加奈子
漆黒のセーラー服を纏った深淵に属する蜘蛛の人外です。
深淵に属する理由は単に深田の行おうとする「ワイルドハント」が自分にとっても都合がよいからであり、忠誠や尊敬などの念は全くありません。(むしろ自分以外の人外を毛嫌いしています。)
とある学園を根城(ナワバリ)にして、積極的に外へ出ようとしません。
(根源力:16,000相当)
「もう時間が遅いわ、今日の会合はこれまでにしましょう?」
「私はもう一度・・・ただ、もう一度でいいから姉さまに逢いたいだけなの・・・」
雪華
最近になって東北の山奥から御門市に転居してきた雪女です。
性格は明るく、物怖じをしない性格で子供に好かれたりしますが天性のトラブルメーカーであるために行く先々で問題を起こします。
潜在能力的には深淵でも最高クラスですが、その性格と能力が制御不能な点から幹部には加えられていません。
深淵の幹部も雪華の事は疫病神として関わることは全力で避けていますが、トラブル自体は致命的なものにならないのが救いです。
普段から着物を愛用していますが、華道やお茶の講師などをして生計を立てていますので奇異に見られることは特にありません。
(根源力:8,000相当)
「はいはいは~い♪私にどーんと任せちゃって下さい♪」
「あいたーーー!!い、痛いじゃないですか!なんですぐぶつんですか!?><」
天田 六
御門市大防空壕の深淵の領土にある地下街の警備隊長の犬妖です。
(余談ですが、地下防空壕内深淵領域のインフラ整備も担当しています。)
深田に従う理由は、深田が地下街を設けた事により、人間に化けられなかったり陽光の下に出ることが出来ない人外が住む場所が得られたからです。
深淵の中では一応幹部として扱われますが他に比べて力が劣る彼が幹部扱いなのは、唯一深田に恩義を感じている人物だからに他なりません。
(根源力:8,000相当)
「旦那ぁ・・・次は街頭テレビとか設置しません?」
「あの人は自分に従うものには寛容だが、敵対すると・・・・・・怖いぜ・・・」
”魔術師連盟”に所属する者たち
ガーレン・ヌーレンブルク
偉大な魔女を大伯母に持つ魔術師であり、彼女はその大伯母の名と力を継いだ魔術師連盟の元老院議員の資格を持つ、連盟内でも有数の魔術師です。
また、同時に御門市の魔術師連盟の支部長を兼ねており、彼女の手腕と実力により連盟は組織としての人員は最小ながら、勢力的には強固な地盤を持ちます。
彼女が御門市に来たのは目的があるからであり、その目的を果たし次第、支部は恋に明け渡して旅に出るつもりでいますが、それには恋の実力がまだ不足しているとも判断しているので、日頃から恋へは無茶な修行を課しています。
現在は、近衛幻蔵の帰還により実力を増してきている恋にいつ支部長の座を明け渡すか考えています。
(根源力30,000相当)
「さァ・・・楽しい狩りの時間だ・・・総員魔法戦用意!」
「私の酒を飲んだのか・・・そうか・・・で、遺言は決まったか?」
近衛 恋
本来、御門市の地脈を管理する魔術師の家系の現在の当主であり、天性の魔術の才能を持ちます。。
彼女の祖父は御門市地下の最深部にたどり着いた唯一の者として噂されておりましたが、ある日に最深部に行ったまま戻っては来ませんでした。
通常であれば彼女の父に御門市の管理は引き継がれるはずでしたが、彼女の父は魔術師としての適性をもたなかった為に魔術師連盟はそれを口実に御門市の管理権限を一時預かりとして接収をしました。
先年、彼女の父が亡くなり彼女が正式な当主となりましたが魔術師連盟は管理権の引渡し引き伸ばしているのが現状です。
余談ですが、彼女の父は魔術師ではなく異能者の特性をもっており、彼女の妹である椛(もみじ)は異能の血を色濃く引き継いでいます。
現在は、彼女の祖父が関わった事件も解決し、帰還した祖父により近衛家を継ぐべく厳しい修行の最中です。
(根源力12,000相当)
「あらー、大丈夫?あんた達大変な目にあったみたいねー」
「うーん、じゃあこうしましょう。これは取引よ!取引!」
近衛 煉
人類の守り”至高の刃”。詳細不明。
近衛 椛
近衛恋の妹であり、御門市の謎の中枢に位置する少女です。
現在は、祖父である幻蔵の元でスクスクと成長中です。
(根源力UNKOWN)
「・・・あそぼ?」
「あなたのおなまえはなんていうんですか?」
近衛 幻蔵
近衛恋の祖父であり、唯一、御門大防空壕の深層にたどり着いた人物とされています。
とある事件により深層から戻れなくなっていましたが、その事件も解決し現在は孫の椛と共に平穏に暮らしています。
深層について最も詳しい人物とされていますが、彼はそのことに関しては何も語りません。
また、本来は御門市の魔術師連盟の支部長である人物ですが、長年の不在を理由に隠居として相談役に収まっています。
(根源力UNKOWN)
「よっ!兄ちゃん最近大活躍みたいだねー、おじさん応援しちゃうよ!」
「はぁ~あ、ったく。恋のヤツ、最近、婆さんそっくりになってきやがったぜぇ」
ハーケンメイヤー
世界的宗教組織の神罰執行機関の一員である代行者であった者の一人です。
性格が猪突猛進かつ傍迷惑な行動をとる為についには見捨てられ、組織的には死亡扱いとなりました。
しかし、彼女の剣の腕だけは一級品であり、それを惜しんだ近衛恋により引き取られることとなります。
(根源力8,000相当)
「これからはお嬢様(恋)に忠誠を誓うであります!」
「神の愛は教会にいなくても広げられるであります!」
フェリス
連盟の事務仕事を取り仕切る少女です。
猫のような姿や仕草をしますが性格も猫、自分が用がある時は甘えてきますがそうでない時はそっけない態度しか取りません。
連盟に所属する者達の間では、ガーレンとは別の意味で恐怖の対象になっています。
(根源力8,000相当)
「ぐぉうらー!この書類日付が間違ってるニャ!何度いえば分かるんだ!このスットコドッコイ!」
「領収書はもっと早く出さんかい!もう今月は締めちまうぞ!」
グレイ
常に1.5m程の手槍を手放さないゲルマン風の男性です。
魔術師連盟の御門支部へはガーレンの招聘により配属になりました。
彼自身は魔術師ではありませんが、彼の持つ宝重は貴重なものであり、その確保のために連盟は彼を所属員としています。
もっとも、彼は釣りが好きで暇があれば近くの河や湖へ足を運んで魚を釣っており、そのような環境には特に問題にしておりません。
しかし、近接戦闘能力に欠ける連盟にとっては貴重な戦力であり、日常的な問題処理などに頻繁に駆りだされることが不平屋である彼の唯一の不満です。
(根源力12,000相当)
「へい~へいっと・・・ったく人遣いの荒いこって・・・」
「ああぁ~・・・ずっと釣りをして暮らしたい・・・」
”七星工業”に所属する者たち
”大佐”
御門市の七星工業支社において裏世界の実行部隊の全権を握る老人です。
しかし、彼はそれのみならず表の分野にも権力の手を伸ばし、実質的に七星工業御門支社を牛耳るようになりました。
彼の前歴は全て不明ですが、周囲からは”大佐”と呼ばれいることから軍隊の指揮経験があると思われます。
(根源力30,000相当)
「さぁ、諸君・・・楽しい楽しい戦争をしようじゃないか・・・」
「儂は人間だよ・・・ああ、これ以上にないくらいに人間だとも・・・」
黒原 まき
”大佐”が養子として引き取り、後継者として育てている少女です。
普段は温和な性格をしており、”大佐”の身の回りの世話をしていますが、魔道書”アルハザード”の能力を使用すると抑圧された人格が表に出てきます。
彼女は過去に陰惨な経験をしており、それ以来、潜在的には人間を殺すことに悦楽を覚えているのです。
”大佐”が彼女を後継者として育てるのは、彼女は集団を率いて他の集団を制することが最も効率的な殺人手段として内在的に認識しており、そのことに関して異様な学習能力を示したという理由があります。
果たして、彼女が本当に救われる日は来るのでしょうか?
(根源力UNKOWN)
「お爺ちゃん!その本はこの間、買ったでしょ!」
「今日の御夕飯は山菜のおひたしでいいかしら?」
目加島 礼子
七星工業御門支社において、人外に関するあらゆる研究で首座につく女性です。
元は狭間市という場所にある人外を元にした薬剤研究・人体改造を行っていたという企業に居たという噂もありますが、公式記録にはその様な事柄は記載されておりません。
人外の研究を重ねるうちに性格は破綻しており、特に倫理についてはもはや人のそれではなく、本人も自分への実験を重ねるうちに「気がついたら」人外になっておりました。
彼女の不死性は自分の記憶を電子情報に変換することで、無限のバックアップを取ろうとしてるうちに意識までもが電子情報へと変換されてしまったのです。
しかし、彼女はその事に対して何の感慨もなく「便利になった」程度しか思っていません。
果たして、そんな彼女は御門市にどの様な事件を起こすのでしょうか・・・?
(根源力18,000相当)
「あらぁ?もうお仕舞い?残念だわぁ・・・」
「さぁ、私の可愛い作品たちのお披露目を開始しましょう」
室田 アブリエル
七星工業の御門市における裏事専門の交渉人です。
彼自身の思想としては我々の世界からの人外の完全排斥を理想としていますが、自分の世代では不可能だと判断しており、なるべく暴力を伴わない手段での問題解決を目指しています。
彼の人外嫌いは徹底したものであり、人間の手によって創造された人外以外には嫌悪の感情を隠そうとしません。
しかし、人間に対しては友好的であり、交渉次第では親身になって相談に乗ってくれるでしょう。
(根源力8,000相当)
「やっぱりイヤですねぇ・・・人外は。野蛮で汚らしくて・・・。」
「大体我々は弱い生き物なんだからサ、強い牙を持つヤツはちゃんと閉じ込めておくか、繋いでおくかしないと危ないでしょう?」
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最終更新:2012年06月02日 17:11