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かれんちゃんの開発(イベント)


karenn01.JPG

要点


L:かれんちゃんの開発 = {
 t:名称 = かれんちゃんの開発(イベント)
 t:要点 = {かれんちゃんはコパイ専用ガイノイドであり、人口不足に悩む土場藩国においてこれを解決する為に運用された。}
 t:周辺環境 = 宇宙船の中



開発経緯


 汎用人型決戦兵器「かれんちゃん」。
 その誕生は土場藩国に存在する施設、フジオカに端を発する。

 T15終了当時の土場藩国は国家予算(アイドレス枠)の多くを国力充実に配分し、新たな技術発展には注げない状況であった。
 これはジェントルラット藩国との合併により国家構造を大幅に改編する必要があったために仕方ない事ではあったが、一部の技術開発者達にとっては不満が残るものであった。

 そして彼ら技術者達が頼ったのが土場藩国でも政府の要人とされているが、政務に多く関わることなく、独自の技術体系を築き続けているシュワという人物であった。
 シュワは古くから土場藩国にてI=D開発を行い、その技術力を評価されて宰相府でも技術開発を行うという経歴を持ち、彼ら技術者達にとっては第7世界人の中でも最も話が通じ易いと思われていた。

 フジオカ工場からシュワにもたらされた話は、新型航空機の開発と制御コンピューターの新規開発であった。
 当時、シュワは(宰相府藩国における灼天の後継となる)新型の可変機の開発を進めており、航空機に関する技術には造詣も深く、これらの開発に積極的にKBN藩王に働きかける事になったのである。
 この結果、航空機のみならず汎用的な機動兵器のコパイロットとしての運用を基本仕様とする有機人型インターフェイスとしての開発に許可が降りたのであった。
 また、これは今後予想される大規模な機動兵器の運用の際に人員の不足を補う為だとも噂されている。


 そして、遂に念願の予算枠(アイドレス枠)を獲得した技術者達はフジオカという施設とシュワ開発工廠との提携により、”汎用人型決戦兵器”として銘を打たれた人造人間”かれんちゃん”の開発が行われる事になったのである。



基本運用


 かれんちゃんの開発が進むにつれて、性能以外の事柄が問題視される事になった。
 技術者達の性として、性能に無関係なところまで細密に人型に作り込むという姿勢である。
 また、高度なAI技術発達による、かれんちゃんの個性(パーソナリティ)の獲得であった。

 つまり、余りにも人間に酷似した事による社会問題の発生の危惧である。
 しかも、基本仕様としてかれんちゃんは名前の通りに女性形という外見のために社会風紀の問題も指摘されたのである。
 最も、製造や維持に関するコストが莫大になる為に大量の配備は事実上不可能であり、技術の秘匿の為に土場藩国の国家管理とする事で問題の多くは解決の目処は立った。
 これらの問題に対しては法整備が新たに行われる事になり、通称”かれんちゃん法”と呼ばれる事になる。

○かれんちゃん法
  • 人権、その他扱いに関しては犬士と同様とする。
  • かれんちゃんに対する命令権は土場藩国及び、藩王の委託を受けた人物のみとする。
  • かれんちゃんは命令権保持者の命令下以外では戦闘行為を禁じる。
  • 新たなかれんちゃんタイプのガイノイドの製造権は土場藩国が保有する。
  • 新たなかれんちゃん、及びガイノイドの製造及び開発は土場藩王の許可制とする。
  • かれんちゃんは公衆の前に出る際は専用のパイロットスーツの着用を義務とする。
(かれんちゃん法より一部抜粋)



最終運用評価試験



「第11ウインドウ スタンドバイ」
「第12ウインドウ スタンドバイ」
「第14ウインドウ スタンドバイ」
「第15ウインドウ スタンドバイ」
「遅れました。第13ウインドウ スタンドバイ」

「全ウインドウ、 スタンドバイ」

「注意してください。ブースト開始から重力圏突破まで180秒しかありません。」
「何を注意するんだ。僕はシートで固定されている事しかできないんだぞ。」
「では、舌を噛まない様に歯を食いしばっててください。シオネ・アラダのご加護を」


 かれんちゃんの最終運用試験はかれんちゃんと同時に開発が行われた宇宙船「MIEDEA」(シュワ氏によれば冒険艦だそうである)と同時に行われた。

 最終評価試験の内容はMEIDEAを静止衛星軌道上まで単独で上昇し、48時間の航行訓練の後に再突入し、重力圏内に戻ってくる事である。
 試験としては簡易な部類に入るが新型の宇宙船とコパイロットの運用を同時に、しかも機動兵器の国家的規模の運用を行わなくなって久しく、出番の無かったパイロット達の訓練も兼ねるとなれ妥当な選択だろう。
 そして、運用試験の最大の難関である重力圏の突破は無事達成され、MEIDEA内の搭乗員は衛星軌道上での静止後、必要人数を残して待機に入ったのである。

 「やれやれ・・・これで大方の問題はクリアできたな」
 ”宇宙船の中”で久しぶりの無重力状態を楽しみながら各種計測データに目を通しながらシュワが独り言を呟いているとかれんちゃんのうちの一人がシュワに寄って来た。
 「所長、こちらに来ませんか?パイロットの方々と一緒に食事をすることになったんです。」
 「ああ、いま行くよ。」シュワが(「やはり呼び方は『お父様』にさせるべきだったか」)などと埒も無い事を考えながら返事をすると、かれんちゃんは微笑んだ。
 「私達は貴方方に感謝をしています。翼を与えてくれた事、権利を守ろうとしてくれていること、そして生を与えてくれたことを。だから、そんな難しい顔をしていないで、今は最大の難関をクリアした事を喜んで下さい。」
 「そうだね・・・あ、そうだ。ここをクリアしたら君達に言おうと思ってたことがあるんだ。ちょっと早いかもしれないけど。」
 「へ?・・・なんですか?」
 「ハッピーバースデイ。かれんちゃん」

○MEIDEA
 MEIDEAとはかれんちゃんと同時に開発された宇宙船である。
 本来、土場藩国で許可された開発はかれんちゃんのみであったが、I=D技術界の暴走機関車ことシュワ氏により自分の工廠で勝手・・・いや、私的に開発が行われたのであった。
 「やっぱり、かれんちゃんと来たらMEIDEAは欠かせないだろう」とはシュワ氏の談。
 当初、フジオカでは航空機として設計が行われていたものの、シュワ氏の介入により大型化が進み、ついには航空機の範疇からはみ出してしまった。これはシュワ氏を頼って開発を行おうとした者達にも予想外であったが、シュワ開発工廠のスタッフ達は「あー、やっぱり・・・」としか言わなかったのは最早、諦めの境地と言わざるをえないだろう。
 シュワ氏によれば「フジオカの人たちは月まで行く事を開発目標にしていたが、私は火星まで行く事を考えて開発した」との事。火星とシュワ氏との関わりはあまり知られてはいないが、彼のこだわりがこの大型化の原因だと考えられる。
 使用技術については多くが機密指定され、またコスト面から量産は不可能とされているが、土場藩国の運用面から考えれば、1機で十分であるから問題視はされていない。
 また、その機密指定された事を理由に”冒険艦”MEIDEAとも一部では呼ばれているのである。


かれんちゃん00




概要


 土場藩国政府広報では、汎用人型決戦兵器のうちの一体。
宰相府藩国情報部によれば、
「ただの天然ボケ少女」
涼州藩国秘密部隊によれば、
「カワイイが、ただの天然ボケ少女」
共和国大統領府機密諜報部によれば、
「調査必要なし。ただの天然ボケ少女。」
 と、力一杯実力を否定されている人の良い人造人間である。

ラブ・かれん


 土場藩国で開発されたかれんちゃんタイプのガイノイド全ての元になったと噂される個体。
 噂の原因は髪の長さである。
 先行量産型であるかれんちゃん達は生体組織の発毛速度がほぼ一定であり、ロールアウト時の彼女達の髪の長さは肩にかかる程度までしかない。
しかし、この個体だけは腰まで伸びた髪を後ろで”おだんご”にしてまとめているのである。
 この事から、この個体は通常のかれんちゃんよりも早くに完成されたと推測されるのである。

 また、この個体が特別視される理由は他にもある。
 この個体のみは量産型かれんちゃんの開発完了直後にシュワ開発工廠へと引き取られた事が理由である。
 シュワ開発工廠と言えばシュワ氏により”特別な技術”が研究されていると噂されている機関であり、その多くの技術が機密指定されて公にはされていない。
 一部の噂によれば”ラブ”と呼ばれるモノがこの個体にのみ搭載されているとの事だが、信頼性のおける情報は現在また、のところ一切公開されていないのである。
 上記の事柄と、この素体が”0号機”である事から、ラブ=0、と重ねて”かれんちゃん00”と開発者達の間では呼称されているとの噂もある。


ページ作成:シュワ
立体構造物作成:シュワ
写真撮影(編集):シュワ
文章作成:シュワ
提出ページ単独作成許可:リンク先はこちら

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最終更新:2010年06月08日 23:14
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