5.絶技について


 伝奇A-DICにおける絶技とは特定の条件を満たすことで習得できる必殺技の様なものです。
 習得や使用が可能な状況には厳しい制限が加わりますが、不利な状況をひっくり返すだけの効果をもっており、プレイヤーの切り札になります。
 しかし、効果が大きいだけに絶技使用が出来るのはSDの許可がない限りは1セッションにつき1人1回のみとします。
 (ただし、1つのM*に複数のPCが同時に絶技を使用することは可能です。)

休戦協定

対象 全体
使用タイミング 戦闘時
効果 日常的な雰囲気を取り戻す事により戦闘M*を回避できるようになります。
ただし、M*達成による成功要素の成長は発生せず、使用後の展開はSD裁量により決定されます。
習得条件 家事LvEx
以上のスキルの習得
運命点コスト

銀の剣(人間用)

対象 自分
使用タイミング 戦闘時
効果 敵への攻撃時に自分の提出した成功要素の合計を2倍にできます。
また、この絶技によって倒された対象は死なずに行動不能になる。
この効果は不死性をもつ人外にも適用され、封印されるなどの効果を持ちます。
習得条件 戦闘技術Lv2、身体強化Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

黄金の翼

対象 全体
使用タイミング 自由
効果 判定のために提出した成功要素の停止が発生しなくなります。
習得条件 守護Lv1、照明Lv1、幻惑Lv1、穏行Lv1、強化Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

絢爛舞踏

対象 全体
使用タイミング 戦闘
効果 敵への攻撃時に全PCが提出した成功要素の合計を2倍にできる様になります。
習得条件 戦闘技術Lv3、身体強化Lv2、サバイバル技術Lv2
以上のスキルの習得
運命点コスト

絶対障壁

対象 全体
使用タイミング 戦闘
効果 防御判定時に全PCが提出した成功要素の合計を2倍にできる。
習得条件 照明Lv2、守護Lv2、強化Lv2、浄眼(魔眼)Lv1もしくは感知Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

真名の開放

対象 自分
使用タイミング 自由
効果 自分のサポーターや宝重を使用した判定時に自分の提出した成功要素の合計を5倍にできる。
習得条件 読心伝心Lv1、強化Lv2、戦闘技術Lv2
以上のスキルの習得
キャラクタータイプが「宝重使い」か「式使い」である事。
サポーターや宝重はPC作成時に得たものにのみ適用できる。
運命点コスト

神の視点

対象 自分
使用タイミング 自由
効果 知識や情報収集に関する判定時に自分の提出した成功要素の合計を3倍にできる。
また、副次効果としてPCが通常では知りえない情報を得ることができる。(SD裁量による)
習得条件 千里眼Lv1、浄眼(魔眼)Lv1、探偵Lv1、博学Lv1、オカルト知識Lv1
以上のうちから3つ以上のスキル習得
追加設定「小規模集団」、「資産(1)」もしくは「ナワバリ(1)」
のうちいずれかを取得
運命点コスト

魔弾の射手

対象
使用タイミング 戦闘
効果 敵への攻撃時に自分の提出した成功要素の合計を2倍にできる。
また、この絶技によって倒された対象は絶対に死にます。
この効果は不死性をもつ人外にも適用され、完全に滅ぼすなどの効果を持ちます。
習得条件 魔弾Lv3
以上のスキルの習得
運命点コスト

精霊の歌

対象 全体
使用タイミング 自由
効果 万物の精霊の助力を得ることで判定時にダイスロールをやり直す権利を得る。
習得条件 読心伝心Lv2、守護Lv2、
以上のスキルの習得
追加設定「美貌」の取得
運命点コスト

献身

対象 一人
使用タイミング ダメージ決定後
効果 被害判定時に他のPCが負うべき被害を使用者が肩代わりします。
ダメージをどの程度肩代わりするかは、使用者の任意により決定できます。
習得条件 なし
運命点コスト

闇の顕現(人外用)

対象 自分
使用タイミング 戦闘・他
効果 その種の本来の姿を一時的に取り戻す事により、戦闘などに関する判定時に自分の提出した成功要素の合計を2倍にできます。
習得条件 変化Lv2、不死性Lv2
以上のスキルの習得
運命点コスト

全方位攻撃(人外用)

対象
使用タイミング 戦闘
効果 戦闘時に敵の方が数が多いときに攻撃判定に自分の提出した成功要素の合計を3倍にできます。
ただし、味方よりも敵の数が少ないときは2倍になります。
習得条件 変化Lv2、魔弾Lv2、戦闘技術Lv1、幻惑Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

神速(人間用)

対象 自分
使用タイミング 自由
効果 超高速で動く事により戦闘や運動に関する判定時に自分の提出した成功要素の合計を3倍にできる。
習得条件 覚醒Lv2、身体強化Lv2、戦闘技術Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

意志の奇跡(人間用)

対象 自分
使用タイミング 判定結果発表後
効果 人間の持つ強い意志やそれによる奇跡的な結果を具現化した絶技です。
それにより、判定結果を1ランク上昇させることができます。
習得条件 覚醒Lv2 or 反魔力の毒Lv2、身体強化Lv2、サバイバル技術Lv2 or 家事Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

○○の魔眼

対象 視界内
使用タイミング 自由
効果 下記の中から選択して一つの効果を持つ魔眼を習得できます。
習得条件 浄眼(魔眼)Lv2、幻惑Lv1(もしくは読心伝心Lv1)、強化Lv1
以上のスキルの習得
・魅了の魔眼 使用対象に対して自分の最大成功要素値の100%を難易度とする”魅了”を行う事ができます。
これにより魅了された者は使用者の命令を1つだけ適えない限り効果からは開放されません。
・石化の魔眼(人外用) 使用対象に対して自分の最大成功要素値の50%を難易度とする”石化”を行う事ができます。
これにより魅了された者は使用者が解除するか守護で難易度以上の解呪を受けるまで石になったままとして扱います。
・過去視の魔眼(人間用) 人や物品などの過去を覗く事ができ、自動成功します。
いわゆるサイコメトリーの能力ですが、見えるものはSD裁量によります。
・邪視の魔眼 対象に”呪い”をかける事が出来るようになります。
呪いの効果は術者の最大成功要素値の50%が判定の際に常にペナルティとしてマイナスされます。
・幻惑の魔眼 使用対象に対して自分の最大成功要素値の100%を難易度とする”幻惑”を行う事ができます。
これにより幻惑された者は使用者が設定した事を1つ事実として認識します。
戦闘においてPCが幻惑された場合は、提出成功要素がマイナス修正になります。(SD裁量による)
運命点コスト

手をとりあって

対象 全体
使用タイミング 自由
効果 PCが一致団結して行動する事により効果的に行動することが出来ます。
それにより判定時に抽出された成功要素のパワー値を(1+PC数×0.25+サポーター数×0.02)倍する事ができます。
習得条件 博識Lv1、身体強化Lv1、戦闘技術Lv1、家事Lv1
守護Lv1、強化Lv1、千里眼Lv1 or 覚醒Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

巨匠の指先

対象 自分
使用タイミング 技術を使用する行動時
効果 熟練した技術を持つものが発揮する奇跡的な腕前により
判定時に抽出された成功要素のパワー値を3倍します。
また、PCの設定によっては(SD裁量により)魔術的な道具などを創造する事ができます。
習得条件 博識Lv2、オカルト知識Lv1、身体強化Lv1、強化Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

封絶陣

対象 使用者の半径500m
使用タイミング 任意
効果 世界を”騙す”結界を張ることによりこの絶技の影響範囲内の超常現象的な出来事を一般人には認識できなくします。
また、影響範囲内の対象には術者の任意により(複数対象可)下記の効果を選択して与えられます。
1 対象の「魔術系スキル」の効果を2倍します。
2 対象の「魔術系スキル」の効果を50%にします。
この絶技は「銀の剣」「魔弾の射手」「封絶陣」により相殺することが可能です。
習得条件 オカルト知識Lv1、照明Lv1、隠行Lv2
幻惑Lv1、感知Lv1 or 千里眼Lv1 or 浄眼(魔眼)Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

オレは鉄壁

対象 自分
使用タイミング 戦闘時
効果 防御判定時にPCが提出した成功要素のパワー値を3倍にできます。
習得条件 身体強化Lv1、サバイバルLv1、守護Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

未知への扉

対象 全体
使用タイミング 自由
効果 使用者はSDが提示した以外に1つのM*を設定しセッションに追加することが出来ます。
ただし、難易度やパワータイプは追加されたM*の内容を考慮し、SDが決定することとします。
習得条件 探偵Lv2、博学Lv2、オカルト知識Lv2
覚醒Lv1
以上のスキルの習得
運命点コスト

あさきゆめみし

対象 全体
使用タイミング PC死亡時
効果 セッションに参加したPCが死亡した際に、「全て」をセッション開始前に巻き戻すことが選択できます。
この効果は全てに優先して発動させることが可能です。
習得条件 オカルトLv2、家事Lv2、幻惑Lv2
読心伝心Lv2、反魔力の毒Lv3
以上のスキルの習得
運命点コスト 10


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最終更新:2011年08月03日 20:56