M16はフェアチャイルド社のアーマライト事業部が開発した口径7.62mmのAR-10を基に、アジアや南米の親米政権諸国向け援助武器として、小柄な人種でも扱いやすいよう5.56mm弾薬用に縮小したもの。その後コルト社が製造権を得てアメリカ軍に提示し、小口径アサルトライフルとして初採用された。従来のM14ライフルから小口径化することにより、兵士一人当たりの携行弾数を大幅に増加させることに成功している。
M16が採用した小口径弾、アルミ合金製の本体という開発当時としては斬新な設計思想は、その後多くの国やメーカーに影響を与え、後にM16に倣ったアサルトライフルが複数開発された。
ベトナム戦争からこの銃は多大な戦績を残しており、戦後三大突撃銃として評されている
口径 5.56mm
銃身長 508mm
ライフリング 6条右転
使用弾薬 5.56mm NATO弾
装弾数 20発/30発(箱形弾倉)
作動方式 ガス圧作動・リュングマン式
ロータリーボルト/マイクロ・ロッキング・ラグ閉鎖
全長 999mm
重量 3,500g
発射速度 900発/分
銃口初速 975 m/秒(M16A1)
884 m/秒
最終更新:2010年02月25日 17:40