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芝村:
部屋の前にいる。

時雨 :
ノックします。

芝村:
返事はない。

時雨 :
鍵は?

芝村:
かかってないね

時雨 :
「エステル、時雨です。さっきの事で話をしたくて……いいですか?」

時雨 :
ドア越しに。

エステル :
「……話したくありません」

時雨 :
「……少しだけでも、話してもらえませんか」

エステル :
「……いやです」

時雨 :
「じゃあ、僕が勝手に話をします……入りますね」

芝村:
ドアがあかない。

芝村:
押さえられている。

時雨 :
「……」

エステル :
「ばか・・・」

時雨 :
「ええ。僕はばかです。あなたを傷つけてばかりです」

時雨 :
「何回謝っても足りないと思います」

芝村:
エステルは黙ってる。

時雨 :
「それでも、僕は……あなたと一緒にいたい」

エステル :
「ステーションで宇宙遊泳の演習でもしていなさい」

時雨 :
「そんなの、あなたが一緒にいてくれないと意味がありません」

時雨 :
「あなたが見ててくれたから、あれだってがんばれたんです」

エステル :
「うそばっかり・・・」

芝村:
すねてるぞ

時雨 :
#ですねぇ……

芝村:
……

(注・この間3分弱間が空いています)

時雨 :
「うそじゃありません」

芝村:
ドアの向こうから声がしなくなった。

エステル :
「返事が遅いのは嘘だからでしょう」

時雨 :
「違います!」

芝村:
エステルは向こうで泣いてる

時雨 :
部屋にはまだ入れませんか?

芝村:
無理に頑張れば出来そうな気もする

時雨 :
その場合エステルの体にドアがぶつかったりしませんか?

芝村:
あるねえ

時雨 :
怪我させないように少しだけドアを開けるとかできますか?

時雨 :
(ちなみに器用は単独で7あります)

芝村:
筋力で3

時雨 :
-1です……

芝村:
失敗した。

芝村:
無理だった・・・・

時雨 :
「ごめんなさい、返事遅れたのは」

時雨 :
「どうしたら信じてもらえるか、わからなかったんです」

芝村:
エステルは黙ってる。

時雨 :
「僕もあなたがお箸に夢中になったとき、正直傷つきました。でも、やっぱりそれでも好きだったから」

時雨 :
「今度は宇宙ならどうかなって、そう思ってこの間は誘ったんです」

エステル :
「・・・それで?」

時雨 :
「あなたが手を引いてくれて、笑うのが見れて嬉しかった。あなたと同じように飛べて嬉しかったんです」

芝村:
ドアがちょっと開いた。

芝村:
泣き顔のエステルが見えてる

時雨 :
「エステル……」

時雨 :
目を見ます

エステル :
「貴方は泣いてないから嘘です。さよなら」

芝村:
3

芝村:
2

芝村:
1

時雨 :
「違う!」

芝村:
0

エステル :
「じゃあなんですか・・・」

時雨 :
「だって……僕まで泣いたら」

時雨 :
「二人とも辛いだけじゃないですか」

時雨 :
ちょっとこっちも泣きかけです

エステル :
「検討に値します」

時雨 :
#PLもそんなかんじ

時雨 :
「また笑ってほしいんです」

エステル :
「直ぐには無理です」

時雨 :
「じゃあ、それまで一緒にいさせてもらえますか?」

芝村:
エステルは、ちょっとうなずいて貴方を部屋にいれました。

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最終更新:2008年03月01日 10:22