本ページでは内政版の基本事項を解説していきます。
詳細については個別記事を参照してください。
内政版では支持率を最初に100%にした国が優勝となります。支持率は始めに40%あり、0%になるとプレイヤーは削除となります(国家は残りますがゲームが終わるまで再登録は禁止です)。
開発の基本
- 「支持率」を上げるには、GDPを上げる=国土を開発することが基本的なやり方です。
- 国土を開発するには、「食料生産」「工業開発」「石油生産」「金融投資」のコマンドを使います。
- 「食料生産」はその地域の農業の値を上昇させます。ただし、生産限界に近づけば近づくほど、100億ドルあたりの上昇効率は低下します。
- 「農業開墾」はその地域の食糧生産の上限値を上げます。
- ただし、農業開墾による限界値にも限界値が設定されており、現実世界で農業がおこなわれている地域は上限が高く、行われていない地域は低く設定されています。
- 「工業開発」はその地域の工業の値を上昇させます。工業は人口と先進度により限界が決まり、限界に近ければ上昇効率は下がります。
- 「石油生産」はその地域の石油の値を上昇させます。生産限界に近づくほど効率は落ちます。また石油の生産値は、毎ターン割合で値が低下します。(開発度が高いほど低下割合も大きい)
- 「石油増掘」はその地域の石油生産の限界値を上げます。石油生産の限界値の限界値は、地域ごとに差があります。現実世界で油田がある地域が石油生産に向いています。
- 「金融投資」はその地域の金融の値を上昇させます。先進度のが高いほど効果があり、同じ国の中であればどこでも効率は同じです。
- また、二次大戦版では金融投資の効率が大きく下方修正されています。
開発のポイント
- 農業、油田は現実世界であまり盛んでない土地で開発しても、あまり効果はありません。
- 支持率向上を目的とする場合、先進度が低い時は工業開発、高い時(最低でも80%以上)は金融投資が基本です。
- 石油は毎年割合で生産量が低下するので、開発率は50%程度がおススメです。これ以上高くしても毎年の低下幅が大きいので、開発資金を考慮して効率が悪いです。石油生産量を増加させたい場合は、石油開発で開発率を高くするよりも、石油増産コマンドを使うのが基本です。
- 金融投資は、金融の値そのものから得られる収入よりも、金融の値が上昇することによる、GDPの上昇で税収が増える方が多いです。
物資
- 物資は食料、製品、石油の3つがあります。
- 「食料」は人口を維持するために必要です。不足していると治安が上がりにくくなります。10%を切ると国民が餓死します。需要量は人口に大きく左右されます。
- 「製品」は先進度を上げるために必要です。需要量が満たされていると先進度が毎年わずかづつ上がります。不足していると先進度が下がります。需要量は人口と先進度(高いほど需要量も増える)により左右されます。世界的に余りがちです。
- 「石油」は国家の維持に必要不可欠です。上記2つは不足していても何とかなりますが、石油が不足すると国家が崩壊します。産油国から輸入しましょう。
軍事
- まず、こちらを読んでください。
- 上記のページの「ポイントを資金に」「近代化度を武装度」に変更したのが内政あり版の軍事です。
- 内政あり戦場では、ほとんど戦争は起きません。
- なぜなら軍事侵攻は支持率の低下と治安の悪化(難民の発生)をもたらすからです。
- ただし、平和度が低い場合は軍事侵攻をすると支持率が上がります。
- 平和度は戦闘が起こると下がり、戦闘が起こらないと毎年徐々に上がっていきます。
- 武装度は基本的に先進度とイコールです。
- また海空軍の移動、および攻撃には1師団につき資金10と燃料10が必要になります(ww2版では必要であったが、現代版では不要、新冷戦版は未確認)。
治安
- 治安が低いと開発コマンドの効率が非常に悪くなり、逆に治安が上がると支持率も上がります。
- ですので、治安の向上は非常に重要です。
- 治安は戦闘、難民の流入などで下がります。軍隊を配備することで毎年だんだん治安が上がっていきますが、ゆっくりとしか上がっていきません。
- 国内で燃料が枯渇すると治安が悪化し、食料の不足は毎年の治安の上昇幅を下げます。平和度が高いと治安も上がりやすくなります。
- 難民は治安の低い地域と治安の高い地域が隣接している場合、治安の低い方の地域から治安の高い方の地域へ流入し、治安の高い方の地域の治安を悪化させます。
- 難民は国境を越えて流入しますが、人の入っていない国からは発生も流入もしません。他国へ難民を流出させることは戦争の原因にもなりますので、充分に注意しましょう。
貿易
- 「物資輸出」では他国への輸出を提案ができます。輸出物資、代金、経路を設定してください。
- 相手国側が「貿易許可」をすると輸出が始まります。
- 輸入を提案することはできません。輸入したい場合、公式発言で募集するか、その物資が余ってそうな国に内密でその旨を伝えましょう。
- 貿易経路は自国の商都から相手の商都までをつなぎます。地域をまたぐごとに輸送費が掛かり、第三国を経由すると関税を取られます。
- 海上での輸送は陸地寄りの経費が安く、(未占領なら)関税もかかりません。しかし、3地域ごとに陸地に寄港する必要があります。
- 自国の商都は「省都設定」で、関税は「入国関税」で設定できます。商都には本国(同民族地域)しか選べません。
- 商都は多くの海域と接している地域が望ましいです。(例:日本なら東京は小笠原海域にしか面していないので、より多くの海域と面してる沖縄や大阪の方がよいです)
- 関税を1000%にすると、治安の上昇効果があると噂されています。ですが、貿易の経由地としてよく使われる地域(例:カイロなど)の関税を上げると他国から非難されかねません。
コマンド解説 以下のコマンドはあまり使われるコマンドではありません
- 「税率設定」は税率を決定でき、40%より税率を高くすると税収は増えますが、毎年大幅に支持率が下がります。税率を低くすると税収は減りますが、毎年の支持率の上がり幅が大きくなります。
- 「資金引き上げ」はその地域の金融値を下げる代わりに資金を得ます。GDPや支持率、税収を下げる割には大した額の資金は得られません。戦争で自国が滅びそうなとき以外は使わないコマンドです。
- 「占領返還」は占領地を本来の所有国家に返還します。GDPが下がるので支持率も下がります。
- 「経済封鎖」は対象国は貿易で自国を経由することができなくなります。対象にできるのは同時に1か国のみです。当然戦争になることもあります。
- 「金銭援助」は対象国に資金を援助します。歴史記録に記録が残るので、払った払ってないで問題になることはありません。
- 核兵器関係のコマンドは大国以外操作不要です。核兵器自体は少額の資金で開発できますが、核開発は歴史記録に残りますので、まず大国に懲罰戦争が加えられます。
- 「核弾研究」はその国の核技術値を上昇させます。核技術100で核兵器が生産できるようになります。核技術は101以降も研究でき、100ごとに1射程が上昇します(核技術100で射程1)。
軍事同盟と経済会議
- 軍事同盟はポイント戦場の陣営や同盟などと同じです。
- 経済会議に加入すると、同じ経済会議国で関税がかからなくなります。(EUなどの再現です)
用語解説
首都:首都では軍の生産費用が安くなります。ポイント戦場とは違い、本国でも生産費用はそこまで変わりません。
商都:貿易の拠点になります。
盟主:参加している軍事陣営の盟主国です。盟主国には同盟国軍の配備状況が表示されています。
会議:参加している経済会議の盟主国です。
封鎖:経済封鎖をしている国が表示されます。
支持率:これを一番先に百パーセントにした国が優勝国になります。
先進度:自国がどのくらい先進国か、開発途上国かを表します。
核技術:自国の核兵器技術です。100以上で核ミサイルの開発ができます。
食料:食料の備蓄量です。
製品:製品の備蓄量です。
燃料:燃料の備蓄量です。
農業:左が自国の全領土における毎年の食料の生産量で、右が自国の国民が毎年どれだけ食料を必要としているかを表し、括弧内のパーセントは自給率です。百パーセント未満でも備蓄があればその文が消費されるので問題ありません。
工業:同上。
石油:同上。
金融:自国の全領土における金融の発達度合いです。
金属:自国の全領土における地下資源の埋蔵量です。毎年この値だけ収入に加算されます。
最終更新:2022年03月22日 21:55