園芸部室には一冊のノートが常備されている。それが部誌である。
園芸部において部誌はその日の活動記録を記すというよりは、
どちらかというとブログ等のコメント欄に近い働きをしている。
内容は園芸についてはもちろんであるが、
飲み会の誘いや雑談など多岐にわたっている。
11/17 そろそろ髪の毛を切りたいです じょん
このようにコメントの脇に名前(ニックネーム)を記しておくのが慣例となっている。
また、これまで何冊も消費されてきた部誌の中には
「あなたに似合う髪色チェック」ができるものや「美術展」がちょくちょく開催されているものもあり意外と多機能である。
2006年春~秋にかけては異常なスピードで消費されていった。
冬になって減速はしたもののまだまだ元気である。
しかしそんな部誌にも不思議なジンクスがある。
部員から愛され「とりあえず部室にきたら部誌を開く」と言っても過言ではないほど閲覧頻度が高いのではあるが、
重要な議題を提起しても(部誌上には)あまり意見が集まらないのである。
まとまらないままお流れとなる例も少なくない。
また、一時期、部誌として余りにも不適切な表現が多発したため、幹部が注意を促す事態となった。
それ以来、各部員が注意して書くようになったため、一時期と比べて大分落ち着いてきた。
注意されればちゃんと直せるのが園芸部の部員の素晴らしさである。
また、部誌はなくなりかけると部員の好意でいつの間にか次の部誌が購入されてくる事が多い。
これからも園芸部誌をよろしくお願いします。
最終更新:2009年05月27日 16:21