物事には始まりと終わりがある。
どんなに楽しくノリノリな
飲み会も例外ではない。
部室や宅飲みの場合、参加者が多数死亡、または飲みが沈静化し始めた時、
店飲みの場合は、ラストオーダーになった時が終わりの始まりである。
第一段階では、それぞれが片付けや帰宅準備をし始める。
第二段階は、飲み会の費用の精算をする。
そして、最終段階として宴会の終わりが宣言される。
主にこのような感じで宴は終焉を迎える。
ただし第一、第二段階は平行して行われることが多く、
上記のように明確に区分できない。
また、最終段階の宣言は宅飲みではあまり見られない。
それぞれを細かく見ていくと、第一段階の片付けなどはみんなで一斉に行われる。
ただ、時々面倒見の良い部員が率先して行い、気づいたら片付けが終わっていることもしばしばある。
第二段階の精算は、その飲み会で買出しに言った者、
店飲みでは幹事になった者が会計役として、参加者から費用を徴収する。
宅飲みの場合、個々に燃料を持ち寄り多数の人が費用を出しているので、
一番まともな参加者が代表してレシートを集め計算し徴収することが多い。
精算を忘れると、費用を出した参加者の財布に多大なるダメージがあり、
後日に徴収となると、なかなか会えない部員がいたりするなど、とても面倒なことになる。
最終段階の宣言は、ほとんどの場合「一本締め」が用いられる。
参加者の中で最年長者、または役職持ち、その飲み会のMVPなどが音頭をとる。
店の前や部室前で行われるが、そのときに車やバイクが来たり、営業妨害になる場合もあるので、
周りの状況に注意しなければならない。
このようにして、楽しい宴は終焉を迎える。
ただし、終焉を迎えても、新たな宴が始まることがよくあるので、悲観することではない。
最終更新:2009年05月27日 16:22