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5日目 294・295

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シン「言葉、お茶が入ったぞ」

言葉「あ、シン君ありがとう」

シン「解けそうか?」

言葉「ちょっと、難しそうです…」

ルービックキューブをいじくる言葉

シン「簡単そうだがなぁ」

言葉「それはシン君がコーディネイターだからですよ。ナチュラルのわたしには難しいんですー!」

シン「拗ねるなよ、やれやれ…」

そう言って手紙に目を落すシン
キューブに添えられた手紙には「言葉が解く事」と書いてある

言葉「むー…」

シン「無理なら別に良いぞ。食料なら前回の分が残してあるし」

言葉「いえ! そういう訳にはいきません!! 意地です!!」

シン「やれやれ」

数時間後

言葉「…………」(カチャ…カチャ…)

シン(種割れてる?)

言葉(ぽてっ)

シン「って訳じゃなかったか」

言葉「?」

シン「見てて気付いたんだけどさ」

ルービックキューブを手に取るシン

言葉「あ!」

シン「もういいよ。見てられない」

そう言って種を割ると、アッと言う間にキューブを合わせて行く

シン「ここで手詰まりさ。このキューブは一回分解して、面が合わないように組み立てた物だったんだ」

言葉「そんな……」

すると、上から一枚の紙が落ちてきた
紙には「失格」と書かれている

シン「うるせぇよ」

シンは紙を丸めると、天井に投げ付けた
何故か落ちて来ない

シン「今日は俺が作るよ。言葉は横になってな」

言葉「ごめんなさい……」

シン「なんで?」

言葉「……役に、立てなくて」

シン「……気にするな。俺は言葉が居てくれて助かってるよ」

言葉「嘘……」

シン「本当さ。ここでの生活は、俺一人だったら到底耐えられなかった。言葉に助けられてるよ、俺は」

言葉「シン君……」

シン「キューブ一個で大げさだよ言葉」w

言葉「……ごめんなさい」、気を遣わせて。ありがとう」

シン「…………言葉」

 ポカ

言葉「痛っ!」

シン「謝るなよ言葉。俺は嘘を言ってない。お前を足手まといと思った事は無い。感謝してるのだって本当だ」

言葉「シン君……」

シン「だから、俺が言葉を助けるのは当然だ。だから謝るな!」

言葉「わたし……わたしっ!」

シン「ナチュラルもコーディネイターも無い。俺たちは五分と五分さ」

言葉「シン君……ありがとう」

シン「疲れてるんだよ。出来たら呼ぶから。少し寝な」

言葉「ご飯は後でいいから、お願い」

シン「ん?」

言葉「手を、握ってて」

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最終更新:2009年04月11日 00:46
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