1
シン「ナンバーズたちの体に自分の記憶を受け継いたクローンを仕込むなんて正気か、スカリエッティ!」
スカリ「フフフッ、君は何か勘違いをしているようだね」
シン「ふざけるな!あんただけは絶対に許さない!ナンバーズも女性である以上、彼女達が愛した相手の子供を生ませるべきだ」
スカリ「その通りだ。だからそうさせてもらったよ」
シン「あんたみたいな外道はこの俺が今日ここで・・・・・・・・は?いまなんて?」
スカリ「安心したまえ。彼女たちが宿したのは私ではなく君の子供だ。」
シン「・・・・・・な、なんだってーーーーーーっ」
六課メンバー全員「「「「「「「「「「「「「「な、なんだってーーーーーーっ」」」」」」」」」」」」
別時空の人々「「「「な、なんだってーーーーーーっ」」」」」(「」が書ききれない)
同時刻、これまでにない規模の時空震が観測されたそうだ。
はやて「ど、どどどどどどういうことや、いつの間にそんな不埒な行いを・・・」
なのは「シン、たっぷりと頭と冷やそうか・・・」
シン「待ってくれ!お、俺にも何がなんだか。あ、あんたも適当なこと言うな!」
スカリ「説明が足らず混乱させてしまったようだな。 この子達が私のためにがんばる姿を見て私は思ったのだよ。
私がこの子達のためにできることはないかと」
シン「それと今回のことがどう繋がるんだ!」
スカリ「さっき君が言っただろう?人の幸せは愛した人とともに生きることだ。こうすればいくら優柔不断な君でも身を固めざるを得ないはず
だ!」
エリオ「た、確かにシンさんの性格なら断れない!」
スカリ「いやー、君は毎回のように大怪我をしていたからね。遺伝子データを手に入れるのは楽だったよ。みないい子ばかりだ。幸せにしてあげ
たまえ。T☆A☆D☆A☆S☆I ウーノは☆俺☆の☆嫁☆」
シン「そんな馬鹿な!未成年にしてはやくも子供が十人以上も・・・。」
チンク「シン、幸せになろうね(ハート)」
ウェンディ「結婚式は速めに挙げたいっスねー」
フェイト「そうだね♪ 早く予約したいね♪」
シン「なんであんたまで便乗してるんだー!大体、重婚は法律で禁止されてるだろ。」
スカリ「そのことなら問題ない。このメンバーでおど、頼み込めば変わらない法律など皆無だ。娘を頼んだぞシン君」
シン「ゆ、夢だ。これは夢に違いない」
はやて(こ、これは、チャンスは最大限に利用せなあかん!)
ティアナ(結婚なんて早すぎると思うけど、ここで狸たちに出し抜かれるわけには!)
シグナム(いかん、ここままでは主が。こ、こうなったら私も共に行くしかない!)
スバル(シンといると楽しいし、まあいっか)
カリム「シン」
シャッハ「シン」
全次元のフラグがたった人々「「「「「「「結婚しましょう」」」」」」」
シン「うあああああああああああああああっ」
ヴィヴィオ「シンパパ、どうかしたの?」
シン「ゆ、夢か?(しかし妙にリアルだったな?)」
スカリ「ふふふっ、ついに手に入れたぞ!ナンバーズの喜ぶ顔が目に浮かぶようだ。あっはっはっはっ。」
続かない?
2
ティアナ「機動六課の長期出張をかねた休暇なんて、クロノ提督も気が利くわね」
シン 「ヴァイス陸曹とシャマル先生が留守番だったのは気の毒だけど」
はやて「それにしても静かやな」
シン 「みんな寝てるんじゃないですか? あれ、こんなところに日記帳が・・・」
May 9, 75
夜、エリオとシン、グリフィスでポーカーをやった。
シンの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。
出張から帰ってきたらどうしてやろうか・・・。
シン「これは・・・俺たちが出張に行く前日・・・。
なら、これを書いてるのはヴァイス陸曹?」
May 10, 75
今日、シャマル先生からよくわからない生物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたドラゴンのような奴だ。
生きたえさがいいってんで、鳥を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり
遊んだあげくやっと食いやがる。
May 11, 75
今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たシャマル先生に突然たたき起こされて俺も宇宙服を 着せられた。
なんでも、医務室で事故があったらしい。
シャマル先生ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
May 12, 75
昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの化け物どもの飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。
May 13, 75
あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいとシャマル先生に言われた。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
May 14, 75
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
化け物どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
シャマル先生に見つかったら大変だ。
May 16, 75
昨日、この屋しきから逃げ出そうとした整備いんが一人、つかまった、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
May 19, 75
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう
May 21, 75
かゆい かゆい グリフィスきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
4
かゆい
うま
シン「そんな・・・それじゃ中にいるのは・・・。待て皆! ドアを開けるなああああああ!!」
デス子「・・・・・という夢を見ました。」
パル子「正夢にならないことを祈りましょう」
シン「勘弁してくれ、それにいくらシャマル先生でもそんなことは・・・・・」
シャマル「大変よ、みんな急いで防護衣を着て!!」
To be continued(?)
3
シン「さて、スカリエッティに呼ばれてアジトへ来たら、実は本人留守でしたってオチで
帰ろうとしたら、機動六課のみんなはもう寝てるし、夜も遅いし泊まっていったらってことになって、
仕方がないからご飯食べて歯を磨いて風呂に入っていたら・・・」
チンク「シン兄は誰に向かって喋っているんだ?」
シン「あとから、ナンバーズがお風呂に入ってきたと・・・なんだこれ?」
漫画応用短編集その一
「どきっナンバーズだらけの集団洗浄! ぽろりもあるよ♡」
そう、今シンは機動六課のみんなに見つかれば、間違いなく頭を冷やされる状況にあった。
いや、むしろ喜んで冷やして欲しいくらいだ。
このままだと沸騰しすぎて爆発しかねない。
右を向いてもデカメロン。左を向いてもデカメロン。
前を向いたら発展途上。いやいや、貧乳はステータス(ry
上を向いたらノーヴェとウェンディが素っ裸で湯船に飛び込んでくるし、
下を向いたら十八禁。よい子のみんなはお寝んねしとけ。
画面の前にいる読者の人たちにはどうあってもこの感動は伝えられないだろう。
sound only だから脳内補完で楽しんでくれ。
くやしいけど認めるよ、スカリエッティ。あんたはホントにいい趣味してる。
完璧なスタイル、パーフェクトなプロポーションを持つ十二人姉妹。
どこぞのエロゲなんて目じゃねえゼ!
正直、『 』をもてあます。
エリオとかヴァイス陸曹にばれたら吊るし上げくらいそうだ。
シン「って、なんで誰もタオル一枚纏ってないんだよ!
あんた達には恥じらいってもんがないのか!!」
トーレ「大袈裟だな、シン。それに、こういう場所では、裸の付き合いが大事だとドクターはおっしゃっていたぞ」
なんてことを言ってくれたんだ、スカリエッティ!
あんたって人は、ホントに・・・・・GJ!!!
はっはっは、見てくださいよ。まじで誰も隠そうとしないんですよ。
どう考えても可笑しいですよ。
まるであれですね、あれ。透明人間になった男が女湯を覗きに行ったみたいな・・・。
そのくらい誰も気にしないって言うか、しろ!
男がいるんだぞ、ここに!
おい、ウエンディ。ふざけてディードの胸を揉むな。
こっちは種割れ寸前なんだぞ。もっとやれ!
ノーヴェ「む~」
チンク「ノーヴェ?」
ノーヴェ「いや、男性体と一緒に洗浄なんて恥ずかしくないか?(///)」
シン(さすがはノーヴェ(?)これを気に流れが変わってくれれば・・・)
ディエチ「私は別にシンなら・・・」
オットー「私もシンなら構いません」
セッテ 「シン相手なら気にするほどのことではないと思いますが?」
シン (・・・・そのセリフを無表情で言われると、男として見られてないように聞こえるんですけど)
チンク「ふふ、すっかり人気者だな、シンも」
しかし、幾らなんでもこの状況はおいしすぎ・・・ゲフンゲフン・・・非常にまずい。
このままでは体の一部が否応無しに『(=゚ω゚)ノ ぃょぅ』になってしまう!
人間として、男として、それだけはどんなことがあっても避けなければ・・・。
想像しろ。この男なら誰もが望むだろう的なシチュエーションが、なのはさん達にばれたときの情景を!
(0.05秒で)『(´・ω・`)ショボーン』
シン「ふぅ、危ないとこだった。あれ?なんで涙が・・・男の子だからか?」
なにはともあれ、何とかしてこの桃源郷から脱出しないと体が持たないぞ。
もったいないけど、体を洗ってとっとと出るとしよう。
セイン「さ、体も暖まったことだし、そろそろお互い洗いっこしようか」
・・・・・ちょっと待て、セイン。今なんつった。
オタガイアライッコ!? それどこの意味不明支離滅裂解析不能魔法言語!?
チンク「そうだな、一人はきれいにしきれん部分もある。協力しあうことは大切だ」
シン 「い、いやいや、体ぐらい一人で洗え・・・」
セッテ「何を焦っているんです? 何か問題でも?」
シン 「・・・・・・イエ、特二ナイデス」
問題以外の何が見えるのか俺が教えて欲しいくらいだよ!
駄目だ、言えない。民主主義は多数決こそが正義。
彼女達にとっては洗いっこが当たり前なんだ、たぶん。
男女がお互いの体を洗いあうなんて新婚さんいらっしゃいでもねぇぞ!
だけど、このゆだつ寸前の頭脳でいかにそれがやばいことか説明するなんて絶対無理。
だいたい、恥じらいのハの字も知らない女の子相手に12対1でどう説得するって言うんだよ。
説得は不可能だ、大佐! 支持をくれ。
この場合は離脱を最優先しろ、赤スネーク。
脳内会議は満場一致で撤退可決。
いいんだよ、警官と違って軍人は撤退が国際条約で許可されてるんだから!
シン「え~と、俺はその・・・苦手なんだ。こういうのは・・・うん」
言い訳にもなってねぇ。何言ってるんだ、俺は。
ウェンディ「お、シンは集団洗浄は苦手っスか~」
どちらかというと集団洗浄というより集団戦場・・・なんて馬鹿なことを考えてる場合じゃない。
ディード「何なら、私があなたの体を洗浄しますが?」
シン 「?!?!?!?」
ドゥーエ「ふふっそこらへんにしておきなさい、ディード。シンが固まってるわよ」
ディエチ「ディードはオットーの洗浄で慣れてるから他意はないと思うよ、きっと」
シン「あ、ああ(あれは本気の眼だった)」
・・・・・・涼しい顔でトンでもない爆弾投下です。この場にみんながいなくてよかった。ほんとよかった。
・・・・監視カメラとか盗聴器とか付いてないよな
帰ったら、いきなり正面玄関でスターライトブレイカーとかないよな。
シン(そろそろ、本気で理性がもたない。とにかく脱衣室に逃げ込むことを最優先に考えるんだ)
シン「チ、チンク! 悪いけど湯当たりしたみたいだから、先に上がらせてもらうぞ!」
チンク「そうなのか? 残念だ、折角シン兄に洗ってもらおうと、シャンプーハットも用意していたのに・・・・」
あ、洗いっこって頭だったのか。それならまだ・・・・。
だから違う! この状況がすでにまずいんだろうが!!
いかん、だんだん感覚が麻痺してきてる・・・。
速めに脱出して、頭を冷やさないとオーバーヒートしそうだ!
俺は後ろ髪を引かれながら、湯船をあとにした。
振り向くなよ、俺。今振り向いたら終わりだ、いろんな意味で!
よし、このドアを開ければ脱衣所はすぐ先だ。
これで俺は煩悩から解放される。短い天国だったなぁ
・・・・・やば、想像したら鼻血が・・・・。早く扉を・・・。
ガラリッ
ウーノ「すまない、遅くなってしま・・・・(むぎゅ)」
・・・・あれ? 湯気でよく見えないけど取っ手って、こんなにまん丸で柔らかかったっけ?
アハハーアハハー、\(^o^)/オワタ
クアットロ「(ムニュムニュ)やん♪」
ウーノ「(ふにふに)きゃっ(///)!」
てか、感触がいつもよりダイレクトに・・・これはまさか冗談なしでツイン生パル・・・・。
シン「・・・・・なま・・チチ・・・プリン・・ぶごほっ!」
チンク「シ、シン! しっかりしてくれ! 死ぬんじゃない!」
オットー「推定1500cc、ひどい出血ですね」
ウーノ「鼻血がこんなに! すぐにラボに連れて行って応急処置を!」
ノーヴェ「や、やべぇ! 輸血・・・いや、まず血止めだ! 確か口から息を入れるんだったよな!」
ウェンディ「ノーヴェ落ち着いて! それは人工呼吸っス!」
チンク「とにかく、はやく運ばないと・・・。あっ、シンのタオルが!」
ハラリッ
(=゚ω゚)ノ 特大ぃょぅ
ナンバーズ「うわぁ(///)」
その後、機動六課に戻ったシンはしばらくナンバーズの裸が頭から離れず
ナンバーズはナンバーズで、シンの顔をまともに見ることが出来なかったらしい。
スカリエッティ「私の勝ちだな!これで、シン君は強制的にナンバーズを女の子として認識するようになる。
貴様等の頑張らなさ過ぎだ!」
はやて「天才といえど、この程度とは失笑もんやな。シンが他の女の裸に惑わされとるなら、私の裸で上書きすればいいだけや。
うかつやったなスカリエッティ」
フェイト「当然便乗するよ♪ ちょっと恥ずかしいけど(///)」
なのは「辞世の句は読めたかな? 旅立つ準備は出来てるよね? あ、その六銭は無用なの」
スカリエッティ「ぬわわあああああ!!」
一方その頃
ヴァイス「厄介な奴だよ、お前は! あってはならない存在だと言うのに!」
エリオ「知れば誰もが望むでしょう! あなたのようになりたいと、あなたのようでありたいと!」
シン「ちょ、どうしたんですいきなり!」
クロノ「これが男(ひと)の夢! 男(ひと)の望み! 男(ひと)の業!」
シン「だから、あれは不可抗力で・・・!」
ザフィーラ「いくら叫ぼうが今更! これが定めだ。知りながらも突き進んだ道だろう!」
ユーノ「ばれぬと信じ、偶然と逃げ、知らず聞かず! それだけの業、重ねてきたのは誰だ!
男衆「ゆえに許されない。君と言う存在わああああ!」
シン「うぎゃあああああああああっ!!!」
さらに後日談
たまたま同じ病院に入院したスカリエッティとシンは、病室で無言のまま固い握手を交わした。
そこにはエロを共有したものにしかわからない、確かな絆が見え隠れしていたと言う。
最終更新:2009年09月10日 04:21