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幻想郷のサンタクロース 後編

シンの部屋

シン「…ん~…シャワーは、起きた後で良い…か、
   服、タンスの中にでもいれといて、明日紫さんに返せば…… ス~…ス~……」



こいし「シンお兄ちゃん寝て…るね、うん」

お燐「ン~~……ッ、やっぱりこいし様に昼寝して貰っといて正解だったね、
   こんな時間に戻ってこられたら演技で寝てたら直ぐ意識が落ちてたよ」

お空「ムグムグ…… うにゅ~♪ やっぱり外界の卵は味付けされてて美味しい♪」

さとり「お空、こんな夜中に食べてはいけませんよ、残りは明日のおやつになさい、
    ……大丈夫のようね、シンの思いが読めない位に深い眠りに落ちてるわ」

こいし「さてと、それじゃあシンお兄ちゃんを連れて行こう♪」

お燐「運ぶのはお任せあれ~ ってね、
   といっても居間に敷いた大型布団までだから車を使うまでもないけどね」

お空「さとり様にいわれたとおり八咫烏様のお力でふっかふっかのお布団にしておいたよ!!」

さとり「ありがとうお空、お燐も起こさないようにそっとお願いね。
    シン、私たちへのプレゼントありがとう、
    でも、私達にとってのクリスマスプレゼントはシンが無事に、
    一緒に生きてくれるだけでよかったの」

こいし「…忘れそうになるけど、シンお兄ちゃんは人間だから…
    本当はこの地霊殿の空気は決して良くはないはずなのに、ずっと傍にいてくれる」

お燐「しかも外界の存在は忌み嫌うあたい達の傍で、
   笑ってくれる、
   愛想笑いとかじゃなくて、
   心の奥底から、本心で……」

お空「シンのお陰で、地霊殿は明るくなったんだよ、
   さとり様もよく笑うようになったし、他の子たちも皆そう、
   私も、シンのお陰で楽しい日が増えたんだよ」


さとり「いつかは、この生活も終わるのかもしれない、
    でも、今はこうやって一緒に暮らせる、
    それだけでも、私達にとっては何物にも変え難い日々…
    シン、願わくば、
    貴方にとっても此処での生活はそうであり続けて欲しい…と思うのは、
    流石に贅沢かしら、
    さて、私達もそろそろ眠りましょうか」

こいし「私はお兄ちゃんの右を貰うよ~♪」

お燐「じゃああたいはネコに戻ってお兄さんのおなかの上に……」

お空「あ、お燐ずるい!! 私も~!!」

さとり「こらお燐、お空、あんまり騒いだらシンが起きちゃうからだめよ、
    では私は左となりを貰って……」

四人「お休み、シン(お兄ちゃん{さん})、そして、メリークリスマス……」




後日~淑女同盟代表者会議~



さとり「……という事がありました」

勇儀「…なぁ、さとり、
   同盟の長であるアンタが一番規約に触れてると私は思うんだが気のせいかい?」

パルスィ「妬ましい、シンと同じ布団で眠る貴方が妬ましい……」

ヤマメ「まぁ二人っきりで寝てるわけじゃないからまだいいんじゃない?」

さとり「えぇそうですよ、
    パルスィさんはシンの怪我が治るまでの間一緒に寝てたんだから良いじゃないですか」

勇儀「……へぇ、パルスィ、それは私も初耳なんだけど?」

パルスィ「妬ましい、あっさりと人に矛先を変えれるさとりの話術と、
     私では絶対叶わない勇儀の腕力が妬ましい……」

ヤマメ「パルスィパルスィ、怯えながら後ずさりしつつ言うような台詞じゃないよ、
    ……コリャ今日は会議にはならないかな」


後日、勇儀がシンと二人っきりで眠ろうとしてアル中一歩手前まで泥酔させたり、
そのタイミングを見ていた隙間妖怪に放り込まれた萃香とガチ勝負を繰り広げたり
その二人の決戦の隙間を縫ってヤマメが某蜘蛛男の如くシンを摩り替えて保護したりと言う
騒動が発生したが深く語るまでもないだろう。




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最終更新:2010年05月18日 02:00
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