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赤目男と鉄板娘の日常

ポーンとリビングに午後一時になったことを告げる年代物の掛け時計の音が響いた
確かアグラーヤさんがどこかの古市でかってきたもののはずだ。
そんな事を頭の片隅で考えシン・アスカは皿を洗っていた。

シン「……なあ、ジナ」
ジナ「なんだ? 何か用か?」
休日なのか、ジナイーダは短パンにタンクトップでソファーに寝転がって雑誌を読みながら、スナック菓子を食べている。
シン「ちょっと聞きたい事があるんだけどさ」
ジナ「私に分かることなら何でも聞くがいい」
そういいながらペットボトルのジュースを飲む。
シン「あのさ、ジナってさ、仕事してるのか?」

       ブーッ!!

その瞬間、飲んでいたジュースを噴出し、それはシンのほうへと向かう
シン「汚え!」 飛びのくシン。
「ジナこの馬鹿者!  いきなり何を言い出すんだお前は! 第一この間、お前の試験の護衛したのは誰だ!」
 ジナイーダはソファーから立ち上がり、顔を真っ赤にしてシンに詰め寄った。
シン「いや、だってさいつも昼過ぎ位まで寝てるし、気が付くといなくなって、飯時になるといつの間にか帰ってきてるし、そ
   の猫みたいだなって」
ジナ「人を動物扱いするな!  この、白ウサギ男!」
シン「なっ、今なんて言ったァッァァァ!」
ジナ「……目は赤い、色白、オマケに寂しがりや、どこからみても白兎だ」
シン「誰が寂しがりだ! それより最近食って寝てばかりで太ったんじゃないか?」

ギャーギャー

アグ「……また始まった」
ジノ「何、いつもの事さ」
ジノ「それに昔から、喧嘩するほど仲が良いとも言うしな」

シン「よくもこんな事、この鉄板胸!……はっ」
怒りのあまりシンは禁断の言葉を口にしてしまった。それは、例えるなら龍の逆鱗。
「ハハハハハハ ……良い度胸だ。 ……手間は取らせん」
シンの首根っこを掴みどこかへ引きずって行くジナイーダ。
「いや本当にごめん! もう言わないから、ジノーヴィーさん、アグラーヤさん、たったすけてぇぇぇぇえぇええ」
命乞いをし、思わず二人に助けを求めるシン。 だが二人は外を見ている。
それを見た瞬間、シンの体から力が抜けバタンと扉が閉められる。……自業自得である。

ジノ「……平和だな」
アグ「ええ、平和ね」

しばらくした後、地下のガレージからシンの悲鳴が聞こえた気がしたが二人は聴かなかったことにした。

ちなみにその後、シンはどんなに頭にきても、ジナイーダの事を鉄板と呼ぶことは無かったそうな。





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最終更新:2008年07月22日 19:38
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