1
シン「………」
ディエチ「………」
シン「ネタがないな!」
ディエチ「ネタがないね!」
シン・ディエチ「「はあ・・・。」」
シン「ん」
ディエチ「あ」
シン・ディエチ「「ほら、ため息が移った」」
シン「なんだろうなあ。最近、自分が分かんなくなってきたよ。昔はもっと・・・・あれ、あれだよあれ・・・突っ走ってたのにさ。来年になったらどうなるんだろ?」
ディエチ「来年か・・・。来年になったら、私たち・・・変わっているのかなあ」
シン「来年・・・・。あの、さあ・・・来年あたり一緒にのんびり暮らすか! 俺が生きてたら」
ディエチ「・・・え」
シン「どこかの平和な小さな町でささやかに暮らしてさ! 毎日バカやって、多分楽しいぜ?」
ディエチ「・・・・いいの?」
シン「いいも悪いも俺も丁度、休暇が欲しかったところだし! どうせならとことん日常パートってやつを楽しもうぜっ!」
ディエチ「普段ボケしかしないのに?」
シン「最初はシリアスな設定だったんだよ!? え、何、なんでこうなった!! いつからこんなにゆるくなった!?」
ディエチ「設定とか言っちゃだめだから!」
シン「俺は泣きたいよ! カムバック、昔の俺――・・・やっぱいいや、今の俺のほうが気楽でいい」
ディエチ「うん、そうだね。」
シン「だろ?」
ディエチ「そういえば今日、何日だっけ?」
シン「ええっと、11月22日・・・ッ!?」
ディエチ「“良い夫婦の日”だね。・・・・『そういう意味』だったの」
シン「ち、ちがう! 俺はただ・・ただちょっと休暇が欲しいなあ、なんて思っただけで・・・ッ!」
ディエチ「ふうん。・・・・寂しい思いにも、退屈にもさせない?」
シン「しないし、させない。」
ディエチ「毎日笑わせてくれる・・・・『ピエロ』さん?」
シン「――喜んで」
2
8『2年前のキレイなシンとかけてディエチのそとはねした髪ととく』
ディエチ「と、その心は?」
8『どちらもはねっ返りが可愛い』
シン「2年前のキレイな――って、じゃあ今の俺は汚いのかよッ!?」
8・ディエチ「『お後がよろしいようで」』
シン「うっせぇぇええ!」
一応次回のあと仲良くなった2人。
ライゴ「兄貴、ついにッ・・ついにエロ本が購買に届きました!」
シン「そうか・・ついに、か・・・。 よし、ライ、お前も来い!!」
ライゴ「え、でもッ、俺まだ14ですよ!?」
シン「いいんだよ! 18禁本なんて18歳以下のためにあるようなもんなんだからッ!!」←17歳
ライゴ「兄貴・・・・ッッ。お供します!」
シン「よしッ! さあ、征くぜ・・・ッ!!」
ライゴ「はいッ!!」
3
「もうだいぶ寒くなってきたね」
「ああ、そうだな。なんだろ、もう餅が食いたくなったなあ」
「ふふっ、お正月はまだ先だよ? 鬼に笑われるよ、シンさん」
「俺の異名が泣いているぜ。とほほ・・・」
『とんど祭りもまだまだ先だしな』
「とんど祭り?」
「なんだそれ?」
『ニッポンのヒロシマという地域の祭りだ。古いお守りや正月で使った角松やしめ縄を燃やす行事だが、その際に大きな持ちを竹に括り付けて焼いて食べるそうだ』
「つまり角松とかしめ縄でたいた火で餅を焼くのか?」
『その通り!』
「へえ~へえ~へえ~・・・私は18へえ~。」
「俺は19へえ~だ。確かに縁起がいいな」
「へえ~・・・・」
「ん、なんだよ?」
「縁起とか信じるんだ」
「都合のいい時だけな。」
「じゃ、じゃあさ・・この前の・・・・あの“撃墜されない魔法”の効果は・・信じてる?」
「・・・・ああ、信じてる! だから毎回・・いや、毎日でもやるべきなんだッ!!」///
「も、もうッ……………しょうがないなあ」ボソッ///
『自爆しろシン』
注意
1.とんど祭りは地域によって変わります。
2.シン・アスカには自爆装置は備わっておりません。
4
シン×ディエチ「あけましておめでとうごうざいます!」
8『名前が掛け算になっているぞ』
シン・アスカ「うお! あッぶねえ・・・」
ディエチ・アスカ「お正月ボケしている作者だねえ」
8『フルネーム、フルネーム。』
シン・アスカ「あ~・・確かに長いな」
8『突っ込むところはそこか?』
ディエチ・アスカ「・・・・別に・・今はこれであってるよ・・・? ねえシンさん?」
シン「ああ。実は・・ちょっと前にな・・・・。きひひッ」
8『・・・・そうか』
8『ところでもう、おみくじは引いたのか?』
シン「おみくじ? ・・・・ああ、おみくじなあ・・・・」
ディエチ「引いたよ」
8『ほお、どうだった?』
ディエチ「大吉! 恋愛は、『手を離すな、逃がすな』って」
シン「………大凶。争いごとは・・『人を恨むな憎むな。その火は力を増すが、自身も傷つける』・・てよ・・・。クハハハ・・・・」
8『お前・・・』
シン「まあいいさ。げんは担ぐけど、神様は信じないってのが俺の主義だ」
8『罰当たりな』
シン「・・・機械のお前がそれをいうか?」
8『機械仕掛けの神だっているのがこの世というものだ』
シン「ああ言えば、こう言う・・・」
8『それはお前だ』
ディエチ「まあまあ、2人とも、もうそろそろしめないとグダグダになっちゃうよ」
シン「・・・そりゃまあ」
8『そうだな』
ディエチ「それじゃあ」
シン・ディエチ・8「今年もよろしくお願いします。」
ディエチ「ところでシンさん、年賀状が届いているよ」
シン「へえ~、誰から?」
ディエチ「ええ・・・とまずは、エドワードさん。『明けましておめでとう! 今年は良い年にしようぜ!!』」
シン「・・・本っ当にいい上司に恵まれたな。さようなら、俺の長かった冬・・・・。よし次は?」
ディエチ「ライゴ君から、『新年明けましておめでとうごぞいます。今年からよろしくおねがいします。(出番欲しい)』」
シン「作者に頼め。そして恨め、次話が遅いせいだから・・・。・・・・次」
ディエチ「これは樹里さんから『女の子はなかせちゃ駄目よ!』」
シン「・・・辛いなあ。ま、まあ、頑張りますってことで。次」
ディエチ「ユンさんから『新年、明けましておめでとうございます~。あの子を大切にしてあげて下さいね~』」
シン「ガイアは俺のガンダムで、大切な相棒です。ほい、次っ」
ディエチ「? ロンド・ミナ・サハク様? 『今年こそお前を手に入れる』」
シン「天空の宣言はどこにいった~~!! ・・・なんか嫌な予感がしてきた・・・。次・・」
ディエチ「4枚、匿名『元アスカ小隊隊員』。同じ地域から同じ内容、カップルの写真つき・・『式を上げました。隊長はいい人見つかりましたか(笑)?』」
シン「幸せ自慢かよ、ドチクショウ!! しかも4枚同じ内容って、大切なことだから4回伝えましたってことか!! ああ!! はい次ぃ!」
ディエチ「これで最後・・・・?! ゲイリー・ビアッジ・・様・・・? 『新年、明けましておめでとうございます。今年こそ商売敵は殺す』」
シン「デストロン!!? 上等だ、今度こそ・・・」
ディエチ「戦うぅー、正義のー」
シン「仮面ライダーV3ィィ・・って歌わせるな!」
ディエチ「いやあ、毒気の抜き方が分かってきたよ。単純だね」
シン 「クッ・・・。はあ・・・・敵わないな、本当に」
ディエチ「ふふふ♪」
シン「ああ、そうだ。ちょっと頼みがあるんだけど・・いいか?」
ディエチ「え、何?」
シン「えっ・・と・・・・部下に年賀状を送るために、俺と一緒に、し、写真を撮って欲しいんだ・・・。………ちょっと、豪華な白い服を着て・・・・」
ディエチ「・・・!? ・・・・いいよ。も、もうっ、しょうがないなあ・・・・。まったく、本当に・・・」
5
ガンダムSEED DH 11話のOMAKE
「いやー、ただ最近ライに、姉ちゃんとくっついて本当の兄貴になってくれって頼まれててさ。もてるってのは辛いぜ。くははは――」
「・・・シンさん、それってどういうこと?」
ん? どうしたんだ? ディエチ、なんだか顔に影がかかっているz――
「ハへ? のぉわぁりゃあ!!?」
白刃どり!!?
映画や漫画の中でしか見たことがない古典的な技だけど、現実で生身で使うとは思ってもみなかったぜ、今までは!
「あのっ、ディエチさん!?」
たらたらたら、と流れる冷たい汗と青くなった顔。
死の匂いを直感していた。
「・・・・大丈夫・・私もすぐにあとを追うから」
怖ええ!
眼の、瞳のハイライトが消えているウウウウ!!?
こんな目を人はできるものなのかアア!!?
「デ、ディエチ! 落ち着くんだ! 俺は浮気なんてしちゃいない!!」
というより冗談じゃない!
ディエチの力を抑え込むなんて無理だ!
うわあ!
包丁よりも、ディエチの光のない目のほうがメチャクチャこええ!!
こんなの人の目じゃないって!
本当にどうやったらそんな目になれんだよ!?
「悲しみの向こう側にはどうやったら辿り着けるのかな?」
「俺はそんなのいらないよ!」
「助けろ、8! 俺を助けるんだ、この野郎!」
『Nice Boart』
「おい、なんか知らないけど不吉過ぎるぞ!」
『お前はいいパイロットだったが、お前の女難がいけないのだよ』
「クッ・・・、テッメーー!! あとで絶対にブッ壊してやる!!」
そして8はその勢いに任せて。
『この童貞野郎』
言ってはいけないことを言いやがったあああああ!!
秘密にしていたのにッ!!
そうとも・・・・ッ、俺は童貞だ。
女性とそういうことに及んだことがなくて、過去ずっとできなかった男だ。
理由はいくつかあるけどその代表的なものが。
初めては好きな娘と、という現実主義者にあるまじき思想のせいだ。
でも・・・・捨てきれない。
夢ぐらい見たっていいじゃないか!
だって童貞だもの!!!
死にそうになる度に、童貞を卒業しておけばよかった、と実は密かに後悔を繰り返してきた。
そして後悔の度に、童貞のまま死んでたまるか、と繰り返し奮起し続けて生き延びてきたと言っても過言ではない。
俺は童貞だから生き延びてきた、とも言いかえられる。
正直悲しすぎる!!
死にたい。いや、童貞のままでは死ねない、死んでたまるか!
あの戦いの前にあの町で部下4人がいっぺんに、俺たち結婚が決まりました、なんて言ってきた時なんてもう・・・・くっ!
言葉にすらできなかったので、祝福の鉄拳で一方的に祝ってやった。
なんで俺は童貞なのだろうか? なんで俺だけ? 昔の部下はもう結婚だってしているのに!!
悔しい!
来年になれば、あいつらのことだ。「家族が増えました」というメッセージを添えた自分の子供の写真を送ってきやがるのだろう。
その時、俺は怒りと憎しみと嫉妬と祝福の意をこめて「おめでとう」と返す未来が来ると思うと憂鬱だ。
もっともそれは今、目の前に迫りくる包丁を防げればの話だが。
「童貞のまま・・童貞のまま死んでたまるかあああ!!」
厨房には俺の悲痛な事実だけがこだましていた。
「覚えてろよ、8ィィ!」
『お前は悪役みたいなセリフを吐くな』
「ウッセエ! ドデカいお世話だ!!」
「あの・・その・・・」
「あ・・ああ・・。」
後ろにいるライの顔は何とも言えない表情をしていて、この時に見た顔を俺は生涯忘れないだろう。
「失礼します!」
「ぎゃああああああああああああああああああ」
翌日になって分かった今回の教訓は、女ってやつは男を殺すことも生かすこともできるということと、厨房で恥ずかしいセリフを大声で叫ぶと翌日には厄介な49日をつくることになるということだ。
んん、待てよ。
49日――約1ヶ月半……って、ちょうどこの依頼が終わるまでじゃないか!!!
ギャフンend
最終更新:2013年04月20日 18:58