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絢爛舞踏的異次元逃亡

皆さん、こんばんわ。■■■■■■■です
名前が聞き取れないかと思われますがそれは些細な問題です、私でさえも私の名前が何であったかと言うのはもう覚えておりません
ただそれがとても懐かしく愛おしく切ない物だと言うのは私に存在する感情を司る部分から伝わってきます
私が何時からここに居るのかと言う事も何故ここに居るのかと言う事も些細な問題です
身の上話のようなものはここまでにしておきましょう・……それにしても私は誰に語りかけているのでしょうか
今日?は何処からかこの場所にお客様が来たようです。私自身退屈を持て余していますし
ここを出て主■■(邪神による検閲、ニヤリ)……はて?私に主等居たでしょうか?その前に主とは?
兎に角、いらっしゃった客人に挨拶をいたしましょう。その問いの答えを得るのは後にいたしましょう

「今度は何処に飛ばされたんだ?真っ暗すぎて何にも見えないぞ?」
「誰アンタ、平民?もといこんばんわ」
「ってうわぁ!?誰だアンタ!?」
「お初お目にかかります、私は■■…失礼、私自身なんと言う名前であったか覚えておりませんがあえて言うのならば「管制人格」とお呼び下さい」
「管制人格ってそれが名前なのか?ってああゴメン、俺はシン、シン・アスカって言うんだ」
「シン・アスカ……」

「成る程、お話はよくわかりました。逃走中何故か因果律量子論的にパララトリジウム光現象に巻き込まれ、気が付いたらここに居たと」
「もう何時間も歩き回っているんだけど幾ら歩き回っても真っ暗闇でさ、誰も居ないし何も無いしホントこの世の果てに来たのかと思った…
 たいまつとか装備してたら火が消えてうっかり足を滑らせて壁に頭を叩きつけて物を言わぬ骸になるんじゃないかと言うくらいヒヤヒヤしたよ」
「そのネタ、知ってる人少ないです」

「ここを出る方法ですか?」
「真っ暗闇だけど『管制人格さん』がここに居る訳だし、飛ばされたにせよは居る事が出来るなら出ることも出来るんじゃないかと「――残念ながら」?」
「この空間は私自身を封じる為に存在する場所です。出口も入り口も存在する事叶わず。貴方がここに来た事事体が奇跡に値する事なのです
 故にここより出る方法は御座いませんし、私自身ここより出ることは叶いません。」

「驚かないのですね」
「―――そりゃあ、ナイアさんとかに言い寄られたり白い悪魔に撃たれたり便乗に斬られたり数子に爆破されたりとか、数え上げたらキリが無いほど
 異常事に巻き込まれてますからね、そりゃあ耐性も出来ちゃうってモノですよ、命の危険は数え切れないほどありますけど「死んでしまう」って何回思っても
 死ぬ事はありませんでしたし。きっと大丈夫です、何か方法はあるに決まってますよ。

 それに帰れなくなってみんなが悲しむ顔なんて想像したく、無いですよ」

ポーン
■■■■■■■は主■■■のにおいを持ったシンに興味を持ったようです

「ところでその腰に挿した剣は一体・……少し見せてもらえませんか?」
「別にいいけど・・・」



「一つ、帰還する方法を提案する事が出来るのですが宜しいですか? このスパッドの刀身を魔力で増幅し
 空間の構成の甘い箇所を斬るのです、そうすれば次元に切れ目ができて脱出が可能となるでしょう」
「どんだけな話だけど方法って諦めなかったらあるんだな………でも俺、魔法とか…使えないん、だ」
「知っております、貴方から発せられる魔力は元我が主の足元にも及ばないほどの少なさです故」
「何気に酷い事言ってないか?」

「ここです、ここを斬るのです」
「いやだから俺魔力はもって無いぞ?」
「ここで私の出番です、念神合体と唱えるのです」
「唱えるとどうなるんだ?」
「別に何も、気分の問題です。と言う事で合体!」
「おぉい!?いきなりかよわけわかんねぇよ!!なんかこの人の話を聞かない所物凄くはやてに似ている気がする…」
「………」

「切れたな、割とあっさり」
『切れましたね、割とあっさり。それにしても貴方はユニゾンの経験があるのですね』
「どうでもいいけどアギトとツヴァイに比べて物凄く響くな、頭の中で反響するって言うかあいたたたたたたたた!!?」
『………これは失礼、ユニゾンにズレが』

「俺はもう行くけど、お前はどうするんだ?」
「私はここに残ります、私の使命は防御プログラムを封印する事ですから」

彼は熱心に呼びかけてくれました
ですが私の使命は変わる事はありません。
主の住む世界に不幸を持っていくことは出来ませんし何より主の悲しむ顔はあの時だけにしてもらいたい
それでも主の住む世界に帰れるのであれば、もう一度主とやり直すことが出来るのであれば

ポーン
私は、シンの手を

 拒絶する
 掴み取る

無事通常空間へ復帰したシンを待ち受けていたのは六課の面々
特にお三方はしっとの炎が視覚化出来るほどに燃え上がっていましたが。
ユニゾン服を着たシンに違和感を覚えた一人が確めるように問う
「あんた、ホンマにシンか?なんか中に誰か…それよりも懐かしい気がする」
『お久しぶりで御座いますマイマスター、不肖リインフォース只今帰りました』

はやてとヴォルケンズ、その他六課の面々に囲まれるリイン
その様子を遠巻きに見ていたなのはとフェイトと両腕を拘束されたシン
はやてが泣いて抱きつき、それをリインが嗜めるといった感じ
「それでシン君、今まで何処に行っていたのか…おはなし聞かせてもらえないかな?」
「逃げる先々でいろんな人にコナかけて行く様はああ、シン君なんだなって思ったけど」

めでたしめでたし

「なっとくいかねー!!」

「主はやて、何時の間に妹などこさえたのですか?」
「リインとは二度と会われへん思うとったんや……せやからリインの意思を引き継いだこの子、ツヴァイを作ったんや」
「それにしても契約の上書きが出来ないとなると困ったものですね、現時点のマスターはシンで確定されてしまっていて
 主はやてへの契約変更が行えない状態に陥っているのですからどうしたものでしょうか」
「シン、これはどういうことや」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!?ユニゾンはあの時だけだったんじゃないのか!?」
「いえ、何故かあなたの恋愛原子核によって契約情報が更新されてしまって、さらにそれが上書きが出来ない。 つまりシン、貴方が私のマスターか」
「セロハンテープを貼れば元にもどるんじゃねーの?」アギト
「磁石を近づけたら契約は白紙に戻るのですよ」ツヴァイ
「シン君、ちょっとお話ししよか」
「俺は無実だーーーー!!!」

ポーン
リインフォースが仲間になりました
シンがリインフォースのマスターになりました
シンがまた次元逃亡しました
「私と契約した責任、とってもらうんだからね。―――これで私の優位が揺らぐ事はありません」
「某白いお姫さまみたいな台詞を言わないでくれマジ洒落になんないからさー!!?」

まだまだ逃亡生活は続く






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最終更新:2008年06月28日 01:40
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