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ちくわヘルシー氏の多作品小ネタ-01

1


シン「テレビ番組ぃ?……で、ありますかぁ?」
議長「次スレも立ったことだ。そろそろ新しいネタでもどうか、ということでね」
レイ「テレビ番組という形式ならば、ラジオネタよりも幅が出しやすいからな。……文字だけじゃないかというツッコミは無しだ。気にするな、俺は気にしない」
シン「そんなツッコミよりさぁ……毎回ネタにされるのは俺じゃないか?」
議長「ここは君の様子を(色々な意味で)楽しむスレであり、それが住民の総意でもある。仕方のないことなのだよ、分かってくれるかな?」
シン「言い方に含みがあるのが気になるけど……はぁ、了解であります」
議長「理解が早くて助かる。責任者は私だが、監督者はレイなのでね。説明もそちらからしてもらう」
レイ「了解です、議長。それではこれから新企画『~シン・アスカTV(仮)~』の説明に入る」
シン「あれ、(仮)って? レイ、番組名は決まってないのか?」
レイ「良い案が出ていないらしい。これは住民から一般公募するつもりだ」
シン「ふぅん……それで、肝心の番組内容はどんなのなんだ? グルメリポートとか、なるべく楽そうなのが良いんだけど」
レイ「それはゲスト次第だな。番組は『シン感覚バラエティー!』と銘打ってある」
シン「ゲスト次第の、シン感覚バラエティー?」
レイ「番組進行を説明しよう。プリントにしておいた、目を通してくれ」
シン「まったく、最初っから全部そうしておけば――」

 『毎回ゲストが好き勝手な要望をする→お前がそれに付き合う』

レイ「以上、それだけだ」
シン「どう考えたって俺が振り回されるのが確定する内容じゃないかっ! いくらなんでも適当すぎやしないか、その内容っ!?」
レイ「何でもできる番組ということでこの形に落ち着いた。これなら下手な縛りもない。つまり住民の好きにできる」
シン「それってつまり俺が好きにされるってことだろっ!? やってられるかぁっ! 議長、こんな番組だったら俺は降りますからねっ!?」
議長「しかしだね、シン。番組が中止となると……君が出演予定だったゲスト達にどんな目に遭わされようと、我々は君の事を保護できなくなるのだよ」
シン「分かりました全力でやらせていただきますだからお願いですどうか俺の命を助けてくださいっ!」
レイ「……賢明な判断だな。最悪の事態にならないようにはこちらも気を付ける、安心しろ」
シン「ははっ……ステラ……俺は今度こそダメかもしれないよ……」(うつろな目で号泣)

2

超嘘予告。

メサイア攻防戦から二年が経っても、世界から争いが消えることはなかった。
「自分たちの力が争いを生むのではないのか」「力はただ力でしかないのか」
 シン・アスカは親友とまでなったキラ・ヤマトと共に、兵器という力に頼ることしかできない現状を悩み、それでも戦い続けていた。
 そんなある日、敵の攻撃からキラをかばったことで愛機『デスティニー』が損傷し、宇宙空間を漂流することになってしまう。
 生存の可能性は絶望的、漆黒の宇宙に意識が消え、孤独な死へと近づいていく。
 しかし運命は死を選ぶことをしなかった。
 機体に迫っていく巨大な円盤。光がデスティニーを包み込み――

一方、近未来のある星の遺跡に、金魚鉢のようなヘルメットをかぶった集団がいた。
 彼らはロボロボ団。この星に存在するロボット『メダロット』を悪事に使う秘密結社……だった。
 組織が解体され、行き場のなくなった団員達。このままヘルメットを脱ぐしかないのかと、途方に暮れていた。
 その時、ある団員が、『願い事が叶うおまじない』として小銭を遺跡の泉に投げ込んだ。
「神様でも仏様でも宇宙人でもいいから、どうか自分達を助けてくれ」
 団員全員の心が一つになった時、遺跡の上空に円盤が現れ――
「だああああああああああっ!」
「ロボおおおおおおおおおッ!?」
 救世主となる宇宙人が、空から降ってきた。

   ◇

拾った宇宙人の勘違いで、シンは良く似た別の惑星に降ろされてしまう。
そこで金魚鉢集団に頼まれたのはなんと、『秘密結社の首領になること』であった!
行く当てもなく仕方がなしに、新生ロボロボ団――D・ロボロボ団の総司令になってしまうシン。
気難しいのが見事に揃った、一癖も二癖もあるパートナーメダロット達。
意外に気がよく、根は良い子でかなーり間抜けな団員達。
セレクト隊の相手に、旧ロボロボ団との激戦。更には古代メダロ人の秘密にまで迫り!
そして「メダロットもただの道具・兵器なのか」、悩むシンの出す答えとは――
今ここに、シン・アスカの新たな戦いが始まる!

『メダロット・DESTINY』

執筆予定……今のところなし。

おまけ、ヒロイン候補メダロット達。

 その① KBT-3Y型『ブラックビートル』
 性格は苛烈で我が非常に強く、おまけに結構短気で口も悪いです。
 しかし一度信頼関係が結ばれれば、お互いに最高のパートナーとなれるでしょう。

 サンプル台詞
「フン、お前に指図されるいわれはない」
「指示を出せ、シン。お前と私で、アイツに勝つぞ」
「パートナー、か……お前はいつか、私を置いていくのにか……?」


 その② KWG-3Y『ブラックスタッグ』
 クールかつかなりの皮肉屋で、中々シンに心を開いてはくれないでしょう。
 ただしパートナーになった際の信頼の深さは随一となるはずです。

 サンプル台詞
「指示はいらないわよ、一人で勝てるもの」
「シン、指示は頼むわよ。信じてるから」
「私とあなたは平行線。いくら隣に立てても……道は決して交わらない」


 その③ SLR-1X『セーラーマルチ』
 温和で候補中一番の常識枠ですが、実は人見知りするところがあります。
 良好な関係になったら様々な面を見せてくれる、純粋で可愛い子です。

 サンプル台詞
「私ががんばります。無理はしないでくださいね」
「勝てますよ、シンさんの指示があるんですから!」
「メダロットだって、恋をするんですよ? 『心』があるんですから……」


 その④ CAT-1X『ペッパーキャット』
 KBT並みの気の強さで、最初のうちはシンに非常に苦労をかけます。
 ただし懐いてさえくれれば、本物の猫と同じぐらいベタベタしてくれるでしょう。

 サンプル台詞
「あんた、余計なこと言って足を引っ張らないでよね」
「シン、早く指示を出しなさいよ! ほらほら、早くしてってば!」
「あたしはメダロットで、アイツはヒト……涙はあたしだって流すのにね」


 その⑤ VAL-0XNF『ノエル』
 大変真面目ですが固い性格をしていて、あまり融通が利きません。
 それでも剣を捧げてもらえれば、シンの絶対の騎士として大活躍してくれます。

 サンプル台詞
「下がっていてください、危険です」
「指示をください。この剣、この盾、この身はシン……あなたのためにある」
「私は騎士として失格だ。忠義は守れても……あなたへの思いを、押し殺せない」


 その⑥ DVL-3X『ブロッソメイル』
 子供らしく無邪気ですが、暴走具合は他と比べ物にならないでしょう。
 しつけが成功すると、非常に健気かつ甲斐甲斐しくシンを助けてくれる良い子になります。

 サンプル台詞
「アハハ、暴れるぞ~っ! アハハ、アハハハハハハッ!」
「シン、シン! ボク、良い子だから、シンの言うこと聞くよっ!」
「ボク、どうしてヒトじゃないの? ボクがヒトだったら、シンもボクのこと……」

3

気が付くと、俺はベッドの上に寝かされていた。
清潔感のある白い壁とベッド……病院の中らしい。
部屋の中には、知らない女の子が一人で立っていて。
声をかけると、俺に抱きつき泣き出してしまった。
淡い紫の髪と、真っ白な肌。そしてメイド服と、俺と同じ赤い瞳。

「取り乱してしまって、申し訳ありませんでした……シンさん」

俺の名前を呼んだ彼女は、涙を拭って微笑んだ。
でも俺は、彼女のことなんて知らない。

目が覚めた蒸し暑い昼下がりは、俺には『悪夢』でしかなかった。
戦いに負けて、結局守れたものは一つもなくて。
何もかも失った俺に与えられたのは、得体の知れない『過去』。

みんなはどうして『俺』のことを知ってるんだ?
『俺』じゃない『俺』のことを、みんなが『俺』に押し付けて……
『俺』はここで暮らしていたことなんてない。
『俺』には家族がいた。父さんと母さんと、マユ……オーブで、みんなで暮らしていたんだ。
あの子のことも知らないし、父親だって言われた、写真の人も知らない。
記憶障害なんかじゃない。そんな一言で、俺の全てを否定させやしない。
俺が戦ってきたことも……幻なんかじゃない。
ナチュラルも、コーディネイターも、ZAFTもプラントもMSも、戦争も、オーブのことも。
俺の知っていることが、全く存在しない世界。
なのになんで、世界は『俺』を『シン』だって知っているんだ?

現実の『悪夢』に加えて、夢の中も『悪夢』だった。
あの子と同じ、白い肌に赤い瞳。違うのは全てを吸い込むような黒い長髪。
誰だか知らない男が、その子を弓で射殺す場面が繰り返される。
毎夜の『悪夢』は、消えることがなかった。
いったい、俺に何を伝えたいんだろうか。
ただ、『悪夢』はいつも同じ終わりを迎えていた。
男が俺のことを見つめて、何事かを呟く。
でも俺は、その言葉が聞こえない。

何もかもが不確かで曖昧な、この世界で。
俺にとっての真実は存在するんだろうか。
まるで水面に浮かぶ月影のような……『水月』のような、この世界で。

  ◇

メサイアでの戦いに敗れ、見知らぬ場所で目が覚めたシン。
そこにいた少女、『琴乃宮雪』に聞かされたのは、自分が交通事故に遭ったということ。
戦争はどうなったのか。メサイアは落ちたのか。ミネルバはどうなったのか。
医師に尋ねたシンだったが、全ては記憶障害だとして一蹴されてしまう。
自分の知る『過去』と、周囲の人間から語られる、知らない『過去』の食い違い。
縋るものの存在しない明日に戸惑い、苛立ち、恐怖しながらも、シンは前へと歩んでいくこととなる。
果たしてシンがたどり着く真実とは……。


『水月~運命~』

 執筆予定……当然ながらなし。

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最終更新:2012年07月03日 10:37
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