1
ディエチ「ええ・・遅くなりましたが、新年あけまして・・・・」
シン「ディエチ、
誕生日おめでとう~~!!!」
ディエチ「え? ・・・・、えええ!!?」
シン「ああ、ようやく言えたぜ! チッ、あの作者め、よくも遅らせやがったな・・・・ッ!」
ディエチ「・・・・あのォ、シンさん、新年のあいさつは?」
シン「そんなことよりも大事なことがある! 俺はずっとずっと君の誕生日(※)を祝いたかったんだ!!」
(※)正確には1月9日。詳しくは過去の話をお読みください。
ディエチ「・・・・でもこういうのってさりげなくっていうか、静かにやるのりっていうか・・・・」
シン「い・や・だ・ね。俺は俺の祝いたいように祝う、たかがそれだけ――つまり俺がしたいことなんだよ。それにみんなも待ってたんだぜ?」
ディエチ「みんな?」
樹里「おめでとう!」
エド「HAHA おめでとさん!」
ライ「おめでとございます!」
ミランダ「おッめでとう!」
ジェニー「おめでとう。」
コクブン「嬢ちゃん、おめでとう」
ディエチ「・・・・」
シン「この世界はな、世界そのものが戦場なんだ。正しい奴が勝つとか、悪い奴がいい目をみるとか、そんなんじゃあない、強い奴が全てを決める世界で、みんな弱い側の人間なんだ。みんな確かな明日がないからこそ、精一杯生きて楽しめる時に楽しむんだよ。でも、みんな心から祝いたいってのもあると思うぜ?」
ディエチ「・・・・うんッ」
シン「行こう、主役がいなくちゃパーティーが始まらねえよ」
ディエチ「うん! みんな・・ありがとう!」
エド「ったく、本当に新年の挨拶を忘れているぜ、あいつらはよ。それじゃあ代わって俺が。ハッピーニューイヤー、新年明けましておめでとう!! 今年もあいつらをよろしくな!!」
シン「エドさーん、ケーキ切リ分けて下さいよ~!」
エド「よっしゃあ、待ってろおお!!」
OMAKE 裏の陰にて
?????「ここでぶち壊せば、絶望して新たなファントムが生まれる!」
????「やらせない。彼女はあの男の最後の希望だ」ドライバーオン!
?????「指輪の魔法使い!?」
????「せっかくどんな宝石よりも輝いている光景なんだ。邪魔するなよ」シャバドゥビタッチヘーンシーン!シャバドゥビタッチヘーンシーン!
「変身」フレイム!ヒート!ヒート!ヒート!
「さあ、ショータイムだ!」
遅くなりまして、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2
地獄が広がっていた。
鉄の巨大な死体が濁ったオイルという血を流し、鉄くずという肉と骨を散らばらせている。
荒野の砂という遺骨の色をした地面の上で炎を上げて原型が無く、もともと何体あったのかすらわからない。
その死の惨状をつくりだした――“悪”という概念を形にしたような存在が、ぽつん、と炎の中に立っていた。
概念の名前はガイアJと改修した者はよんだ。
「・・・・はあ」
つまらない、という言葉を出すのも面倒なのか。
形をもった“悪”という概念の中で、青年が吐くのはため息一つだけだった。
青年には。
思想もなかった。
祖国もなかった。
死んではいないけれども、生きているとも言えなかった。
強いて言うでなれば――『歩く死人』、のような存在だった。
「いったいいつまで俺は・・・・」
この惨状をつくり続け、この惨状を終わらせ続けるのだろうか?
分からない。
けどこれ以外は知らない。
けどこれ以外は許されない。
いつか死ぬその日まで、戦い続けるしかない。
いや、今の自分が生きているともいえるわけではないけども。
死んだらどうなるのか?
楽になるのか?
1つだけ分かっていることあるとするなら。死んだら――もう誰も殺さなくてもいい、ということだけだ。
「!?」
戦闘の後の胸糞悪い空気を味わっていると、突如目の前に光が広がっていた。
そして何かを考える間もなくその謎の光に包まれて、ガイアJはC.E.という1つの世界からパイロットもろともに姿を消した。
眩しい。
「閃光弾か? なら次はどこから!?」
攻撃が来るのか、と周辺に集中力を回す。だが攻撃は来ない。
それ以前に、さっきまであった惨状が無い! おなじ荒野でもまるで違う!
悪い夢だ。
ついに、か・・・・。と自分の頭がおかしくなったのかと疑う。
「機体反応?」
だが機械は正直だ。アラームがシンに機体反応を教える。12時の方向の上空。
ガイアJが見上げた。
「本当に、悪い夢だぜ・・・」
光りの翼を広げて飛んできたのは型式ZGMF-X42S――デスティニー・・・・かつての大戦で自分が乗っていた高機動試作機。
『「誰だ、お前は?」』
しかも公共無線で聞こえてきたのは若干青そうな、自分の声だった。
撃つか・・・・という気持ちもあったが、奇妙なことにその衝動を抑えることができた。
「シン・アスカ」
とそれだけ名乗った。ただそれだけなのは、それ以上も、それ以下も、本当に無かっただけのことだった。
「・・・・信じたのか?」
「どうでもいいんだ、そんなこと」
聞かされた説明では。
むこうのシン・アスカはちょうど1年前の(平行世界の)自分である。異世界からの仲間たちも何かに呼び出された。組織を作っている。異世界ながらも理解しあって仲間になった。あとは頭に入っていない・・・・これが現実でも幻覚でも、どうでもよかったからだ。幻覚に口を出したって、もう何も変わらない…・。
信じたわけじゃない。
ただ騒がないのは落ち着いているからじゃなく、頭がイカれかけて・・・・感情の動きが鈍いからだ。もう自分がどこにいるかなんてどうでよかった。
『どうでもいいって・・・・。そっちのコズミックイラはどうなったんだよ!?』
「デスティニープラン発表後、ラクスクライン達が軍事クーデターを起こした。
俺たちは最後の戦いで負けた。
世界中で小さな名前のない戦争が起き続けている。
3行でまとめた。シンプルだろ?」
事実だけを言った。
『なんでそんなことに・・・・ッ!!』
「戦争がしたいからだよ、世界全体が。」
悔しそうな声がデスティニーから聞こえ、心の渇いた声が応える。
「それに俺からしたらお前のほうが異常なんだよな。異世界からの人間たちとわかりあった? 世界を守る戦いで勝った? 少しづつ平和に向かっている?
とんだご都合主義な展開じゃないか」
『ご都合主義だと!!?』
「“なんで俺たちじゃなかったのか”ってことだ」
「・・・・」
デスティニーに乗ったシンは何も答えられなかった。目の前にいるのもシン・アスカなら自分が持ち続けている気持ちを途中まではもっていた筈だ。
それを捨てるほどの何かがあったということだ。
「これからどうするつもりだ?」
それでもシンはシン・アスカに希望を持ちたかった。大切なモノは変わってはいないと信じたかった。
「戦争をする、これまでと同じように。」
だが返ってきたのは絶望的な答え。
「な・・・・ッ!?」
「また、『なんで』、かよ? 平和の為に――花を守るために戦えっていうのか? お前のように」
はーあ、と面倒臭そうにため息をつく。
「無茶言うなよ」
こまでで一番乾いた哀しい声だった。
「俺には――守るものなんて無いんだ、もう何も。」
と。
言い終えるとガイアJは2連装ビームライフルをデスティニーに向けた。
「俺と戦え」
自分を殺す・・・・ずっとやりたかった。
自分に殺される・・・それも悪くはないだろう。
どっちにしろ、シン・アスカが死ぬ。
悪くない。
悪いのはシン・アスカというこの役だけだ。
「もうどうでもいいんだ・・・」
もう頭が空っぽだ。
もう衝動だけでいい。
ああ・・・・。
刺激が欲しい。
興奮がしたい。
渇きを潤したい。
「さあ、殺し合おうぜ!! 命ある限り!!」
炎でもいい。血でもいい。このモノクロだらけに色をくれ!
絶叫でも、断末魔でもいい。このノイズ以外の音を聞かせろ!
『シン、無事か!!』
その時、ありえないことが起きた。
「!?」
死んだはずの、友の声が聞こえた。
新たな2体の機体反応。
向かってくるのは、灰色の機体と、黒い機体・・・・。
「レジェンドに・・・ガイア!?」
いや、それだけじゃない。
見たこともない沢山のMS。
「あれはお前の、仲間・・・なのか?」
「ああ、そうだ。お前だってきっと!」
それらの中にはストライクフリーダムとインフィニットジャスティスもあった。
「クッ、クッアハハハっ」
嗤った。
渇いたように声を出して笑った。
「・・・・そうか。
そんな“今日”もあったんだな・・・・」
という羨望でできた言葉を口にすると、再びさっきの光が目の前にものすごいはやさで広がった。広がってガイアJを飲み込んだ。
「!」
目を見開くと先刻、自分がつくりだした地獄の跡地に戻っていた。
「なんだ、今のは・・・・?」
夢か?
幻か?
現実でも、幻覚でも、どちらでもよかった。
目指すところもない。
留まるところもない。
だから関係ない。
だがしかし。
「あと少し、もう少し、歩いてみるか・・・・」
もしかしたらまた、生きることができる、かもしれない。
とそんな希望、いや欲望が――生命(いのち)が幽かではあるが確かと胸に再び灯った。
そして黒い煙と赤い炎でできたこの赤とモノクロの世界から、全身が灰色に枯れて血涙を流し続ける者――かつての大戦の敗者は歩いて去っていった。
欲望を秘めて、希望を求めて・・・・今は分からない自分が本当に欲しい“何か”を求めて―――。
救われなかった世界線のC.E.75年、シン・アスカが生きる理由(ディエチ)と出会うまで、あと200時間後。
ディエチに出会う前のDHシンとスパロボZのシンのクロスオーバーです。
3
シン「な、なあ・・・・ディエチ・・・・」
ディエチ「どうしたの? シンさん」
シン「あー・・・えーと、そのお・・・」
ディエチ「後ろに何をもっているの・」
シン「あ・・・・、いつもありがとな」
ディエチ「え?」
シン「ああ、もう! プレゼントだ、プ・レ・ゼ・ン・ト!」
ディエチ「これって・・・リボン?」
シン「ああ、そうだよ、俺が選んだやつだ。はーあっ・・・・上手く渡せなかったけどな」
ディエチ「・・・・ありがとう。でも、何がいつもありがとうなの?」
シン「・・・・・・・・それを俺に言わせるか?」
ディエチ「言ってくれないと分かんないよ」
シン「~~~!! 出逢ってくれたこと、一緒にいてくれること、バカできること・・・・あとはその他諸々だ!! あー、恥ずかしい!!」
ディエチ「でもそれって・・感謝するようなことなの?」
シン「おかげで俺は今、生きている! 生きていると胸を張って言える!」
ディエチ「シンさん・・・・」
シン「俺はいつだってディエチの内縁の妻に助けられているよ」
ディエチ「・・・・シンさん、それって内縁の・・・じゃなくて内助の功じゃないの?」
シン「ッ!!?」///
ディエチ「表情がわかりすくなってきたねえ」
シン「あ・・ああ・・・あわわ・・・・!!」
ディエチ「言いふらしてもいい?」
シン「言うな! 何でもするから言うな!」
ディエチ「ん? 今何でもするっていったよね?」
シン「え?」
ディエチ「・・・・今日は、シンさんから・・抱きしめて、欲しい・・な」モジモジ
シン「クッ・・ああ、いいぜ」
ディエチ「ぷっ・・・あはは、シンさんの心臓ドクンドクンいってる!」
シン「く・・うう・・・・・。く、くはは、いいだろう、いつもの仕返しだ。」チュッ
ディエチ「な、なにををををを!?」
シン「くははッ。どうしたんだよ? 俺は君のおでこにちゅうをしただけだぜ?」
ディエチ「シンさんのくせに・・・・ッ」
シン「悪いなッ! 俺は勇者じゃなくて悪役なんだよお! ディエチ――・・・・愛しているぜ」
ディエチ「なら仕返しに。ずきゅう・・・・」
シン「んーーー!!」
問1.
ディエチの最後の行為はどこへ何をしたものか答えよ。
4
シン「そんなことよりゲームやろうぜ!」
ライゴ「GW」
シン「ガンダムウイング」
ライゴ「違う、ゴールデンウィーク、やることといったら?」
シン「ゲームだな。ということで今日やるのは」
ライゴ「『クライマックスヒーローズ 真・最終章Zッッッ!!!!』」
シン「・・・・くどいな。ゲーム名なんとかならなかったのかよ」
ライゴ「終わる終わる詐欺の行き着いた場所なんだからしょうがないよ。俺、これやるの初めてなんだよね」
シン「しかもこれ・・・・C.E.元年より前・・・70年以上前か?!」
ライゴ「いやあ今のゲームって行き着いちゃった感があってつまらないんだよね」
シン「ふうん。まあいいや。では早速やってみよう」
ライゴ「このゲームは『仮面ライダー』っていうヒーローキャラを使用して戦う格ゲーなんだ」
シン「キャラクターが多いな! 『原作キャラクターを映画版限定を含めてフルコンプ! “その時、不思議なことが起こった”まで完全再現!! なんとS.I.Cで見た幻のあのフォームまで!!』、は伊達じゃないな」
ライゴ「タッグでいこうよ。俺、カーブトッ」
シン「んじゃ俺は・・・ファイズってやつにしよ」
ライゴ「それ原作おもしろいよ」
シン「へー」
ライゴ「今度一緒に見ようよ」
シン「おお。・・・・あ、始まるぞ。最初の敵は―――仮面ライダーBlack RX・・・・?」
ライゴ「へへっ・・・・兄貴、コイツ、タッグ戦なのに1人だぜ?」
シン「初心者に慣らせるためだろ。・・・・地獄のはめコンボでやってやるぜ!」
ライゴ「戦いは数だよ兄貴!」
1時間後。
シン「勝ッッッてるかアア、こんなもん!!」
ライゴ「ふざけんなよ!! 体力ゲージが赤になったら、日光で瞬間回復って卑怯だろ!!」
シン「何が『その時、不思議なことが起こった』だよ! 俺達EXコンビネーション(ハイパーカブトのマキシマムハイパーサイクロンとファイズ・ブラスターフォームのフォトンバスターの同時発射)まで決めたのに!」
ライゴ「・・・・『その時、不思議なことが起こった』のロボライダーがタキオン粒子とフォトンブラットを吸収して、ハイパークロックアップしながらフォトンブラットを収束したロボパンチを打込んでくるなんて・・・・」
シン「・・・・時間が止まった世界で、メカメカしく歩いてくるロボライダーはマジで怖かった・・・。」
ライゴ「・・・・兄貴、もうやめよ? 勝ってこないよ!」
シン「待て、まだ策はある! ライ、お前はフォーゼを選べ! 俺はシャドウムーンでいく!」
ライゴ「何か策が?!」
シン「説明書によるとベルトのキングストーンを破壊できるのは創生王の作ったサタンサーベルだけらしい・・・・。俺がまずRXのベルトを部位破壊する! そのあとお前が死に体のRXを宇宙に捨ててくる! これで完璧だ!!」
ライゴ「仮面ライダーのベルトを破壊するという鬼畜外道を平然と考えのけるなんて! さすが兄貴、そこに憧れるゥ! 痺れるゥ!」
シン「へへッ・・・・照れるぜ」
シンとライゴ「さあRX、今日こそお前の最期だ!!」
5
シン「やれええ、ライ!!」
ライゴ「おう、いッくぜえ!!」
発射されるミサイル。
うねりを上げるマッシグラーのエンジン。
大気圏を突入する1台のマシンと2人。1人はもちろんマシンの乗り手のフォーゼ。マッシグラーに突き上げられるように宇宙に飛ばされるのは、ブラックRXではなく、――シャドウムーンだった。
地球をバックに宇宙に浮かぶシャドウムーン。
フォーゼのキックにより地球に落下。
再び大気圏突入。赤熱化する銀色の鎧。このまま隕石のごとく落ちれば、隕石のごとくクレーターをつくり、隕石のごとく砕けるだろう。
その時、不思議なことが起きた!!(CV.中田譲治)
内包されていた、天・海・地の石の力が再び目覚めシャドウムーンを進化させた。
落下物の到着と轟音と共にクレーターができた。クレーターは地獄の窯のように赤く熱を発している。
ブラックRXは珍しく戸惑っていた。必殺技を敵の自分にではなく、味方のシャドウムーンに行う凶行。
地獄の窯から出てきたシャドウムーンの姿。
その姿の型はRXそのものだったが、ブラックRXが赤い瞳に黒と緑のボディだったなら、“それ”は緑の瞳に銀と黒のボディだということ。そしてもう1つ、黒いベルトには緑の月の石と天・海・地の石が融合した疑似キングストーンがはめられていたことが違う点だった。
シン「こちらも“RX”ッッ!! “疑似創世王”には、“疑似創世王”だァッッ!!」
ライゴ「RX自体が太陽の力で本来必要なもう1つのキングストーンを補って“疑似創世王”になった。ならばこっちは内包している天・海・地の石と創世王の力で補うまでよ!!」
シン「そしてたどり着くはこの姿――『シャドウRX』ッッ!!!」
ライゴ「RXと同じように宇宙に一度放り込まないとなれないのが難点!」
シン「さあイクぞ、仮面ライダーブラックRX!! これが最後の決着だ!!」
???『シャドウムーン、ブラックサン!!』
シン「!?」
突如、空間がまるでカーテンのように歪んで波打った。
そして、もう1つ――現れた、RXタイプ。
金色の瞳に白いボディ、背からは黒いマントのような昆虫の羽。
右手には赤い刀身の剣――サタンサーベル。
赤銅色のベルトには2つの窪みがあった。その窪みには何も埋まってはいない――空だ。
『我ハ創世王。今日コソ返シテモラウゾ、我ガキングストーン!!』
シン「分ッッかりやすい敵だな・・・・」
ライゴ「分かりやすいのか、兄貴!?」
シン「昔から白を基調にしている奴は悪だと決まっているんだよ・・・・ッッ!!!」
ライゴ「ンなるほどォッッ!」
シャドウRX『邪魔だ、創世王!! この俺とブラックサンとの戦いに口を出すな!!』
シン「こっちはブラックRXを倒すためにGWの間、ライと2人でブラックの第一話からRXの最終話まで一気見までしたんだ!」
ライゴ「面白かった!! 歌は魂だと知った!!」
シン「ピンチに陥る度、そのピンチを脱する姿に何度も勝てないと絶望した!」
ライゴ「同時に憧れた!! てつをはカッコよかった!!」
シン「今はもう憎しみはない!! けどだからこそ俺はRXを倒したい!!」
ライゴ「超えたいという敬意をもって!!」
シン「それが俺達とRXとの絆だ!! 戦うことでしか表現できないけど、それが俺達の“つながり”だ!!」
ブラックRX『信彦・・・・ッ、シャドウムーン、創世王を倒すために手を貸してくれ!!』
シャドウRX『そのあと必ず決着をつけるぞ!!』
ブラックRX『・・・・ッ、それでもいい!!』
シン「共闘コースか!? 燃えるぜ!!」
創世王『アクマデコノ創世王ニ逆ラウカ!! 出デヨ、怪人達!!』
再び空間がまるでカーテンのように歪んで波打った。
そして“波”が現れてきた。正確には水や津波ではなく、怪人達。
相手は創生王と怪人軍団。それに対しこちらは3体・・・・。分が悪い。
???『また面倒ごとに巻き込まれたようだな!』
?????『加勢するぞ、後輩!!』
シン「また敵か!?」
ライゴ「違う! メテオとスーパー1!? 先輩、親友キターーー!!」
フォーゼ『魂と魂のぶつかり合いを邪魔すんじゃねえ!! とっと終わらせてあいつらのタイマン張らさせてもらうぜ!!!』
メテオ『ああ! 結果がどうなろうとも俺たちがそうだったようにな!!!』
スーパー1『今日こそ先輩らしいことをさせてもらうぞ!!!!』
シャドウRX『創世王、貴様はもう要らんのだッ!!!!』
ブラックRX『幸せになるはずだった沢山の人の人生を、俺たちの友情を切り裂いた悪の創世王は、この俺がゆ゙る゙ざん゙!!!!』
シン「負ける気がしないなあ・・・・」
ライゴ「ブラック4人集合以来の地獄絵図だぜ・・・・」
最終更新:2014年02月02日 12:13