メイドガイネタ

俺はキラ・ヤマトに勝つ為に議長の伝である超人への弟子志願をした。
そう、あんなMSNお胸元を串刺ししたのにちゃっかり生きて帰ってくるあいつを倒すには
やはり生身の所をしとめるしかない。そう考えたからだ。

シン「……師匠。あの俺」
コガラシ「何だ、シンよ! フハハハッ! 何だもう臆したのか! この腑抜けガァ!!」
(ごがしゃああん)
シン「ぐあはあっ。ち、違います。師匠! 俺、聞きたい事があるんです!」
コガラシ「ふぅんっ。少年は日々迷い悩むものだ。良いだろう! この男コガラシに何でも言って見るが良い!」
シン「何で俺が、こんなふりふりのメイド服を着て、なんか無印の頃に居た人の様な仮面を着けなきゃいけないんですか!
   つか、ガーターニーソとか見るのは良いけど、まさか着る日が来るとは思いませんでしたよ!(足ばぁあーん)」
コガラシ「ふむ。見事な脚線美だ。おっと、言い忘れてたな。お前は今日からメイドガイになるのだ!」
シン「そんな大事な事を言い忘れ……な、何か視線が」

ルナ「シ、シン。……な、何なのその格好は(鼻を抑えて)」
メイリン「ハァハァ。ダメよおねえちゃん。鼻血がぁハァハァ」
シン「ヒィィッ!! ルナ! メイリン! 視線が……というか目が危ない!」
コガラシ「ふむ。丁度いい獲物が来た様だ。シンゥッ!! まず最初に伝授するのはメイドガイアイだ!」
シン「メイドガイアイ!?」
コガラシ「心頭滅却し、明鏡止水に辿り着いた後、心の中のアンチA●フィールドを展開し、相手の衣服の概念を視覚無いで情報操作する!
      その後、頭の中のゼロシス●ムをフル稼働して相手の下着を幻視するのだ!」
シン「メチャクチャ難しそうですが何とか遣ってみます。うぉぉぉぉぉっーーーーーーーーーーー!!!」
コガラシ「震えるぜハート! 燃え上がるほどのヒ●ト! 波紋疾風!!」
シン「(きゅぴぃぃーーーん)おおおっ、見える。俺にも下着が見えるぞ。メイリンは黒のレースか。む、ルナは……旧万乗パンツだとぉぉっ!?」

ルナ「(ぶちぃっ)神様へのお祈りは済んだ? 鳴きながらブタの様に死ぬ覚悟はおあり? 答えは聞いてない(がちゃり、POM!POM!)」
シン「ぎゃーーー、何で戦闘時より命中率が上がってるんだ! 普段からそん位の命中率を出せぇ!」
ルナ「五月蝿い! 索敵必中!!!」
コガラシ「ええぃっ! シン! 何を逃げておるか!
      弾丸をくらっても3秒で生き返れ! 歯で止めろ! 目玉に当たっても跳ね返せ! 貴様ぁそれでも軍人かぁ!」
シン「師匠ーーーー、無理ですーーー!」

レイ「……シン、その仮面、イィっ!!!」
シン「こっちにも別の需要がぁ!?」

俺はシン・アスカ。
今は仮面のメイドガイと呼ばれるコガラシ師匠の下で修行をしているザフトの軍人だ。
何故かフリフリメイド服に、仮面を着けてニーソを穿いているが俺は至って真面目だ。
さて、今日も頑張るぞ!

シン「ご注文繰り返させて頂きます。(パリーン)そちらからチャーシューメン、オムライス、焼き魚定食
   ビビンバ、親子丼、おろし蕎麦、チャーハン、冷麺、ジャンバラヤ、スーラータンメン
   月見関西風うどん、サシミ定食、かつ重、スパゲティナポリタンですね?」
ヨウラン「おおっ! 何だか火星のラーメン屋の評判の女将さんみたいだな! シン!」
コガラシ「次はコレだ! 6番テーブルにステーキ、ライスセット。サラダはシーザードレッシング
      コーンポタージュスープだ。往復など許さん、一遍に運べ!」
シン「は、はい!」
タリア「コガラシさん、悪いわね。基地のコックが体調不良だからってあなたにこんな仕事を頼むなんて」
コガラシ「ククククッ、気にするな艦長! 腹は減っては戦は出来ぬ!
      体が資本の軍人だ! モリモリ食べて、ガリガリ闘うが良い! シンの修行にも良いからな」
シン「師匠、なんでウェイトレスが修行になるんですか?」
コガラシ「こんんのおぉぉっ馬鹿モンがぁーーーーーー!!!(どごすっ)カジを制すモノは世界を制す。
      給仕の一つの出来ずして何が勝利者か!」
シン「ぴぎゃーーー! 家事ってそんな一人暮らしをする訳じゃあるまいし」
コガラシ「字が違うわ未熟者がぁ!!良いか! 家を治めるで【家治(かじ)】だ! 男は女を治め、そして家を治め、村を治め、国を治め、世
     界を治める! その段階で徐々に器をスケールアップするもの! 洗濯が出来ずクリーニング屋が出来るか! 自炊が出来ずコックに
     なれるか! 部屋の掃除が出来ず、宿敵の掃除(始末)など出来るか!」
シン「た、確かに!」
ルナ「納得するからシンは馬鹿なのよ。最後とか滅茶苦茶じゃない」
メイリン「まぁまぁ、お姉ちゃんも良いじゃない。御飯は美味しいし眼福眼福(ぴらっ)」
シン「きゃああっ、いけません! ……って、メイリン。男のスカートを捲って楽しいか?」
メイリン「うん、とっても♪」
コガラシ「ぶぁあかもん! さっさと運べ、次はあちらのテーブルだ!」
シン「はいーーー!」

ヴィーノ「メイドさんが見れるってのは良いよな」
ヨウラン「男だけどな。まぁ、シンは女顔だし女クルーも機嫌が良いし」
メイリン「そうね。そういや、こんなメニュー豊富になかったけどどしたのかしら?」
ルナ「ん? 何でもコガラシさんが食材を確保して着たみたい、ねぇーシン!」
シン「はい、ただいまー(きらきらきら)」
ルナ「(鼻血を抑えつつ)似合い過ぎ。ねぇ、シン。コレってなんて何を使ってるの?」
シン「えーと、確かそっちはヤツメドロクイナマズのムニエル、こっちはマダラアオヤマカガシヘビのフライ。
    このルナがくってるのはオオバドブネズミのトマト煮込みだった筈」
(一部の客から食器が落ちる音が聞こえる)
メイリン「……私もう要らない」
ルナ「……ドブネズミ、どぶねずみ……ネズミ、ネズミ、鼠ぃ(頭を抱えて)」
ヴィーノ「ま、まぁ。美味いんだし腹に入れば一緒だからな、な!
     密林とかで取り残されたらそんなもん食わなきゃ生き残れないしな!」
コガラシ「クククククッ! お前ら、甘いぞ! このメイドガイコガラシにぬかりはない!
      栄養バランスは全て考えられた正三角形。軍人の激務にも耐えられる平均5000キロカロリーで
      一旦、喰えば2日は腹が減らない究極メニューだ!」
(女性クルーのフォークが一遍に落ちる)
メイリン「……5000……5000って、私もう半分食べ食べ、食べ食べ食べ食べ食べ食べ食べ(壊)」
ルナ「シン! なんでそういうのを先に言わないのよ! こんんおぉっ女の敵がぁぁああーーーー!!!!(ドゴス!)」
シホ「氏ね! なんてもの食わすのですか貴方は!!(どげしっ!)」
アビー「いやああああーーーーーーーー!! ダイエットしてたのに!(ばっちこーーーーん!)」
シン「げはぁあああっ! こ、こら待て! 俺は運んだだk――ふべら!(フルボッコ)」

タリア「あ、あつっ!!」
ヴィーノ「ああ、運んでいたとろろ定食がシンに掛かって更に艦長の軍服にコーヒーをぶっかけてしまった!」
コガラシ「説明役御苦労。よし! シン、次はメイドガイチャームだ!
      顔を隠す事で表情を悟られなくしつつも相手に心理的に取り入り、許してもらうのだ!」
シン「師匠、それってただ謝るだけじゃ。って、コーヒーが染みになっちゃう、すいません、ほんとすいません、艦長!(涙流しつつ上目遣い、足はやや崩しながら)」
タリア「……とろろが、……とろろが。シン、後で……いや、今すぐ艦長室に来なさい。懲罰を行います。上官命令です(むんずっ)」
シン「か、艦長? その、何だか目が怖って何だか吐息が荒…さ、寒気が」
ルナ「うっ、血が……体が疼く(グルルルッ)」
メイリン「ヴォォォォォっーーーー!!!」
シン「ひぃぃッ! 今度はなんだ!?」
コガラシ「ふっ、ようやく効いて来たか。 軍人は常に覇気を払い、尚且つ自分の欲を抑えねばならん!
      特性漢方の混入により興奮効果、滋養強壮、精力増強効果は万端だ!」
シン「何をやってるんだあんたはぁーーーーーー!!」
(一斉に女性クルーと一部男性クルーがシンを見る)
シホ「フハハハハハアッ。まぁ、食べた分は運動をすれば良いという事ね!(ギロリッ)」
アビー「……コレは夜が長くなりそうね。ゲラゲラゲラ!(ジロォォッ)」
コガラシ「クククッ! 足腰を鍛えてもらってくるが良い!」
ルナ「コオオホォォォォッ!」
シン「ひぃぃっ!! そんな日曜の昼から!」

レイ「……シンゥッ…か、仮面をぉぉっ!!!(がばぁっ)」
シン「やっぱ、レイはそっちがメインなのかーーー!!(巴NA☆GE!)」




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最終更新:2008年07月15日 19:36
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