シンが死んだ
始まりはこうだ
シンがいつもどおり六課の仕事を手伝わされたり紅魔館の執事をやったり
アイドルのマネージャーをやったり数子にさらわれたりHiME達に嫉妬を主に物理的な意味でぶつけられたり
そんな毎日、そんな何時もの情景が続くと思われた
続くと思われた
あるひ何時ものように追われて逃げるシン君
別にこれは逃走とか脱兎とかそう言う事ではない、これは明日への向かってのダッシュ!
そうだそうに違いない、道筋にいくつも放たれる設置型バインドをかわし、弾幕を流水制空圏で避け
ISを巧にズラし、チャイルドの攻撃やエレメントから放たれる斬撃を穿ちつつ走る、これ即ち明日へのダッシュ
決して逃走ではないと心で己を騙して逃げ続ける
それがいけなかった
テンプレートのように交差点を飛び出す幼い子を見つけてしまったシンは逃走速度のままその子を救い出した事なのか
手を離してしまった風船を物凄い跳躍力で見事キャッチして「次は離すんじゃないぞ」と頭を撫でてやったことなのか
路地裏で大多数で囲む輩を逃走の邪魔と言う事で徹底的にノしたあと何も言わずに走り去った事なのか
ともかく不幸の星が燦然と輝いているんじゃないかと思いながらシンは逃走を続けた
違うぞシン、それは物凄い勢いでフラグを立てているんだ、さすが天然フラグ漢、フラグを立てさせたら誰も右に出る奴はいねぇ!
そしていつもどおり追い詰められてさあもう観念しなさいとなのは達が進み出たその時
空から落ちてきた円盤に腕だけ残して潰れて死んでしまった、とさ
不幸ここに極まれりか。
「……あれ?俺……たしか何空から落ちてきた隕石に潰されたんじゃ」
「あうあう、しんちゃんだいじょうぶですか?」
そしてまた新しいフラグを建てた
「君は―――」
「私ワルちゃんです!ワるきゅーレなのです」 BGM:Agape
周りに集まった女性達の目がとっても痛かった、視線がとっても痛かった、
目元を赤く腫らしてこっちを睨むみんなの目がとても痛く感じ、心配されているんだと感じたと同時に、新しい女難を覚悟した。
最終更新:2008年07月16日 03:07