1
星「おや、こんなところでどうされた主?」
シン「ああ、星か…。いや、ちょっと悩んでてたさ。皆、こんな俺に好意を寄せてくれてるけど、
こっちも真剣に応えて誰か一人に決めなきゃと思うと、どうにも苦しくて…
前に居た世界でも結局そうやって皆に迷惑かけたんだ……情けないな俺」
星「なんだ、何かと思えば、そんな事でお悩みでござったか」
シン「そ…そんな事って!?」
星「誰か一人に無理に決めようと思うから悩むのです。主は堂々と皆を愛して下されば良い」
シン「えっ!だ…だって、そんな事許されないだろ!!」
星「やれやれ、主も頭が固い…。そもそも一人の女しか愛せない男など、その度量はたかが知れたもの……
私は、仮にも一国の長である主にそのようなつまらぬ男になって欲しくはござらん」
シン「え、ええ!?そ、そんな考えアリなのか!?」
星「当然です主。数多の女の、様々な愛に正面から応えられてこそ、天下を統べる男の器たるべきもの。
私は主にもっと佳い男になっていただきたいのです。そして、成長した主の愛を、私にも注いで下されば、これに勝る喜びはござらん」
シン「……急にそんな事言われてもな。まあ良く分からないけど、それで皆が良いというなら努力してみるよ」
星「フフ、主は不器用ですな。まあ、そんなところも主の可愛いところではありますが」
シン「チェッ。お前、からかってんだろ…」
星「フフフ…」
2
シン独白
夢を…夢を見るんだ…
夢の中で生え際に思わず目が行ってしまうA氏や、力があるのをいいことにやりたい放題のニートK氏が出て来て、
大量の誰かの手に掴まれて動けない俺を笑ってるんだ…
「これが主人公だよ、シン…」
「女難は主人公の証だ、シン」
「ははは、ははは」
「ははは、はーはっはっはー!」
凄い愉快そうに笑っていて、一発殴りたくなるんだけど、俺は動けないだ…
そして、俺は腕に飲み込まれていくんだ…
3
破滅の将の中に何故かいる、そして白の書の主がシンだと思って
ロベリア「おや、ちょっといいかい、シン」
シン「なんですか?ロベリアさん?」
ロベリア「これから王都にでも行かないかい?」
シン「王都って、あそこは敵地なんじゃないのか・・・」
ロベリア「大丈夫だって、私らが破滅側だって誰も気付きやしないって」
シン「えっ、ちょ、ちょっと!待ってくれ!」
ロベリア「さあさあ、行こうじゃないかシン!」
イムニティ「お言葉ですが、副幹」
ロベリア「なんだい?私はこれからシンと出掛けるんだけど」
イムニティ「マスターが嫌がっているではありませんか。それに、」
ロベリア「それに?」
イムニティ「マスターとは私が行きます。副幹の出る幕ではありません」
ロベリア「上等じゃないか・・・私とシンの邪魔はさせないよ!ダークプリズン!」
イムニティ「ラーズ・・・グロウ・・・アビリア・・・」(魔法詠唱中)
シン「ちょっと召喚器はまずいだろう!シェザルもムドウも止めてくれ!」
シェザル「女性同士の喧嘩はあまり私の得にはならないんでね」
ムドウ「俺もあれの中に入って死にたくねぇし」
シン「あんた達って人はー!って攻撃がこっちにアッー!!」
4
酔っ払いながら練り歩く保護者達
向こうから土煙を上げて走ってくる女性達
やがてその一段は保護者達の横を素通りし
その向こう側で驚愕の表情で脱兎せんとするシンの姿が!!
「命短し 恋せよ乙女
黒髪のいろ 褪せぬ間に
心の炎 消えぬ間に
今日は再び 来ぬものを――――咲いて散る桜の花、女難大戦かぁ」
「言いえて妙ですねぇ……」
「もう一軒いきません?もう少し飲みたくなってきましたし」
「いいですねぇ、丁度銀座にいい店があるんですよ」
ゴンドラの唄でくぐってみよう
歌詞は5番まである
全幻如也、夢幻如也
劇 終
「そんな悟りきった表情で歌うなー!!保護者なら止めてくれー!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「シンーーー!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
5
嫉妬団と女性陣に囲まれ窮地に立たされたシン、しかし・・・
レイ「友を助けに俺、参上!!」
シン「レイ・・・、何でいつもいつも俺の事を助けてくれるんだ」
レイ「ふ、それは俺が義の星の元に生まれてしまったからだ。いくぞ、シャォォォォォ!」
シン「レーーーーイ」
6
シン「え?溺愛とベタ惚れの違い?そうだな…例えば」
スカ「うちの数の子は最高だ!」
ローゼン「いやいや私の薔薇乙女こそ至高!」
シン「…あんな感じの親から娘とか、恋人間でなくてもあてはまる、一方的な愛の形の一つが溺愛じゃないか?
で、ベタ惚れは…うーん、俺は分からないから、そこら辺の別の誰かに聞いてくれ。じゃあな」
最終更新:2008年07月18日 15:59