1
レイ「しかし、随分と増えたものだな……」
シン「何が?」
レイ「このスレの女難のカオスさもスゴいが、絡む作品も随分と多くなったなと思ってな」
シン「言われてみればそうだよな~……メジャーな作品からどマイナーな作品まで出て来たからある意味ではスパロボに近いよな……」
レイ「最近は「クロスして大丈夫なのか?」みたいなダークホース的な作品まで出てきたからな」
シン「俺、体が持つかどうか、心配になって来た……」
レイ「その為に俺達がいるのだろう?」
シン「そうだったな……ふぁ~……(大きな欠伸をする)」
レイ「随分と眠そうだが……」
シン「右に左、前後ろと散々追いかけ回されたからな……」
レイ「ならば、少し眠るが良い……彼女達が来たら、俺が言いくるめて置くから安心しろ」
シン「悪い……(眠そうな目つきをする)」
レイ「気にするな、俺は気にしてない」
シン「んじゃ、お休み……」(眠る)
レイ「あぁ……」
その後、レイが女性陣に対し、決死の説得(とシンの寝顔)により、
珍しくシンに安息の時が訪れたという
2
議長「シンとパルマを! 撃ちたいかーーーーッ!?」
女性陣「「「「「おおおおォーーーーッ!」」」」」
ナレーション:
そんなわけで始まりました、二年に一度の女難祭典、CE73年度のヒロインを決める
『彼の助手席は私専用』権争奪戦! 二年前の戦いは、「プラントの歌姫」こと「the ハラグロリーナ」
ラクス=クライン嬢が、景品となったまえはr……ゴフンゴフン、キラ=ヤマト君を篭絡――もとい
ハートを射止めて終了しましたが、はてさて、このたびの戦いは一体どうなるのか!?
さあ議長、第一試合のお題をお願いします!
無言で壇上に上がる議長。垂れ幕の下を引っ張る――どどん
『ヒロインたるもの、モビルスーツにも乗れェーー!』
ナレーション:
おおっと、第一試合からいきなり、準主役MSの争奪戦です! 各々、ユニウス7内に
用意されたモビルスーツを奪取し、シン=アスカの待つミネルバ、若しくはそのストーキング戦艦
ガーディ=ルーに乗艦してください! これはCE出身の女性たちに有利か?
ミネルバに入り込み、数多のライバルたちを蹴落としながらシンと親密になるか、
敵としてガーディ=ルーに行き、手薄な「それでも君が好きだァ」ルートを目指すか、
駆け引きにも注目です。
それでは女難ファイト――レディいいいい……はい、議長なんですか?
議長、再び無言で幕を引っ張る――どどどん
『モビルスーツが全部壊れたら、複座型インパルス 登 場 』
ナレーション:
な……なんとおッ! さっすが議長! 細身の割に太っ腹! これは肉弾系武闘派女性陣にも
ルートがあるという救済策! 勝負はますます分からなくなりました。
それではッ! 改めて、女難ファイトゥ――レディ――ゴウッ!
その日、ユニウス7というコロニーが宇宙から消えた――
3
崩壊して行くメサイアの指令室内で対峙するシンとギルバート
ギルバート「まさか、君がそのような行動を取るとは思わなかったよ。シン。
彼らを討ち、デスティニープランの象徴と言える機体に乗っている君が…
君はレイと共に私の力になってくれると思っていたのだがな……」
ギルバートは懐から銃を取り出し、シンに向ける。シンもまた銃を取り出し、ギルバートに向ける。
シン「議長、観念して下さい。メサイアの陥落も時間の問題です。レクイエムの方もカミーユやロラン、なのはさん達が沈黙させています。」
ギルバート「君に私が撃てるのかな?シン。」
シン「……」
ギルバート「ここで私を撃てば、世界はまた混迷の闇に沈み続けるだろう。それではまた3年前のあの戦争…
君も知っているだろう?血のバレンタインが引き金となって始まったあの戦争時代に逆戻りだ。」
シン「……」
ギルバート「それでは、人と人はまた変わりもせずにお互いに命を奪い合う。違うかな?」
シン「…あなたの言っている事は確かに間違ってはいない。」
ギルバート「その通りだ、人は過ちを忘れ、また同じ過ちを繰り返す…いや、繰り返し続ける。」
シン「でも、人は生きている限り、それを変える事だってできる。……変える意思があるのなら。」
ギルバート「それは君の思想論であって、真実とは程遠いものだよ。…話は少し変わるが、私にはかつて愛した人がいた。」
シン「…?」
ギルバート「だが、私とその女性とでは遺伝子的に子供が生まれず、女性は子供を望むために私の元から去って行った。」
シン「それは……グラディス艦長の事ですか?」
ギルバート「…いつ、気付いていたのかな?」
シン「艦長と議長には何かしらの関係があるんではないかと言う噂は結構、聞いていたので…」
ギルバート「そう、私とタリアの持つ遺伝子では子供が望めなかった、そして、私には一人の友人が居た。その友人は己の宿命を呪い
そんな自分を生み出した世界を滅ぼそうとまで考えていた。」
シン「それがもう一人のレイ…と言うことですか?」
ギルバート「そうだ。だから私は決心した、私達が痛感した悲劇を2度と起こさせないためには運命を……全てをこの手に
おさめなければならないと…」
シン「…それがデスティニープランですか。」
ギルバート「そうだ、人とは自分の全てを知った時、更なる高みに登る事ができる。無知であるから故に
己の渦巻く欲望に翻弄され、己の欲を満たす為に暴走して行く。」
シン「欲望に翻弄されて、その欲を満たす為に暴走……ある意味では間違ってはいません。」
その時、シンの脳裏には自分の周りに居る少女達の顔が浮かんでいた。
特に独特の口調で喋り捲るある一人の女性が……
ギルバート「その果てに社会はそのような者達がいる混沌によって支配されていく。」
シン「でもそれを理由に人の全てを支配するのはおかしいと思います。」
ギルバート「ならば、問おう。君はどう思っている。」
シン「…運命は誰かに委ねられるものじゃない。運命はみんな一人一人が自分自身の力で切り開いて行くものだ!」
ギルバート「世界の人間はそれができないから私がこうやっているのだ。」
シン「それはあんたが…誰もが持っている人の可能性を信じていないだけだ!」
ギルバート「人の可能性だと……!?」
レイ「ギル…シン…!」
その場にレイが現れる。
頭部からは若干血を流しながら…
2人同時にそれに気付く。
シン「レイ!?」
ギルバート「レイ、シン・アスカを撃つんだ!彼はもう君の友人ではない。我々の望む世界を穢す存在だ!」
レイ「……」
レイはシンに銃口を向けるがその手は震えていて、照準が定まっていない。
ギルバート「何をしている…それが君の役目であり、使命だ。」
レイ「ギル…僕は……」
ギルバート「撃つんだ!レイ!」
シン「レイ!!お前の生き方は…お前の道はお前の意思で決めるんだ!議長にももう一人のお前にも…誰にもそれを決められる
権利なんてない!決める権利はお前自身にしかないんだ!お前という…レイ・ザ・バレルと言う存在だけが決められるんだ!!」
レイ「!!」
ギルバート「レイ!彼の言葉を聞くな、私の言葉を聞け!」
銃声が鳴り響き、その音と共にギルバートが倒れる。
ギルバート「……あ…」
レイ「………うっ…うぅ」
シン「!?」
レイの銃から放たれた銃弾はシンではなく、ギルバートの胸部を射抜いて行く。
ギルバート「それが……君の選んだ……道か…レイ。」
レイ「ギル……ごめんなさい…でも、彼の……シンの明日は!!」
そのレイは今まで見たことがない、まるで幼い子供のようにも見えた。
ギルバート「そうか……君は私ではなく…シンを選んだ…か。」
シン「議長……レイ…」
ギルバート「シン…私の最後の頼みだ……レイの事を頼む…」
レイ「ギル……でも…でも、僕は。」
ギルバート「君にとってたった一人しかいない親友の言葉を聞いただろう?レイ、君自身の考えで精一杯生きて行くんだ、
ラウや私などに縛られずに……」
レイ「うぅ………ぅぅ……」
シン「行こう。レイ、お前はお前の生き方を選んだんだ。」
レイ「シン…」
シン「まだ迷ってるなら、俺がお前と一緒に答えを探す、カミーユ達や機動六課、それに異世界のみんなが俺にしてくれたように……」
レイ「…うん。」
ギルバート「シン……」
シン「はい。」
ギルバート「…もし、君や君の仲間達が運命を変えられると信じているのなら……やってみるがいい。」
シン「望む所です。」
シンはレイを連れて、司令室を後にする。
それから間もなく司令室は所々、爆発し、ギルバートはそれに飲み込まれて行く。
その頃、メサイアの外では
戦闘がほぼ、終結していた。
なのは「クロノ君、シンは?」
クロノ「レイを迎えに行ってくるとメサイアに突入したまま戻って来ていない。」
さくら「うにゃ~!まだ戻ってきてないの!?」
ヴァイス「あの野郎、最後まで手間かけさせやがって!」
エリオ「僕、シンさんを迎えに行ってきます!」
楓「私達も行きます!」
アムロ「ダメだ!危険すぎる。」
カミーユ「く……シン…」
ロラン「みんな、あれを!」
爆発して行くメサイアの中から何かが飛び出してきた。
紅い翼を纏ったガンダムタイプのMS…そう、シンの愛機、デスティニーガンダム。
シン「何とかなったか…」
レイ「ギル…さようなら……」
シン「レイ……」
レイ「シン、ありがとう…」
シン「え?」
レイ「何とく言わないと行けない気がしたそれだけだ。」
シン「そっか、じゃあ、行こうか。」
レイ「そうだな…」
ミ ッ シ ョ ン 完 了 !
クリア成績 ランク「DESTINY」
4
あの戦いから数年後。平和になったかに見えた世界はプラントの専横に苦しめられていた。
再びコーディネーターとナチュラルの間に溝が深まっていく事を見かねたシンはラクス・クライン議長とキラ・ヤマト元帥へ直訴するが、
どういう訳か話が伝わらない。二人は世界は平和だと信じきっていた。
シンの言葉は二人に届く事はなく、退室を命じられてしまい渋々と引き下がる。
そしてその帰り道。シンは謎の集団から襲撃を受ける。何とか撃退したシンは何者かが情報を歪めていることを確信する。
再びシンはラクスとキラの元へその事を知らせに向かうが、そこでシンは想像以上に敵は上層部に食い込んでいることを知る。
なんとシンはテロリストの容疑を掛けられている事をラクスから伝えられる。シンが撃退した集団はクライン派のザフト兵だった。
自らの潔白を訴えるが二人は悲しそうな顔をするだけで信じてもらえない。このまま捕まれば自分は言い分も聞かれずテロリストとして処刑されてしまう。
そう感じたシンはインパルスを奪い、プラントを脱出する。
プラントからは指名手配され、味方もおらず身動きが取れない。しかしこのままプラントと地球の関係を悪化させ再び戦争を起こさせる訳にはいかない。
限りのあるエネルギーの節約と宇宙空間で隠密行動を取る為にインパルスのカラーを黒く変更するシン。
今、シンの孤独な戦いが始まった!
5
アスラン「パルマ達成率は限りなく100に近く無意味なよろけやつんのめりから生じるトラブルはどこまでもはてしない
パルマに関する始末書は一枚見かけたら押し倒しも三十枚、何かにつけて偶然とはいえやらかし、善良な女性の生活を
脅かすこと犯罪の如し!今日も今日とて町の風紀を徹底的に挫滅轢断!まさに破廉恥権化!
なにゆえプラントはこのよーな竜巻男に給料を払うのか
女性たちは悲痛に叫ぶ、私の純情を返せー! 」
シン「うわぁぁぁぁ!」バタリ
アスラン「私の純情を返せー」(耳元で)
シン「うるさい!アンタいったい何なんだ!(涙目」
最終更新:2009年10月09日 01:44