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酔っ払いの小ネタ-06

クリスマスと脳内時間を巻き戻しよろ。ついでに紙芝居を想像して読んでくれるとありがたい。

イブも当日も仕事でいっぱいなシン。
前からの約束、三人で一緒にクリスマスを祝うはずだったシン家にて

シン「……すまん」
グレーテル「…………嫌いよ」
プリムラ「グレーテル、我が儘はダメ。シンは仕事」
グレーテル「でも兄様は約束を破ったわ!」
プリムラ「でも……私達の暮らしの為だから」
グレーテル「いいわ、こうなったら募金を集めてくるから」
プリムラ「斧と機関銃は置いていって」
グレーテル「……もう知らない」

シン「本当にごめんな、それからありがとうな、プリムラ」
プリムラ「いい。私はお姉さんだから」
シン「なるべく早く帰ってくるから」

寒空の下、約束を破ったことを後悔しながら仕事を終えて、家路を急ぐ。
途中で最早投売りに近い、ケーキの特売が目に入り、お詫びにと買って帰るシン。

シン「ただいま」
プリムラ「おかえり」
シン「グレーテルは?」
プリムラ「部屋から出てこない……」
シン「そうか……ちょっと行ってくる」

出迎えたプリムラに返事を返し、苦い顔をしながらグレーテルの部屋へ向かう。
わずかに微笑んだプリムラに違和感を感じながら。

シン「グレーテル、居るか?」
グレーテル「……居るに決まってるわ」
シン「そうか、そうだよな……ごめんな」
グレーテル「もういいの、でも今は部屋から出たくないわ」
シン「分かった……リビングにケーキあるから……後で食べような」
グレーテル「……………」

寂しそうに扉を後にするシン
そして帰ってきてから初めてリビングに入り、慎ましく飾られた部屋を見て驚く。
同時にクラッカーの弾ける音と、蝋燭を立てたちょっと不細工なケーキ。

シン「なっ! これは……」
プリムラ「シンが仕事に行った後で……グレーテルと離して決めた。 いつも頑張ってるお礼をしようって……」
グレーテル「でも本当は……まだ少しだけ怒ってるわ、手を少し切ってしまったもの」

後を振り返るとそこにはグレーテル。
それを見て知らずに涙ぐむシン。

シン「お前ら…………あり……がと……う」
グレーテル「に、兄様!」
プリムラ「驚かしてごめんなさい、でも……」
シン「いいよ、本当にありがとな」

感涙にむせぶシンは、はたと思い出して尋ねた。

シン「そういえばリースリットは?」
プ・グ「????そういえば……」
リースリット「これはシンが買ってきたケーキ? ならこれがクリスマスプレゼントだね。 ありがとう」

どこから沸いて出てきたのか? リースリットがシンの買って来たケーキをむしゃむしゃと食べ始めた!

グレーテル「ちょっと! それは兄様が私の為に!!」
プリムラ「それは! シンが私の為に!!」
リースリット「もう遅い」
シン「あぁもうっ! 三人で協力したのは作りだけか! ほら、二つともみんなで分けてればいいだろ!!」

そんな慎ましくて騒がしいクリスマスなシン家でした、おしまい。


給料日と考えて貰えば幸いです。

親方「あ~シン! 今月はちょっと色付けといたぞ、若けぇのに頑張ってるからな」
シン「本当ですか! ありがとうございます!!」
土方A「まぁお前の頑張りなら当然だろ~な」
土方B「なんせその歳で妹三人も食わせなきゃいけねぇ~んだからな」
土方A「今日は親方の奢りで呑みに行くぞ!!!」
親方「そうだな、たまにゃいいだろ。 シン、お前も強制だ。 でなきゃ給料カット」
シン「でも家にあいつらが……」
親方「大丈夫だ、履歴書に書いてあった連絡先には俺が電話しといた」
シン「はぁ……呑みにってどこですか?」
土方A「まずはメシを食ってビールを少々」
土方B「んでその後は……ロングビーチな」

ロングビーチとはっ!?!? それは次元世界を又に翔け、時間、空間すらも超越する物凄い不可思議で物凄いステキな
 キャ バ ク ラ であるっ!!!!

はやみ「どうも~はやみいいますわ」
キャサリン「キャサリンです、よろしくね」
このは「このはで~す、よろしくなの」
シン「はぁ、どうも……(どっかであったことあるような)」

はやみ「きゃ~この子めっちゃかわえぇわぁ~」
キャサリン「見てみて、私と同じで赤い目だね。 ついでに電話番号と住所教えてくれるいいな」
このは「そんなに緊張しないでよ~少し頭冷やす?」
蘭星「そんなこと言ったらダメですよ、それより私の本当の番号あげるから電話してね」

なぁ~んてことが有りながら帰宅したシン!

グレーテル「兄様、おかえりなさい」
プリムラ「シン、おかえり。 夕飯は食べてきたんだよね」
リースリット「お風呂? それとも……わた「まて、それ以上は成立してないが倫理と児ポ法的にマズイ! とりあえず風呂入ってくるよ」」

グレーテル「……プリムラ、気づいた?」
プリムラ「気づいた、香水の匂い……」
リースリット「あっ、こんな名刺が四枚も」

…………………………

シン「ふぅ~いい風呂だった……って何事!?!?」
リースリット裁判官「被告人は席に付いて下さい」
プリムラ検事「早く席に付いて、でないと始まらない」
グレーテル原告「裁判なんて無意味よ! いますぐにBARでころ……」
リースリット裁判官「自重して下さい」
プリムラ検事「あなたの気持ちはよく解かる、でも今はダメ……」
シン被告「お、おい。 どうしたんだよ? って名前欄がっ!?!?」

リースリット裁判官「なお被告には一切の人権がありません」
プリムラ検事「黙秘権も、勿論有りません」
グレーテル原告「私の兄様はこんな事しないわ……やっぱり斧でころ……」
ヘンゼル原告「いや、姉様。 ここはこの一方的なリンチ裁判を見ようよ」

風雲急を告げるシン家! 人権の一切を無視されたリンチ裁判! 嫉妬に狂った上姉二人とマッチポンプの末っ子!
ついでにさりげなく出てる二重人格の影が薄い方! どこまで出店するんだロングビーチ!!
次回!! 「私を空気と呼ばないで! シアの逆襲!」

3

プリムラ検事「裁判官、被告はかわいい妹を置いていかがしい店で、散財するという暴挙を行いました」
リースリット裁判官「被告、間違いありせんか?」
シン被告「誤解だ! あれはしかたn」
グレーテル原告「酷いわっ! 兄様が帰って来るまでずっと待ってたのに!!」
シン被告「それは……」
プリムラ検事「裁判官、今後は被告の給料を私が管理することを提案します」
リースリット裁判官「いや、ドサクサに紛れてお小遣いを上げる危険性があるので却下します。ここは私が管理する方向で」
グレーテル原告「もういいわ、こうなったら……兄様を○して私も……」←初弾装填
プリムラ検事「あなたこそ……ドサクサに紛れてる……」←立ち昇る極低温の冷気
リースリット裁判官「やる気? なら仕方ない」←湧き上がる闘気
シン被告「おいっ! 裁判関係無いぞ! 誰かグレーテル止めろよ!」


雲行きが怪しくなる裁判! 興奮のあまり狂気に奔るグレーテル! ドサクサ紛れにお小遣いを狙う二人!
その時!!!


シア「いつまで私を無視するのっ!!」


凄いぞお姫様! いままで誰に感知されなかったことが!


グレーテル「あら、いたの? あんまり存在感が無いから気づかなかったわ」
プリムラ「ごめん、今気づいた」
リースリット「さすが空気……」
シア「うぅ、皆酷いよ……」

シン「いや、俺は気づいてたぞ。 帰って来たら夕飯作ってくれたもんな」
シア「シン君……あ、ありがと」(ちょっと赤い頬)
シン「お、おう……」(ちょっと赤いry


本編での空気っぷりが最大の共通点の二人。 感じあうニュータイ○的ななにかで、唯一その存在を知っていたシン。
そんな二人を彼女らが許すはずが無かった……


リースリット「ねぇねぇ、グレーテル。 シンがラブコメしている」
グレーテル「なっ! 弾のつまりを直しているスキにっ!」
プリムラ「……許せない、あんなお店に行った後に……そんなラブコメ」
シン「チクんなよ! シア! 助けてくれ!」
シア「そういえばシン君、そのお店は楽しかったですか?」

シン「ん? まぁ楽しかったといえばそうかな、綺麗なおね……いや! 全然楽しくなかったよ!」
シア「ふぅ~ん」
プリムラ「シア……上手い」
グレーテル「そう、綺麗なお姉さんが居たの?」
リースリット「やっぱり年上の人がいいんだーツル○タには興味無いんだー」←棒読み

グレーテル「そう、兄様……」ビキビキ!!
プリムラ「胸なんて飾りなのに……」クワッ!!
シア「まぁ~お子様を相手にするよりいいもんね、シン君?」!?!?!?
リースリット「喧嘩売ってる?」ピシッ!!

シン「お、おいシア? どうしたんだ今日は? なんか怖いぞ」
シア「存在感でいえば確かに負けてるけど……スリーサイズなら圧勝だから! シン君は大きいほうが好きなんだよねっ!?」
シン「まぁ無いより有る方が……しまった! 自爆!」
シア「シン君!」←抱きつき
シン「あっ!当ってるって!」
シア「当ててるの! 私は当てるくらいにはあるから!」

グレーテル「もう我慢の限界ね」
プリムラ「ちょっとは……ある」
リースリット「冷蔵庫にハーゲン○ッツがあったから食べてる、終わったら後片付けしてね」←飽きた

シア「存在感無くても胸はあるもんね! おっきい方が好きだってシン君も言ってるし!」
プリムラ「グレーテルよりはある」
グレーテル「ほとんど変わらないわ! 兄様はロ○コンだから小さい方がいいもの!」

シン「で? 俺はどうすれば?」
ヘンゼル「ネリネのところに避難すればいいんじゃない?」
シン「急に人格変わるなよ、ビックリするじゃないか。 このスキにネリネの所に」
グレーテル「逃がさないわ兄様!」
シン「だから急に変わるな! ってその斧はしまえぇっ!!!」

今日も騒がしいシン家でした。

ネリネ「で、私の出番はこれだけ???」





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最終更新:2010年11月09日 14:05
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