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名無しさん達のなのは小ネタ-06

1 女難ラジオ◆MA9rKEzsjw

「あ、はやて! お帰り!!」
「お~、ヴィータ。ただいま」
「ヴィータちゃん、ただいま」

ヴィータ副隊長……!
この人なら(俺に対して多少暴力に訴えてでも)この事態を止めてくれるはず!!

「副隊長助けtゲフゥッ!?」
「シーンー、ちょっと黙っときな?」

ちょっ……今何で殴った……。

「あん? 何か言ったか、シン?」
「何も言ってないよね? シン?」

だけど、ここで負けるわけにはいかないんだ!!

「ふ、副隊長……実hゴフッ?!」
「シン?」
「隊長達gブフゥッ!?」
「ちょっと」
「ふrガフッ!!?」
「静かにしてなさいよね」

い、息……が……。

「……はやて? さっきからこいつ何やってんだ?」
「あはは、気にせんでえーよー」

丁度ヴィータ副隊長からは見えない位置でガスガス殴ってきやがる……!
って言うかドサクサに紛れてなのはさんとフェイトさんとティアも殴ってないか!?

「まぁいいや。はやて、早く風呂入らないと風邪引くぞ?」
「分かっとるよ、今から皆で行くところや」
「そっか。ちゃんと温まれよ、お前ら」
「はーい」

待っ……ヴィータ副隊長っ……。

「ふふふ……無駄やで、シン……」

くそっ……諦めてたまるか……!
俺だけじゃない、エリオの貞操がかかってるんだ!!(誇張表現

「なのはママ、フェイトママー!」
「ヴィヴィオ! ただいま」
「ただいま、ヴィヴィオ」
「ザフィーラ、ご苦労様。ヴィヴィオの面倒見ててくれたんやな」

ザフィーラさん……? そうだ、あの人なら! 同じ男として俺達を助けてくれる!! …………はずだ!
そうと決まれば――――

「なのはママ、フェイトママ、どこ行くの~?」
「ん、今から皆でお風呂だよ」
「お風呂?」
「せや、ここにいる皆でな」

…………嫌な予感がする……早くザフィーラさんにコンタクトを……!

「ヴィヴィオも入るー!!

地 雷 来 た !?

「そうだね、一緒に入ろうか」
「シンパパも一緒?」
「当然や」

逃げ道が……逃げ道が……!!

「……諦めろ、主達に捕まって逃げれるはずもない」
「ザフィーラさん……そこをどうにか助けてください!!」
「そ、そうです! このままじゃ僕達……」

丁度隊長達の注意も逸れてるし、今なら……!

「あぁ、ザフィーラ? 分かってるやんな?」
「…………承知しております」
「ん、ならええんや」

終わった\(^o^)/

「…………すまん、主に逆らうわけにはいかんのだ」
「そんな……」

こうなったら、力ずくで……!!

「シンパパ、一緒に洗いっこしよ~?」

うっ……!

「シン? まさか、ヴィヴィオのお願いを断るわけないよね?」

うぅっ……!

「断ったりしたら……どうなるか、分かってるよね?」

うぅぅっ……!

「シンパパ……? ヴィヴィオとお風呂、嫌……?」
「そ、そんなことはないよ」
「う……?」
「…………洗いっこしような…………」
「わーい!」

ザフィーラさんがヴィヴィオを連れてこなかったらこんなことには……!!
逆恨みだってのは分かってるけど、何かに当たらずにいはいられないんだよチクショー!

「ちょっとゆっくりしすぎちゃったかな」
「そうだね……少し体が冷えてきたかも」

……確かに、帰ってきてからそれなりの時間が経ってる。 体が冷えても無理は無いか……。

「なのはママ、フェイトママ、大丈夫?」
「大丈夫だよ、ヴィヴィオ」
「でも、早くお風呂入りたいなぁ」

早く入りたいのには同意しますけどね、何で俺達が……。 もう手遅れなのか。誰も助けてくれないのか。

「シンさん……」
「いや……そんなことはないはずだ……! そうだよな、エリオ!?」
「…………」

頼むから黙らないでくれよ!

「さぁ、シン、エリオ…………覚悟はええな?」

……死刑囚が刑を執行されるときの気分ってこんな感じなのかな……。

「まぁ、答えは聞いてないけど」

だったらわざわざ確認する意味無いじゃないですか!!

「シンさんと一緒に入るのは初めてですね」
「……そうだな」
「シンパパとお風呂~」

キャロとヴィヴィオのその純粋な瞳が痛い。

「まぁ、私らは一応水着着とく?」
「流石にタオルだけじゃ、ね……」
「キャロとヴィヴィオは……」
「まぁ、いいんじゃないでしょうか? あの二人は……」

それがせめてもの救いか。……頼むから頑張れ、俺の理性。

「あ、シンは水着着用不可やから」
「何でですか?!」
「部隊長命令や」

んな理不尽な!?

「まぁまぁ、減るもんやないんやし」
「人としての尊厳とか男としての矜持が減ると思うんですけど!?」
「気にしないで、私達は気にしないから」

他人様の台詞をパクった!!

「……諦めましょう、シンさん……」
「エリオ……」
「ここまで来たら、逆らえませんよ……」
「くそっ……」

だけど……それでも、俺は……!!

「負けてたまるかぁぁぁああっ!!」
「シンさん?!」

頭の中がクリアになる。脱衣場の出口まで5m。
大丈夫、今の俺ならいける!!

「なのはちゃん、フェイトちゃん!」
「了解、はやてちゃん」
「了解。……バルディッシュ、捕まえて!」
『Ring Bind』

バインド……! だけど、見える……ここっ!!

「なっ……避けた!?」
「うわ~、シン凄いね」

出口まで3m……!

「くっ……ごめん、はやて」
「ええよええよ、次手はもう打ってある」

あと1m……これで、自由に……!!

「レイジングハート、お願い」
『Holding Net』

ドアを開けようとしたらそこには――――魔力で作られた網がびっしりとはられてました。

「って危ねっ……!」

勢いが殺せない……! ぶつかっても平気だけど、多分跳ね返る……。
なら、着地姿勢を……!!

「おぉ、ネットから跳ね返って跳んだ」
「あ、結構勢いついてる……」
「お風呂場の扉にぶつかる……って、見てる場合じゃないよ!」

この程度なら……!!

――ガチャ――

「へ?」
「ん?」
「「「「「「「あ……」」」」」」」

跳ね返った先には、どう見ても風呂上りのシグナムさん。

「ちょ、うわ、シグナムさんどいて――――!」

ダメだ、ぶつかる!!

――ドシーン――

「いつつ……」
「くっ……一体何だ?」

見事にぶつかった……というか俺がシグナムさんの上に落ちた。

「すみません、すぐどきm」

――むにゅ――

「むにゅ?」

何だ? この感触……どっかで触ったことがあるような……。
……待て待て落ち着け俺。これはどう考えても……。

「……シン?」
「……いつまでシグナムさんに乗ってるのかな?」
「それと……いつまで胸を揉んでるんや?」

…………嗚呼、終わった。間違いなく終わった。 だけど……。

「「「シン?」」」

一緒に風呂入らされるよりはマシだと思う俺がいる。

シン・アスカ――――全治2週間の怪我を負う。
目撃者の証言には、「自業自得」や「不可抗力」など様々な意見があるが、その場で何が起きたかについては誰も語らなかった。





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最終更新:2008年08月01日 15:53
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