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簿記入門氏のなのは小ネタ-06

シン「はぁ、はぁ。くそ、なんでこんな事になったんだよ」

俺、シン・アスカは現在施設内部の制圧訓練の真っ最中だ。単騎で、冗談ではない。
これなんてMGS?な状態だが、残念ながら前提条件がすでに敵に察知されている。
といか正面突破で施設制圧という魂斗羅ミッションだ。キツイなんてもんじゃない。

シン「くそぉぉぉぉっ」

-2日前
シン「あの、なのはさん。ちょっといいですか?」
なのは「うん、何?シン」
シン「えーっと、なのはさんの理想の男性ってどんなタイプですか?」
なのは「え!?り、理想の男性?えーっとそれは・・・(これは告白!?遠まわしの告白!?)
    ・・・いつもそばにいてくれて、支えてくれて、守ってくれる人かな」
シン「そう・・・ですか・・・。そうか、・・・うん、よし」
なのは「シン、あのね・・・」
シン「ありがとうございます、なのはさん。俺、頑張ります。よーし、ヴィヴィオ
   が誇れるようなパパになるぞー」
なのは「へ?ちょ、ちょっとそれはまだ段階的にはやいんじゃないかな?」
シン「ん?そうですか?」
なのは「そうだよ、だって、ほら、ねぇ(モジモジ)」
シン「うーん、いや、ほら最近ヴィヴィオが俺の事パパって慕ってくれるじゃないですか。
   最初はああ、ただ甘えているんだなって思ってたんですが。なんか目を見てるとそうじゃないというか。
   それに俺もパパでもいいかなって思うようになりまして、ヴィヴィオに近いなのはさんの理想とする
   男性像になればあいつの理想のパパになれるんじゃないかって思ったんですよ」
なのは「え?そ、それだけ?」
シン「ん?それだけですけど・・・」
なのは「そう、それだけなんだ・・・ふ、ふふふ」
シン「?」

-そして現在。
シンは目の前に飛び出して来たガジェットをフラッシュエッジで袈裟切りにすると、前で壁となっている
ガジェットをケルベロスで吹き飛ばした。

シン「AMFが切られているのは幸いだったけど・・・これじゃあ、ジリ貧だ!!」

そして、シンは愚痴りながらも何とか敵陣を突破していく。そして、なにやら最深部と思われる部屋まで行き着いた。

シン「ん・・・ここは。へ、へへ、どうやら行き着いたみたいだな。雰囲気からしてラストステージってところ
   だな・・・!!」

とそこはだだっぴろい白い空間が広がっていた。そしてその中央には管理局の白き冥王・高町NANOHAが
据わった瞳で腕を組んで立っていた。

シン「なのは・・・さん?」
なのは「よくもここまで来たの。シンは私の大事なものを奪ってしまった。これは許されざる反逆行為といえるの。
    この最終鬼畜兵器(レイジングハート)をもってシン・アスカの罪に私自らが処罰を与える。
    ち ょ っ と 頭 冷 や そ う か 」
シン「って、大事なものって・・・ヴィヴィオの事ですか?」


はやて「あー、派手にやらかしとるなぁ」
フェイト「うん、さすがに今回はなのはに同情かな」
ヴァイス「(軽くヒキながら)にしても今回のこの訓練、よく上が許しましたね。たった一人の為に、
     しかもほぼ意味のない訓練なのに」
はやて「そりゃあ上もなのはちゃんのあれを突きつけられれば頭を下げるしかないやろ、うーん。茶が美味いなぁ」
ヴァイス「(あいつ今回生きて変えれっかな)」

シン「うわっ!オールレンジディバインバスター!!っていうかディバインバスターゲート!?」
なのは「まだまだ・・・いこうか・・・」
シン「うわぁーーーーーーー!!」

※注釈
ディバインバスターゲート:要はセントリーガン、カートリッジ消費型。
             参考タイプ、もちろんなのはさん。

前回までのあらすじ
惚れ薬を飲んでしまいシンにぞっこんLOVEになったシグナムの甘い誘惑に対し、ついにシンはヴァイス
へ愚痴をこぼした。しかし、そんなシンをよそにシグナムはまたも攻勢を仕掛ける。
「おいシン、これから訓練場にいくぞ」
シンの運命は果たしてどうなるのか!?
一方、異次元のとある世界では
団員A「なぁ、ゼロってなんで顔隠してんだろうな。傷でもあんのか?」
団員B「バッカ、そりゃお前美少女だからだろ。正体明かすと誰も付いてきてくれないから仕方なくだな」
団員C「はぁ?声まんま男じゃん」
団員B「ボイスチャンジャーだろ」
団員A「つーことはあれか?シークレットブーツで身長ごまかしてたりも?」
団員B「あたぼーよ」

「ゼロたーん」、「ゼロ様ののしってーー」、「L・O・V・E、ゼロ!」

ルル「頭が痛い・・・」
C.C「こうなったら腹をくくれ」
ルル「ちょっと待て、片手に持ってる化粧品道具一式はなんだ。や、やめアッー」

「はぁっ…はぁっ…」
すでにボロボロの状態で息をつくシン、そしてその目の前にはまったくもって無傷のシグナムの姿が。
「どうした!シン、その程度では私を超えられないぞ!!」
「ち、ちくしょう」
すでに種は割れている。しかし、どうしても一太刀も入らない。以前のシグナムならば10本中3本は取れていたのだが。
(やっぱり本物か…)
シンは『あの時』の様子を思い出す、そうなのは、フェイトを破ったあの時のシグナムの様子を。

「つ、強い……」

ボロボロの状態ですでに息をついているフェイトが呟く、傍らには同じ状態で片膝をついているなのはの姿も。
当初はシンに狂ったシグナムを抑える為にフェイトが押さえに回った、しかし一瞬の隙をつかれすぐさま敗北。
これを見て、いけないと思ったなのはも押さえに回った。が、これもあえなく撃墜された。
ランク上では勝っているはずであった、しかし結果的に負けた。なぜこうなったか、それは……
諸君もご存知であろうとおりヴォルケンリッターは大本はプログラムであるが、最近になり人間に近づいていっている。
それはどういう事なのか、人に近づいている……それはつまり自立進化の可能性を秘めているという事になる。
(実際に現在プログラムから人間へと進化している。)自立進化の可能性、それすなわち成長するという事。

そう、現在のシグナムの魔力が徐々に成長しているのである。しかし、それではまだなのは達には及ばない。
ならば、何が彼女をここまで成長させたのか。それは正に『プログラム』の部分である。
プログラムから人間へと言わば『書き換え』が現在進行形で行われているのだが、なんとその最中『バグ』が発生してしまった。
しかもそれが悪影響ではなくプラスの方向に転換され、結果的にシグナムの魔力の向上につながったのである。
そして、それに加えさらに『シンへの愛情』(惚れ薬の影響ではあるが)が加えられ倍率ドン!さらにドン!
シグナムは正に1万年に出るかでないかのヴォルケンリッターを超えたヴォルケンリッター、伝説の『スーパーヴォルケンリッター』
になったのである!!

「テスタロッサ……魔法の力ではもう勝ち目はないぞ」
「フェイトちゃん……」

なんとか立ち上がろうとするなのはを手で制するフェイト。

「なのはは下がって…、接近戦なら私が上よ」
「ほう、その目。思い出すな、あの砂漠での血闘を」
「ええ、でも今はあの時とは違う。魔法なんて関係ない、一太刀の抜き打ち勝負……!」
「………このような時を待っていたのかもしれんな」

フェイトとシグナムがお互いのデバイスを構える、一瞬空気が凍った。そして!!
ヒュンッ!!と二人が一気に駆け交差する………!

「ふっ、勝負あったな」
「……完敗ね」

ガシャンとフェイトの手からバルディッシュ落ち、そして。

「闘いを止めろ!隊長達が争う事なんてないんだ!!」

バァンと訓練場にシンが乱入する、それと同時にフェイトのBJが破れはらはらと落ちていく。
そう、先ほどの交差の時のシグナムの剣戟がBJを切り裂いたのだ。

「キャー!!!」
「フ、フェイトさ……」

あられもない姿になったフェイトが叫び声をあげ、腕で身を隠してその場にしゃがみ込む。
その様子を見たシンが鼻っを押さえた。瞬間「見ちゃだめー」というなのはの絶叫とともにS.L.Bが
シンを直撃した。

(そう、今でもあの時のフェイトさんを思い出すと正直……は、俺は今何を!?)

「シン、今別の女の事を考えていただろう。」

ギクリとシンが反応する。

「そうか、いい度胸だ……。覚悟しろ」
「いや、ちょっとやすませアッー」

薄れ行く意識の中、シンは「俺もスパコーディーを超えたスパコーディにならなきゃ勝てないな」と思った。

シ………ン!…き…!シン!
(ん?この声は?)

なんとか意識を覚醒させたシンの目の前に映ったのは心配そうな目でこちらを見るシグナムの姿だった。

「ああ、シン。大丈夫か。すまん、力が入りすぎた」
「あ、いや、油断してた俺が……ん!」

体に力を入れようとするが思うように動かない、どうやらまだそこまで回復していないようだ。

(く、くそ。しかし、なんだこの感触は……。は!これはまさか!)
そう、今のシンはシグナムの膝枕を受けている。

「ああ、このままお前の意識が戻らなかったら私は…」
「き、気にしないで下さいよ」
「やはりこんな暴力的な女は嫌いか?」

今にも泣き出しそうなシグナムの表情を見て何かがこみ上げてくるシン。

「い、いや、そんな事…ねっすよ」
「ああ、そうか!!」

一気に晴れやかな顔になるシグナム、その表情の変わりっぷりは普段の彼女を見たら正気を疑うだろう。
そして、シンはそれにヤラれていた。

(いつまで続くんだ…、この生殺し状態は…)
それはシンの魂の叫びだった。





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最終更新:2008年09月12日 18:14
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