<今日のちーちゃん~お天気ねこねこ千早~>
千早 「――にゃん」
シン 「…………」
千早 「今日の~、お天気を~、お知らせするにゃん」
シン 「…………」
千早 「猫はあんまり天気とか関係ないから~、あんまり~気にしないんだけど~」
シン (関係ないんだ……)
千早 「とりあえず~今日のお天気は~……アスカさんのお宅です」
シン (ここ!?)
千早 「アスカさんのお宅は~……雷雨だにゃん」
シン (室内なのに!? しかも天気悪っ!)
千早 「なんとぉ! 強風注意報も出てますにゃん」
シン (さらに倍プッシュ!?)
千早 「さぁらぁにぃ! ねこじゃらしもねこじゃらしも降ってくるにゃん、にゅふふふふふ」
シン (意味が分からない上なにその笑い声!?)
千早 「というわけで~、我輩は~アスカさんちのお家の中で~、テレビでも見て、しやわせな、しやわせな
あったかい生活を送らせていただくむね! ここに宣言するにゃん」
シン (居座る気かよ!?)
千早 「なので、みなさんはアスカさんちの近くに、近寄っちゃダメにゃん!!」
シン (シャットアウト!?)
千早 「――ぷぎゅ」
シン (ぷぎゅ!?)
千早 「…………」
シン 「…………終わりか?」
千早 「…………(コクン)」
シン 「……コーヒー、飲むか?」
千早 「(コクン)」
シン 「…………………」 ←とても気まずい
千早 「…………………」 ←とても恥ずかしい
シン 「……できた」
千早 「……ありがとう」
シン 「…………」
千早 「…………」
シン 「……そんなに恥ずかしいなら一人で練習すればよかったんじゃ」
千早 「し、仕方ないでしょう!? 一人だと感覚が掴めないし、けど春香たちと練習すれば確実にからかわれ
てしまうし」
シン 「小鳥さんに知られたら、さらに被害拡大するな……」
千早 「…………」
シン 「…………」
千早 「……ごちそうさま」
シン 「おかわりいるか?」
千早 「……(コクン)」
微妙な空気のまま、千早は二杯目のコーヒーを飲んで自分の部屋に帰って行った。
シン 「――いったい何に使われるんだろうな、あのセリフ」
……一抹の謎を残して。
最終更新:2008年11月07日 00:09