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音無小鳥の場合とシン・アスカの場合

音無小鳥の場合


 ――春は花をいっぱい咲かせよう 夏は光いっぱい輝こう
 ――奇跡じゃなくて、運じゃなくて 自分をもっと信じるの
シン 「…………」
 ――秋は夜を目一杯乗り越え 冬は雪を目一杯抱きしめ
 ――笑っていいよ、泣いていいよ だって巡ってまた春は来るから
 ――繋ぐレインボー!
シン 「…………」
全員 『…………」
シン 「うおっ!? なんでみんなここに!?」
千早 「あ、あの……聞こえてきたのでつい」
あずさ「これはちょっと、ねぇ?」
伊織 「こ、これ小鳥の声よね?」
雪歩 「は、はい。はじめて聞きました」
 真 「うわぁ、すごいなぁ」
律子 「一緒に事務員やってた頃やってたときには聴いたことなかったけど……」
亜美 「ピヨちゃんすっごいね!」
真美 「うんうん! すごいすごい!」
美希 「あふぅ」
春香 「あ、あはは……一応私は聴いたことあるけど」
 ――ガチャリ
小鳥 「あら? みんな集まってどうしたんです?」
シン 「小鳥さん……」
全員 『なんで事務員やってるんです?』
小鳥 「え……ってあぁ!? それひょっとして私の!?」
シン 「なんか、みんなのCDと一緒に入ってましたけど」
小鳥 「か、返してくださ……きゃっ!?」
シン 「小鳥さん!? あぶな……!」

 ――そのとき、パ ル マ が  発 動 し た!

シン 「へ?」
小鳥 「――き、」
 ……以下省略……
 いろんな意味でバッド コミニュケーション


シン・アスカの場合


シン 「ってなんで俺まで歌うはめに?」
高木 「我が765プロもまだまだ弱小な部類になるのでね……というのは建前で小鳥君も歌ってるのだから君も
    歌いたまえ」
シン 「んな横暴な……」
高木 「ボーナスは弾むよ」
シン 「喉が涸れ果てるまで歌いましょう! 765プロの未来と明日の食卓のために!」
小鳥 (見事な釣りっぷりです、社長!)

 一曲目:Primal Innocence(シン・アスカ キャラクターソング)
 ――これ以上無くしたくない 絆という僕等の証を
 ――傷つけあって彷徨える 永遠の行方をこの手で誘おう
シン 「……なんかこの曲、不思議な涙が出てくるんですけど」
高木 「そうなのかね?」
シン 「こうなんて言うか……俺はこれから逃れることはできないんだな~的ななにかが」
小鳥 (傷は深そうですね、事情は分かりませんけど)

 二曲目:君だけを守りたい(ウ○トラマンダイナ EDテーマ)
 ――誰よりも何よりも 君だけを守りたい
 ――いつまでもどこまでも 君だけを守りたい
 ――Wow Wow Wow 叫ぼう 世界は終わらない
シン 「……特撮?」
高木 「君にピッタリだと思ったのだが」
小鳥 (主役の名前からですかねー。それにしても、この曲をシン君が歌うとなると時空を超えて何か危険なこと  
    になりそうな気が……)

 三曲目:Double-Action(仮面ラ○ダー電王 挿入歌)
シン 「この曲、デュエットソングみたいですけど?」
高木 「私が歌うつもりだが」
小鳥 (社長! フラグ! 死亡フラグ立ってますから!)

シン 「ふぅ、こんなとこですかね」
高木 「ふむ、なかなか上手くできたようだな」
小鳥 「マスターCDはどうしましょうか?」
高木 「事務所の金庫に保管しておこうか。ウチでもっとも安全な場所だしな」
小鳥 (……それでも不安なのは何故でしょうか)

 翌日、無理やり抉じ開けられた金庫の中にマスターCDはなかったそうな
 果たして盗んだのは誰だったのか、そもそもこの世界の人間であったのかは今も不明である
 予断だが、このCDの損失はシンの給料から天引きされたそうな
シン 「なーんーでーだー!!?」
 シン・アスカの血を吐くような絶叫にアイドルたち(一部を除く)はそっと涙を流したという





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最終更新:2008年07月04日 03:46
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