数百年前の話


※暴力表現(グロ等)が含まれておりますので、苦手な方はご注意下さい!





創りし者たち


別世界で人間の存在を知ったミュウは自分とディアルガ、パルキア、アルセウスを原型から擬人化された種族に姿を変え、より強大な力を得た。
こうして原型と人間の要素を持つ擬人化された種族を誕生させたが、次第に人間のエゴ(例えば恨みや憎しみといった負の感情)が出て戦争勃発。
自分の世界を壊されたアルセウスは激怒しミュウを恨んだ。ミュウは後の3人に力の封印をし、逃げていった。

※擬人化された種族が誕生して戦争勃発する前は、4人とも仲が良かった。ディアルガ、パルキア、アルセウスは成人男性、ミュウはまだあどけなさを残した少女という外見をしているが、年齢は差ほど変わらない。500年前からいるので実年齢はそのくらい。

生命を創ったミュウが擬人化された種族や原型を殺せば彼女自身が消滅、肉体も魂も一切残らず、永遠に蘇ることはない。しかし彼女がいなくても生命は生殖器官があれば創れるので、アルセウスは、自分の世界を壊したミュウ自身を殺そうと決意する。

ミュウを殺し、擬人化された生命全て殺す。そうする事でまた元の平和な世界になると考えたアルセウスとディアルガ。しかし、最初は賛同していたパルキアだけは次第に間違っている事であると気づき、主人であるアルセウスと、双子の兄であるディアルガと対立することに。
(神という立場であるにも関わらず生命を殺すことは間違っているという思いだけでなく、ミュウに対して恋心のようなものを抱いていたから)

※ちなみにパルキアが、地上にいる生命全てが害を与えるわけでないと気づくのは、遥か先の話だったりする。

逃げ去ったミュウは自分だけの世界を創って引きこもり、湖を守る3人の神を創り、後の事を任せた。



ミュウが創った3人の神は、戦争を起こした擬人化された生命に正しい知識、感情、意志を与えた。最初は順調だったが、生命を殺す知識、感情、意志がますます強くなっていってしまった為、結局無駄になった。
自分たちがいなくなれば知識も感情も意志もなくなると考え、擬人化された種族たちに善い心を持って欲しいというミュウの約束を果たせぬまま、3人は自殺した。


聖天使と堕天使


湖の神たちが自殺した数年後、一つの生命からレシラム・ゼクロムが誕生した。
地上にいる擬人化された種族達は湖の3匹が自殺した事により植物人間状態になってしまった。そこで彼らはアルセウス達に内緒で、擬人化達に様々な文明を教えた。
二人は後に、アルセウス達と同等の位を持つ色違いミロカロス♂の部下となり、3人で世界を創りあげていくことになった。


力を封印され、思うように行動できないアルセウスから負の感情が生まれ、そこから偶然ギラティナが誕生した。
ギラティナは裏の世界(地獄)を創り、背中に黒い羽を持った堕天使を誕生させ、少しずつであるが、天界にいる聖天使たちを地獄に連れ去り、堕天使へと変えていった。
地獄に連れ去られそうになったゼクロムをミロカロスが庇い、地獄へ。そして堕天使へと変貌した。
それ以来、主である彼を数百年間二人で探し続けている。

聖天使から堕天使になったミロカロスは、僅かであるが堕天使になる前の感情が残ってた。瀕死の怪我を負いつつ地獄から逃亡し、地上へ。
そこで偶然通りかかった聖天使のライボルトに拾われ、恋愛に発展するが堕天使と聖天使の恋愛は禁じられていた為、天界にいる処刑人に見つかり、彼女はミロカロスの目の前で処刑され次いで彼も処刑された。
最終更新:2011年12月27日 17:28