情報を追加するには、ページ左上の「編集」から「このページを編集」リンクをクリックしてください。
※被災地の子どもたちに届けたい「あなたにとっての1冊」を厳選してください。シリーズものなどの複数登録や大量登録は、学校図書館の本格的な復興時期には必要になる本かもしれませんが、現時点(2011年3月)ではブックリストの目的が拡散しすぎる怖れがあるため控えていただけますと幸いです。
※ある程度冊数が溜まった時点でリスト化しますので、データ処理のために入力はフォーマットのとおりにお願いします。表形式などでの記入はしないでください。
※3月中に登録された本につきましては、 BL1: 安らぎを求めて・BL2: 楽しく元気に・BL3: 乗り越えるために の3つのリストに分類して掲載しています。これから登録される方は、本の選び方や推薦理由の書き方などの参考にしてください。
※本を登録するためにはメンバー登録が必要です。画面右上の「このウィキに参加」メニューからお手続きください。
※以下の入力フォーマットを編集メニュー画面で、コピー&ペーストしてお使いください。必須入力項目は太字にしてあります。
入力フォーマット(ここから)
タイトル(書名):
著者名:
出版社名:
出版年:
ISBN:
推薦理由(自由記述):
対象年齢:
記入者(Twitterアカウント等でも結構です):
元情報源(代行記入の場合):
入力フォーマット(ここまで)
ブックリスト 被災地の子どもたちに届けたい本
新しく本を追加登録したい方は、リストの最後に追記してください。入力には上記のフォーマットをコピーしてご利用ください。
記入例
タイトル(書名): ルピナスさん
著者名:バーバラ・クーニー
出版社名:ほるぷ出版
出版年:1987年
ISBN:9784593502097
推薦理由(自由記述):「おおきくなったらとおくへいく。おばあさんになったら海のそばの町に住む。」という夢を持つ少女が、おじいさんとした3つ目の約束は「世の中を美しくする」ということ。そのために年老いた少女がしたこととは?こんなときだからこそ「世の中を美しく」再構築することに夢を持ってほしい。イメージの美しい絵本です。
対象年齢:幼児から大人まで
記入者(Twitterアカウント等でも結構です): 河西由美子
元情報源(代行記入の場合):
新しく追加する方はこの後に順次追加してください
タイトル(書名):はるがきた
著者名:ジーン・ジオン/マーガレット・ブロイ・グレアム 翻訳:こみやゆう
出版社名:主婦の友社
出版年:2011.2
ISBN:4072742759
推薦理由(自由記述):1956年にアメリカで出版されたものの、日本では未発表。2月末にこみやゆうさんの翻訳で出版されました。カレンダーの上では春の訪れがすぐそこまで来ているはずなのに、寒さが続き、街は灰色のまま。いつになったら春がくるのか、人々は不安を抱き、心配をします。そんな時、ひとりの男の子が「どうしてはるを まってなきゃいけないの?まってなんていないでさ ぼくたちでまちを はるにしようよ。」と、声をあげます。この絵本が55年の歳月を越えて、今、この時期に日本で初めて翻訳出版されたことに、大きな意義があると思うのです。東日本大震災で、すべてのものが津波で押し流されてしまった多くの地域、街や町、村・・・見る物すべてが瓦礫の山で、どうやったら元の姿に戻るのか、途方にくれる日々ですが、そうした色を失ってしまったところにも、必ず春が訪れることを、必ず色が戻ってくることを、信じさせてくれるおはなしだからです。時間がかかるかもしれない。でも男の子が「まってないで、じぶんたちで はるにしようよ」と言ったように・・・テレビで映し出される子ども達が「自分達の手で、この町を再生させたい」と、口々に語っているのを見ると、若いエネルギーがきっときっと街々を、町々を、村々を再生させてくれるに違いない、そう信じられるようになるのです。
対象年齢:幼児からおとなまで
記入者:神保和子 greenkako
タイトル(書名): ぼくを探しに
著者名:シェル・シルヴァスタイン 翻訳:倉橋由美子
出版社名:講談社
出版年:1979年
ISBN:
推薦理由(自由記述):「何かが足りない、足りないからころがりながらかけらを探してる、ラッタッタ さあ行くぞ、足りないかけらを……」
シンプルな絵とことばの中に、心の穴を埋めてくれる不思議な感覚があります。
対象年齢:幼児から大人まで
記入者: 小林路子
タイトル(書名): きょうりゅうたちのおやすみなさい
著者名:ジェイン ヨーレン 翻訳:なかがわ ちひろ
出版社名:小峰書店
出版年:2003年
ISBN:4338126272
推薦理由(自由記述):興奮してなかなか寝付けない子供達。それを恐竜の子供にたとえて、とてもかわいく楽しく表現しています。ベッドタイムにお勧めの一冊です。
対象年齢:3歳から7歳まで
記入者: 伊是名宥樹
タイトル(書名): パンダ育児日記
著者名:日本パンダ保護協会
出版社名:二見書房
出版年:2007/2/1
ISBN:9784576070018
推薦理由(自由記述): この世に生まれてからの100日間を記録したパンダの育児日記。赤ちゃんパンダの成長とともに、地球の未来を考えてみよう。
ぬいぐるみみたいな赤ちゃんパンダの写真を見てるだけでも楽しい。
対象年齢:小学生~高校生
記入者: 天野由貴
タイトル(書名): 写真絵本 しろくまピース
著者名:大西 伝一郎
出版社名:文溪堂
出版年:2003/12
ISBN: 4894233843
推薦理由(自由記述):日本の動物園で生まれたメスのホッキョクグマの赤ちゃん、ピース。人工飼育でそだてられることになったピースが1歳になるまでの写真絵本です。
たたみの上に寝ころぶ姿など、珍しくてかわいい写真でいっぱいです。
対象年齢:小学生~高校生
記入者: 天野由貴
タイトル(書名): 風が強く吹いている
著者名:三浦 しをん
出版社名:新潮社
出版年:2006/9/21
ISBN:9784104541041
推薦理由(自由記述):落ちこぼれの陸上部が、寄せ集めのメンバーたった十人で箱根駅伝に挑む。無謀とも思える挑戦でも、タスキをつなぐ仲間がいる。
それぞれの頂点を目指して一つなるとき、そこには奇跡が生まれる…。信じる力が人間を強くする、そんな物語です。
対象年齢:中学生~高校生
記入者: 天野由貴
タイトル(書名):おおきくおおきくおおきくなると
著者名:佐藤 ひとみ 文 谷口靖子 絵
出版社名:福音館書店
出版年:2008/07
ISBN:9784834023657
推薦理由(自由記述):この本のしゅじんこう、ゆうきくんは、がっこうのかえり、ながく のびた じぶんの かげをみて、「これぐらいおおきくなれたらなあ」って おもっていました。すると、なんと、かげぼうしが「きみの のぞみを かなえてあげよう」と いうのです。かげぼうしが じゅもんを となえると、ゆうきくんは ぐんぐんぐんぐんおおきくなって、やねをこえ、ふじさんをこえ、なんと うちゅうまで! ページのすみに、かいてある ゆうきくんの ゆびのえも みてね。どのくらい おおきくなっているのか、よくわかりますよ。
奇想天外なストーリーながら、科学の裏付けがなされており、夢見る力を科学する力へと向かわせる可能性を秘めた本。
対象年齢:小学低学年
記入者:谷口郁子
タイトル(書名):にぐるまひいて
著者名: バーバラ・クーニー
出版社名:ほるぷ出版
出版年:1980年
ISBN:9784593501397
推薦理由(自由記述):19世紀初めニューイングランド地方のある家族の一年間。子供も家族の生活を支える重要な働き手。息子はナイフでほうきを作り、父親が刈った羊の毛を母親が紡いだ毛糸で娘が手袋を編む。家族全員で協力し様々なものを育て、作った成果を、年に一度、父親が何日も歩いて市場へ持って行き売る。そうして得たお金で、生活必需品や新しい道具を買って帰る。次の年は前の年よりほんの少しだけ豊かな生活になるだろう。明日の日本が少しでも良くなることを信じて子供も大人もたゆまず前に進んでいこうというメッセージを込めて、この本を推薦します。
対象年齢:4歳から
記入者:河西由美子
元情報源(代行記入の場合): 土井和(米国ピッツバーグ在住)
タイトル(書名): 世界はうつくしいと
著者名:長田弘
出版社名:みすず書房
出版年:2009年
ISBN:9784622074663
推薦理由(自由記述):平易なことばで綴られた詩は、どんなときにも深く遠くへ届くことを実感させてくれる長田弘さんの詩集です。表題となっている「世界はうつくしいと」は震災を経た今、重く響きます。「カシコイモノヨ、教えてください」では、日本人にとっての信仰とは何か、被災された方々の姿と重ねて考えてしまいます。詩人のオーデンに触発された詩には「人生は受容であって、戦いではない/戦うだとか、最前線だとか、/戦争のことばで、語ることはよそう。」といったフレーズがあってどきりとさせられます。詩集を自ら手に取る人は少ないかもしれません。大人も含めた読み聞かせのひとときに。
対象年齢:詩の内容を深く考えられる中学生くらいから大人まで
記入者: 河西由美子
最終更新:2011年04月17日 13:29