無駄極まりない

無駄極まりない(むだきわまりない)

64話の研崎の格言。
全文は
「おかげであの無駄極まりないジェネシス計画に固執していた旦那様…
　吉良星二郎を片付けることができたのですからねえ」

ジェネシス計画、つまりはエイリア学園を根本から否定し一笑に付す発言。
実際あの計画は
「殺された息子の仇が外国にいるため、仇討ちのため攻撃＝戦争するよう総理を脅迫」
というもの。
発想が飛躍しすぎていたのでこのような評価も仕方がない。
戦力として用意したハイソルジャーは通常時こそドーピング無しだが、
いざとなればエイリア石ではなくリミッター解除という非効率的なドーピングを行い、
ある意味で自滅の形となったのも大きい。

とはいえ研崎自身も、エイリア石の使用法こそ効率的かもしれないが、
ジェネシスを倒した雷門にわざわざ正面から挑戦。
メンバーも一部を除けば素材が素材であり、イキリ散らしている場合ではない。
彼も吉良星二郎も、精神にエイリア石の影響があったかもしれないが、
それにしても手法が非効率的どころか歪、かつ過剰に攻撃的である。