ソフィア王国名誉階級制度

概要

ソフィア王国では、「ソフィア王国名誉階級制度」と呼ばれる軍隊において名誉階級制度が設けられている。これは、軍隊において本来その階級に進級するに当たり必要な手続きを省いた臨時的な昇進制度であり、その権利は上官(将校)が隷下の部下を必要な階級に昇進させる場合行使できる。又同様に、上官(将校)が隷下の部下から名誉階級を剥奪する権限も持つ。
その本来の目的は、戦闘により部隊指揮官となる士官が全員戦死或いは戦傷し、部隊運営に差支えが生じた場合、後任の士官の到着までの間、あるいは適切な指揮能力を有しない士官の代わりに、下士官を臨時に昇進させ部隊の指揮に当たらせるというものである。
だが、ソフィア王国内戦ではその本来の目的から逸脱した名誉階級の付与も行われているのも実情である。

権限

名誉階級を受けたもの(名誉階級者)は、隷下の部隊に限り臨時的にその階級の持つ権限及び待遇を受ける。従って他の部隊では本来の階級に即した対応を受ける事となるが、名誉階級を付与した者或いはその後任者の許可がなければ、その隷下の部隊を名誉階級者から剥奪する事は出来ない。又、名誉階級者はあらゆる場所で同様の階級のものと同じ待遇を受けなければならないとされている。
但し、名誉階級者は隷下の部下を名誉階級者に昇進する権限を有さない。

名誉階級者の義務

名誉階級者は、本来の階級章を備えなければならない。

名誉階級者の正階級への昇進

又、名誉階級からその同級の正式な階級に至るには、必要な手続きを必要とする。