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塔の構造 - (2007/08/17 (金) 18:07:28) のソース

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*塔の構造
**ダアト
塔の地下にある落とし穴のような物、とレイは説明した。
ダアトには塔の秘密が隠されており、ダアトに降りるための門は、隠し扉になっている。
ヒカルは、アラケル・リンクを踏んだため、魔法式が捩れ、その弾みで空間の歪に飛ばされたらしい。
巨大な翼をもつ門兵(ガードナー)が存在する。 
ルースはダアトの門のことを、"隠しセフィラの入り口"と呼んでいた。 
初出:1話目13章

**エレベーターホール
管理課本部のある階層の、こじんまりとしたエレベーターホール。
両側の壁に三つずつ扉が並んでいる。扉の上には上向きと下向き、二種類の三角形のランプが据え付けられており、それぞれが忙しく明滅を繰り返している。
初出:1話目17章

***エレベーター
階数表示も、行き先指定ボタンもない。
乗った客を勝手に目的の階まで運んでくれるので、必要が無いらしい。
だが、どうしてそれが可能なのか、その理由は秘密で、本当のことは誰も知らない。
初出:1話目17章

*低層階(アッシャー)
初出:1話目7章

-非公式
アッシャー(Assiah)、「物質の世界」。カバラの生命の樹の、最下位の階層。
座天使以下の天使、黄道12宮の存在、静的で受動的な神性、そして人間に支配される。

**ソレンティアの門(ゲート)
中世の城砦にでもありそうな、横幅が十メートル近くある門。
扉の左右には、揃いの制服に身を包み、自身の身長の二倍近くある長い槍を携えた門兵が二人立っている。
初出:1話目9章

**キャンパス
ソレンティアの学生たちが学ぶ場所。
灰色の壁に蔦が這っている戦闘魔法科の研究棟群を抜けると、疎らな木立の向こう側に図書館の建物が見えてくる。
研究棟群の脇を抜け、並木の小道を進んでいくと、中央校舎と門(ゲート)を結ぶ幅の広い道が見えてくる。
外から門(ゲート)に入ると、白く輝く真っ直ぐな道が伸びており、道は数百メートル先の壮麗なエントランスを構える石造りの校舎へと続いている。左右には丁寧に刈り込まれた芝が一面に広がっており、さらにその両端を美しい並木が縁取っている。
初出:1話目7章

**学生課
中央校舎にある。
天井の高いホールのようなスペースの向こうに、受付カウンターが並んでいる。
ホールの右手側、正面玄関に当たる入り口周辺は、一面ガラス張りになっており、その向こうは豪奢な支柱に支えられたエントランスが見える。
太陽の日の窓口受付は、午前中のみである。
ヒカルが忘れた通行許可証の再発行の手続きも、ここの窓口で行われた。 
初出:1話目18章

**戦闘魔法科の研究棟
灰色の壁に蔦が這っている。
初出:1話目7章

**図書館
裏手に大きな樫の木がある。
初出:1話目7章

*中層階下部(イェツィラー)
-非公式
イェツィラー(Yetzirah)、「形成の世界」。
カバラの生命の樹の、上から三番目の階層。「神の霊」や上位天使により支配される。

**タウン・エスペランサ
巨大ショッピングモール。学用品から趣味のアイテムまで何でも揃う。休日はもちろん、平日でも放課後は学生の姿で溢れかえる。 

-非公式
エスペランサ(esperanza)はラテン語で、意味は「希望」。

***ブティック「アルマ・フロマ」
安さと豊富な品数で学生に大人気の衣料店。制服全般だけでなく、私服やアクセサリ、さらには簡単に髪型を変えられる魔方式等も扱っている。

-非公式
アルマ(alma)はラテン語で、意味は「恵み」。
アルマ(arma)もラテン語だが、意味が「武器、戦争」になる。おそらく違うだろう。

***モーダス・ショップ
寮の個室を充実させたい学生のためのインテリアショップ。購入した家具は即座に部屋に送られる。壁紙やじゅうたんの中には、狭い部屋を別世界のように変えてしまう珍品もあるとか。

-非公式
モーダス(modus)はラテン語で、「道、様式、尺度、方法」など多くの意味を持った言葉。

***オーウォー&マーラ
書籍やゲーム等を販売する娯楽商品の店。人気の新刊に関しては、とある人物の支援で無料配布も行われている。学生が書いた本なども置いてくれるのがまた嬉しい。

-非公式
オーウォー(ovo)はラテン語で、意味は「卵」。
マーラ(mala)はラテン語で、意味は「リンゴ」。
ラテン語の格言、Ab ovo usque ad mala.から来ていると思われる。
意味は「最初から最後まで」(食事の最初の卵から、デザートのリンゴまで)。

*中層階上部(ベリアー)
初出:1話目12章

-非公式
ベリアー(Briah)、「創造の世界」。
カバラの生命の樹の、上から二番目の階層。十大天使によって支配されている。

**執務室
中層階上部(ベリアー)の最奥に近い場所に位置し、常より悠久の静寂が濃く沈殿している。 
北欧調の調度で統一された室内。
部屋の中央に置かれた応接セットの向こう側、どっしりとしたマホガニーの机には、学園の理事長であるソウ・キリュウが座っている。
初出:1話目12章

**管理課本部
中層階上部(ベリアー)にある。一般の生徒が呼び出されることは滅多にない。

***管理課本部の一室
ヨーロッパ風の調度に統一された室内の中央に、応接用とおぼしきソファーとテーブルが置かれている。窓は無い。
初出:1話目14章

*高層階(アツィルト)
-非公式
アッシャー、イェツィラー、ベリアー、と来れば、
高層階はアツィルト(Atziluth)「根源の世界」だと推測される。
カバラの生命の樹の、最上位の階層。神とその分身によって支配されている。

*メモ
ソレンティアの世界観と関係がありそうなリンク。
:[[Wikipedia 「生命の樹」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%A8%B9]]|セフィラ、アイン・ソフ・アウル、ダアトなどなど

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