風物誌人物>蒼玉の爪を持つ者・リュオン

森の奥深くに住み、人との接触が少ないため、彼自身を詳しく知る者は少ない。実際にあったことのある者の話ではサファイアブルーの髪と瞳を持つ、20代前半ほどの比較的体格の良い青年、と言われ、性格は寡黙ではあるが、真に困っている者には労力を惜しまないところがあるという。彼はかつては腕利きの傭兵だった、と伝えられ、外見的には20代であるが実際には50歳とも100歳とも言われ、実際にソーンの中で伝えられる話の一部には彼と推測される話がいくつかある。その秘密は彼が両手足に纏っているサファイアブルーの手甲と足当てで、竜族の鱗でできている、と言われている。その手甲、足当ては尽きることのない魔力を彼に与えているといわれ、その力によって、彼は歳を取ることなく、全盛期の身体能力を維持しているのだと言われている。また、同時にその手甲と足当ては彼の最も信頼する武器ともいえる。手甲の魔力と、長年の経験と衰えることのない身体能力を基にした格闘戦は魔法生物のような通常の武器の通用しない相手とも十分渡り合うことができる。しかし、彼にも弱点はある。女性にすこぶる弱く、伝えられている実際年齢とは到底思えないほどの奥手だ、ということである。

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最終更新:2006年08月20日 17:26