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ヴォミットの鍋


大昔にこの森で死んだ巨大な竜の死骸は、朽ちていくとともに、その毒気を帯びた肉と血を周りの大地へと浸透させていった。大半の生き物は死に、樹や花は枯れたが姿を歪ませながらも適応したわずかな生き物達は、そこに村を作った。村人であるヴォミットゴブリン(仮称。変質しすぎていて元の種族はわからない)から動植物に至るまで住むもの全てが異形の姿をしており、村を覆う有毒の瘴気無しでは生活できない。村の外に出るときは特殊な葉巻を吸う。村の中央にある竜の頭蓋に溜まった雨から強力な毒薬を精製し、暗殺者や錬金術師に売っているとも言われる。

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最終更新:2006年08月20日 17:53