自分の持っている漫画や書籍を電子化して、Readerで読めるようにする方法です。
ネット上では「自炊」と呼ばれています。

1.本を電子化する

この工程は詳しく書いてあるサイトが多数存在するので省略します。
こちらなどを参照して、連番のついたjpgファイルを用意してください。
scansnapを使用した場合はPDFファイルでも可能です。

2.Readerで読み込める形式に変換する

(1)こちらのページから「chainLP」の最新版をダウンロードします。

(2)ダウンロードしたzipファイルを解凍し、「ChainLP.exe」を起動します。
   もし動かない場合はMicrosoft .NET Framework 4をインストールして下さい。

(3)「1.本を電子化する」で用意したファイルを「ChainLP.exe」で読み込みます。

(4)ファイルを読み込んだら、綺麗にReaderで表示するための設定をします。
   上部の[解像度]から[Sony Reader]を選択してください。
   画面右側にあるチェックボックスで細かい設定ができます。
   各項目にカーソルをのせると説明が出るので、自分の好みのものになるようにいろ
   いろ設定してみてください。
  ※よくわからない人はとりあえずこれと同じ設定にしましょう。

(5)最後に出力ボタンをクリックすると、ファイルが作成されます。

3.本体に転送する

ReaderをPCに接続し、上記作業で作成したファイルを「eBook Transfer for Reader」を使用して左側の「Reader」と書かれているところにドラッグアンドドロップする、またはリムーバブルディスクのREADER内に直接コピーしましょう(コピーする場所はどこでも認識されます)。

以上で作業は完了です。小さいフリガナなどは多少読みづらいですが、快適に読む事ができます。
(参考)
lightboxプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイル名を指定してください。
本物の紙みたい。



Jコミの漫画を最適化する

Jコミでダウンロードした高解像度PDFをそのままreaderに転送すると文字がかすれて多少読みづらくなります。
これはreaderの解像度に合っていないためで、変換して合わせてあげる必要があります。
※「chainLP」V0.39-5から、iTextSharpを使用することで直接JコミのPDFを読み込むことが可能になりました。

(1)こちらのページから「chainLP」の最新版をダウンロードします。

(2)こちらのページから「iTextSharp」をダウンロードします。
   バージョンについては、ChainLPのページを要確認。

(3)ダウンロードしたzipファイルを解凍し、「iTextSharp.dll」を「ChainLP.exe」と
   同じフォルダに置きます。

(4)「ChainLP.exe」を起動し、「編集」-「詳細設定」を開き、「ファイル入力設定」
   タブの「PDF入力設定」で「iTextSharpで直接開く」を選択します。

(5)あとは、「2.Readerで読み込める形式に変換する」の方法で変換すると
   Sony Readerに最適化されくっきりした画像で読むことが可能になります。

青空文庫を縦書きで読む

青空文庫からダウンロードしたテキストファイルをそのままreaderに入れると、横書きで表示され、禁則処理も行われません。
「chainLP」を使って、縦書きPDFに変換し、快適に読めるようにしましょう。

(1)こちらのページから「chainLP」の最新版をダウンロードし、解凍します。

(2)ChainLPに必要なDLLをダウンロードし、7つのDLLファイルを「ChainLP.exe」と
   同じフォルダに置いてください。

(3)「ChainLP.exe」を起動してください。
   上部の[解像度]から[Sony Reaader]を選択してください。
   上部メニューの「PDF[直接入力]」→「青空テキストのPDF方式」→「PDF直接出
   力」にチェックを入れます。

(4)「ツール」の「青空バッチ」または「青空ダウンローダー」を使用し、書籍をダウ
   ンロードし、PDFをファイルに変換します。
  • 「青空バッチ」の場合
    上部に表示される画面で、お好きな書籍を選択します。
    出力ボタンをクリックし、変換後ファイルの保存場所を選択します。
    バッチ登録ボタンをクリックし、しばらくするとファイルが作成されます。
  • 「青空ダウンローダー」の場合
    表示される画面で、お好きな書籍を選択します。
    ダイアログが出るので、保存場所を選択します。
    基本画面に戻るので、適当な設定をして出力ボタンをクリックします。
    ダイアログが出るので、保存場所を選択すると、ファイルが作成されます。

ChainLPに必要なDLL

下記リンクから作業に必要なDLLファイルをダウンロードしてください。
詳細は「ChainLP.txt」に記載されています。
  • 圧縮ファイル中の画像データを取得するために必要
  • ePubを作成するために必要
  • PDFを直接出力するために必要
 (iTextSharp.dll





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最終更新:2011年02月09日 21:40