創作発表板 ロボット物SS総合スレ まとめ@wiki内検索 / 「<ep.4>」で検索した結果

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  • <ep.4>
    各国の豪華な料理を、煌びやかなシャンデリアが彩る。フォーマルなタキシードやドレスで身を包む紳士淑女達が、ワイン片手に談笑する。 ここはとある高級ホテルの大きなパーティーホール。紳士淑女の職業は各国のプレジデントや元軍人、また政治家等。 一貫しているのは皆何かしら、国に対して影響を与えている大物という事だ。 と、場内の空気のざわめきが収まる。皆の視線が、場内に入って来た白スーツの一人の男に注がれている。 オールバックの黒髪に、理知的な切れた瞳、白スーツの男は優しげな笑みを浮かべ、悠々と真正面のステージまで歩く。 白スーツの男がステージに立ち、紳士淑女達を真正面に見据える。司会の男が襟を正し、マイクのスイッチを入れた。 「それではこれより、我がアールスティック社の新型自動人形完成を祝っての祝賀パーティーを開催いたします。  その前に、社長のタカダ・コウイチロウより祝杯...
  • ROST GORL
    ...2> <ep.3> <ep.4> <ep.5> <ep.6> <ep.7 前篇> <ep.7 後篇> <ep.8> <Last ep> <epilogue> AFTER STORY <ハロウィン> <Sweet joking> <adult.therefore> <side> <the Mother s Day> <君と刻んでいく 物語> <蒼色花火> <the Pinocchio Girl> 前・後 <桜ノ雪> <アンドロイドはバレンタインの夢を見るか> <~sunny day funny~> <散髪記念日> イラスト
  • <ep.5>
    ベンチから立ち上がり、私はティマに触れようとする輩を止める為に、急いでブランコに向けて走り出す。 ティマは突然目の前に現れた輩に驚いているのか、動く事が出来ずブランコに座ったままだ。くそ、このままじゃティマに危険が……。 私はティマを輩から引き剥がす為に、大声を出して威嚇した。 「止めろ! ティマに触れるな!」 私の大声に、輩はビクッと体を強張らせると、ティマから腕を引き、ゆっくりと後ずさった。 ティマを守る為に、輩を威嚇しながらティマをブランコから離して抱き抱える。 「何が目的か知らんが、この子に触れるんじゃない。警察を呼ぶぞ」 私はそう言いながら、ズボンのポケットからデータフォンを取り出す。専用のボタンを押せばすぐにでも警察がここまで駆けつけてくる。 ここでこの輩が逃げればそれ以上は何もしない。だが、もし何かしようとすれば……。だが、輩は意外な行動に出た。 ...
  • <ep.8>
    愛車のデジタル時計を見ると、朝5時55分を指していた。家に着くのはおおよそ6時くらいだな。 平日だった為だろう、帰りの高速道路が混んでないのが良かった。割とスムーズに家まで帰れたな。それにしても交通料が半端無かったが、良い旅行だった。 高速道路+クルーザーで5時間ほど掛かったが、充分元は取れる旅行だったさ。ただ一つ、もったいない事がある。 カメラを持ってきたのに、海はおろかティマの姿さえ撮っていない事だ。その事だけが心残りだ。まぁ、ティマの美しさをしっかり目に焼き付けたから悪くない。 それにしても……空を見上げると、少し雲が曇ってる。何だか不安になる天気だな……。晴れてくれればいいが <LOST GORL ep.8 高層ビルが立ち並ぶ大都会の一角――――ある最高級マンションの一室に、二人の男が居た。 一人はパノラマ上の窓ガラスから、立ち並ぶビル群を眺める白...
  • <ep.1>
    一昔前のアナログな人形劇を思わせるアニメを、彼女は瞬き一つせず見続けている。何が面白いかは分からないが、彼女にとっては愉快なのだろう。 私のトレードマークである黒いコートを羽織る。台所に向かって指を鳴らすと、私が帰ってくるまで一通り料理を作っておいてくれる。 それにしても……なんて良い時代だろう。簡単な動作でありとあらゆる事が労なくこなせる。 一部の学者がこのままでは人間は退化すると唱えていたが、私はそうは思わない。結構な事じゃないか。 つまらない事に時間を掛けず、人生やら家族やら哲学的な事に頭を使う事が出来る。むしろ進化しているのではないかと。 おっと、出かける前に彼女に声を掛けるのを忘れていた。玄関から出る間際に、私は未だに無表情のまま、ホログラムテレビを見つめる彼女に告げる。 「行ってくるよ、ティマ」 ROST GORL ep1 今日も無事に仕事を終...
  • <ep.3>
    今日もニュースが終わりを告げる、明日の仕事に備えて寝る事にしよう。隣を見ると、ティマが小さく首を傾げている。 「何か聞きたい事があるのか? ティマ」 「……特に無い。無いけど、一つ」 そう言いながら、何故かティマはソファーから立ちあがり、私の真正面に立った。何をする気だろう。 私に近寄って、両手を肩に寄せると額に自分の額を合わせてきた。……つまりどういう事だ? 私は苦笑しながら聞く。 「ティマ?」 「この前の本で読んだ。夫婦は寝る前にこうやって互いの体温を確かめ合う」 何処で学んできたのか……あぁ、あの本だな。というか私達は夫婦ではないのだが。が、悪くは無い。 ティマは時折、こうやって自らが得た知識を私に試してくる。私はそれを正したり、たまに面白がってわざと間違えさせたままにしておく。 しかし私が正そうとしなくても、彼女自身が自らその間違いに気付き修正する。実...
  • <ep.7 前篇>
    掌のデッドチップを眺めながら、私はぼんやりと、モリベ氏の言葉を思い出す。アールスティック社……いや、タカダは私達を追いつめると。 それほど、ティマの中のメモリーチップがタカダにとって喉から手が出る程のものなのかもしれない。 一体どんな手で追いつめてくるのかなんて想像もつかないが、穏やかに交渉してくるとは思えないし、してきたとしても必ず裏があるだろう。 最早退路は無い……か。もしかしたらティマと過ごす時間は殆ど残されていないかもしれない……。 それなら出来るだけ多く、ティマとの思い出を作らないとな。限られた時間であろうと、ティマの記憶に残る綺麗な思い出を。 私はデータフォンを起動し、何か思い出になりそうな場所のデータを探る。と、ある旅行会社のデータが目に入った。 隠れた名スポット、夏風島。綺麗な海と豊かな自然の中でゆったりと夏休みを過ごしてみませんか……か。 確か観...
  • <ep.7 後篇>
    高速道路を疾走する、黒光りの高級ブランド車の中でその男――――タカダは、後部席で足を組みながら、データフォンを眺めている。 モニターには秘書と共に、あるデータが円状になって表示されている。タカダはそのデータの一つをドロップすると、秘書に尋ねた。 「本当にこの男がティマを匿っているのか? 俺にはそうには見えんが」 タカダの質問に秘書は一言、間違いありませんと頷いた。タカダは顎鬚を撫でて息を吐く。 そのデータにはある男の住民情報と顔写真が映し出されていた。顔写真に映るのは――――マキ・シゲル。住民情報には、マキについての情報がくまなく羅列されている。 「マキ・シゲル……。A級ライセンス取得者という事はそれなりの地位はあるようだな。それでこの男がティマを匿っているという情報に信憑性はあるのか?」 若干疑いの気を含めたタカダの言葉に、秘書は冷静な口調で返す。 ...
  • <ep.6>
    鉄と熱の匂いが立ち込める工場内で、その男――――タカダは目の前で鎮座する巨大な兵器――――自動人形と対峙する。 タカダの兵器を見上げるその目には確かな野望の炎が燃えており、また、口元には爬虫類を思わせる冷酷な笑みが浮かんでいる。 その時、タカダの元に長身のスーツを着た男がゆっくりと歩いて来る。タカダがその男に顔を向けると、男は淡々とした口調でタカダに言った。 「タカダ様、モリベ・タクヤと思わしき人物が見つかったとの情報が入りました」 「そうか。早急に特定を急がせろ」 タカダがそう自らの秘書に伝えると、秘書は小さく頭を下げて工場内から立ち去った。 秘書から再び、タカダは目の前の兵器に視線を戻す。そして露骨に舌を打ち、思う。 あのデータチップさえ手に入れば、我が社は――――いや、俺は世界を握れるというのに。何処に居る、モリベ――――そしてティマ。 <LO...
  • <ep.2>
    そろそろ雨が止んできたようだ。家に着いた頃に止むとはタイミングが良いというか何というか。 折りたたみ傘を閉めて、トランクケースにしまう。懐からカードキーを取り出して照合させる。。 カードを認識し、玄関のドアが開く。この時代では家のカギは家主、基その家に住む人間の指紋認証が一般的だが、私はあえてカードキーを使用している。 昔の様な鍵らしいカギはもう殆どその姿を消した。それこそ老人達が古き良き時代の名残として持っているくらい。私がカードキーを使用しているのは理由がある。 私は形ある物が無いと安心できないのだ。指紋認証とかいう、どこかふわふわした確証が取れない物より、無くす危険性があろうと確固とした形のある物の方が好きだ。 作業の自動化を憂いた学者を笑っておきながら、私もアナログな人間だな。と苦笑しながら家に入る。パタパタと音を立てて、彼女がこちらに走ってくる。 私が帰って来た...
  • ep.1
    この内容が世界に公開されたとして、 あの戦争の認識はどう変わるのだろう。 所詮、一つの例えとして終わるのだろうか。 今となってはそれが一番気になることだ。 ん? 戦争とはって? そりゃあ悪いことさ。 OFPでも死んだときにそう言ってるだろ? 01.09.2125           メイソン 自室にて 私は……、 そうだな、 名前はメイソンとでもしておこう。 某国のジャーナリストだ。 名ばかりで売れてはいないが……。 私は今までに一つの戦役を経験し、 その戦役で奇跡とも言える逆転劇を垣間見た。 偶然なのか神の悪戯なのかは判らないが、 この奇跡によって一つの国の存亡が叶ったと言っても過言ではないだろう。 今回はこの奇跡の内容を個人的観測と地道な調査で解析し、 知りえた情報の全...
  • ep.2
    A226 A226よりAWACS 聞こえるか? A226…。 これは俺の作戦コードだ。 コールサインはどうも馴染めなくてな。 結局最後までこれだった。 AWACS A226 感度良好、用件を言ってくれ まず俺は交戦前規定通り、 UAV(※1)による敵機体のスキャンを最優先にした。 殆どの場合はこれで機体の判別が可能で、 機体が判れば何が目的かは大体予想がついたからだ。 A226 敵機体の詳細が知りたい。エリアA11 B9 C101に広域型UAVを飛ばしてくれ AWACS 了解。…UAVを射出した、しばらく待機しろ A226 了解 俺は指で部隊に合図を送ると UAVの結果を待った。 間もなくして AWACSから送られて来た情報。 その内容に俺は耳を疑った。 ...
  • <epilogue>
    ――――ある高級ホテルのパーティールームで、一つの節目を祝うパーティーが行われている。奇しくもその日はクリスマス・イヴである。 各々のスーツやドレスに身を包み、人々は絢爛な食事に舌鼓しながら談話を愉しむ。そんな中、太めの男性が一人の青年の肩を思いっきり叩いた。 「おい、誠人! お前ももっとはっちゃけろよ!」 叩かれた反動で、食べていたスパゲティを少しばかり吹いた青年は、じろりと男性を睨むと叩いてきた手をグッと捻り上げた。 「悪い悪い、ちょっと悪ノリが過ぎたんだよ」 「人が食べてる時に邪魔するのは、幾ら森田さんでも許せませんよ」 男性に対して呆れとも怒りとも言える口調でそう言った青年は、再び皿の上のスパゲティを食べ始める。 男性はほろ酔い気分なのか、誠人という名の青年に捻られても意に示さずへへへと笑った。 「にしても5年も掛けて完成した甲斐があったなぁ。おり...
  • Pheriss Strike!
    ep.1 ep.2
  • 長目氏
    イラスト ROST GORL  Sweet joke, Bitter Heart  ティマ ep.1より,ティまつり,epilogueより  マキ・シゲル ある男の個性について パラベラム!  この先生きのこるためには  一条遥 励まし遥さん,リアル遥さん  リヒター・ペネトレイター Schwarz Ritter  ヴァイス・ヘーシェン SD壁紙  リタ・ベレッタ Episode8.5より,SDきょうのわん子,珍獣リタ 廻るセカイ  タイトルロゴ Diver s shell  第一話冒頭(漫画風)  メリッサ&ウィスティリア The Oppai Empire  ジュリア&クラウディア ぼくのかんがえたDS2ひろいんず 武神鋼臨タケミカヅチ  春日・祈 嘘パイスー 記念絵  10スレ突破記念絵「メンズ」,間違い探し  20スレ突破記念絵「ロリーズ」  30スレ突破記念絵「ボインズ」  40ス...
  • <side>
    ※時間軸はep.6、マキがモリベと公園で待ち合わせする前の出来事です 私の朝は常にブラックコーヒーから始まる。朝の寝ぼけた眼を起こすのにはこれ以上無い程の起爆剤になるからね。 私が起きる時間帯に自動的に焙煎されるブラックコーヒーの味と香ばしい香りに私の頭脳が目を覚ます。 そう言えばティマの姿が見えないな……朝一番に図書館から借りてきた本を読んでいるのだが。 と、ティマがドアを開けてコーヒーを飲んでいる私の元にトコトコと歩いてきた。その動作は小動物を思わせて何とも可愛らしい。 ティマは私の膝元に座ると、小さく首を傾げながら言った。 「ねぇねぇ、マキ。聞きたい事があるんだけど、良い?」 「ん? 私に答えられる範囲でなら、何でも構わんよ」 私がそう返答すると、ティマは続けて言葉を発した。 「えっと……マキって、ロリコンなの?」 ...
  • <Last ep>
    ROST GORL Last ep 私の中で時間が、音が、その一瞬―――――全てが、止まった。頭の中で、ティマが取った行動が理解しようとするのを拒んでいる。 ティマは私に目を合わせない様に俯き、小さく息を整えている。次の言葉を探しているかのように。そして――――ティマは顔を上げた。 雨のせいだろう、ティマの目から涙が流れている様に見える。私はそのティマの顔があまりにも悲し過ぎる為か、真正面から見れない 「お願い、マキ……私を……私をここに置いて、逃げて」 ティマが震えている声で、私にそう言った。ティマ自身は私を心配させまいと笑顔を作ろうとしているが……。 そのせいで余計、ティマの表情は泣いている様に見える。――――駄目だ、見ていられない。私はティマに近づこうと足を一歩踏み出した。 「来ないで!」 ティマがそう叫んだ...
  • 「Epilogue.」
     『Diver s shellⅡ』  「Epilogue.」  例えば自分そっくりのナニカがそこに座っていると仮定して……いや、まどろっこしいことは抜きにした方がよいだろう。  つまり、自分そっくりのガノロイドが、あろうことかゴスロリ系の服を着て目の前に座っている、そんな状況だった。髪や耳、瞳を除外した、身長体格顔つきがそっくりなのだ。  ブロンドの毛を左右で少しずつ結んだ髪型、銀フレーム眼鏡、リクルートスーツ。社長姿のアイリーンが、両手を気持ち悪く組み合わせた後、傍らのガノロイドの肩をぽんと叩いて見せる。  「君を呼んだのは他でもない!」  「売るなよ!」  「何故分かった!」  「分からない奴が馬鹿なんだ!」  合わせた手を解除するや否や、身を乗り出してくるアイリーン。ジュリアはその顔をむんずと押しのけ、首をぶんぶん左右に振った。  一...
  • EPILOGUE
    統合暦331年3月14日八坂州私立八坂高校―― 二人の少女が固唾を呑んで見守る先では二体の巨人が直立不動の姿勢で眼前の敵と睨み合っている。 いや、敵と呼ぶには些かの語弊がある。目の前の相手に些かの恨みも無く、敵意も無い。寧ろ、親愛の情さえ抱いている。 では、何故、この両者は闘志を燃やし、対峙しているのか? 何の遺恨も持たず、ただ只管に武を競い合うだけの戦いを興じるのに理由など不要。ただ目の前の相手が強者だから戦いたい。ただそれだけだ。 そして、矢神玲が高校スポーツギア選手としての立場でいられるのは、残り半月も残されておらず、二人が武を競い合う事が出来る日も僅かしか残されていない。 だからこそ、一日一日を一戦一戦を大切に……などという考えは一切持ち合わせていない。 ――完膚なきまでに叩き潰してやる。 口には出さないが、それが二人の総意であり、強者に対す...
  • 漫画版 「血のバレンタイン」おまけ
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  • episode.1
     目が覚めると、何よりも先に部屋に充満している土と植物の匂いが鼻についた。  その後になって酷い頭痛と空腹感が襲ってきた。どちらも突然かつ、強力で思わずうなり声を上げた。  「おお、目が覚めたみたいだね。よかった、よかった」  うなり声を聞きつけたのか、中年男の少し掠れた声が俺に向かって飛んできた。引きずるような足音が接近してくるのが分かった。  体を起こそうにも言うことを聞かないので、首だけを何とか足音の方へ向けた。  「無理して動かない方がいい。お前さん、丸々二日間寝込んでいたからな」  ひょうきんな口調で白髪交じりの壮年男が俺に話しかけてきている。背は少し低く、小太り、白衣を着ているのだが、医者には見えなかった。  科学者とか技術者とか、恐らく、そのあたりの人種だろうと思った。  「自己紹介が先かな? それとも……」  男の言葉を遮ったのは、俺の腹の虫で、それ...
  • episode.2
     重力炉は人類を新たな段階へと導いた。  天文学者アストロ・アーチボルトは今から約30年前。人類に新たな動力、重力炉をもたらした。  半ば無尽蔵とも言うべき凄まじいエネルギーを前に、人々は歓喜し、これを迎え入れた。  そして世界は平和になる……訳もなく、次は食料を、それを作る土地を奪い合い始めた。  泥沼化した戦争を打破したのは、ある、条約。  管理競争基本条約。  戦争で人の住めなくなった土地の分配を決めるために国家同士が競争を行う。  それは人員、資金、領域、規模、あらゆる制約で管理された、戦争。  勝者に送られるのは土地と世界最大の重力炉からの大規模のエネルギー供給。  過剰な殺戮の無い管理された戦争。世界中のほぼ全ての国家がこれに賛同し、それは現在まで続いている。   「FWの動力源も重力炉である。重力炉には衝撃をエネルギーに出来るという特性が有るのはご存知だね。君はパイ...
  • ◆1m8GVnU0JM氏イラスト41-50
    mqrjyz0e_3.jpg z2hwxpis_3.jpg 51dsdxuj_2.jpg sousakurobo?cmd=upload act=open pageid=150 file=Tokimasa(P.jpg)  ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
  • Episode 03:舞い降りた、漆黒の巨人。
    <――――残念、私ハキングジャナイ>  ぐしゃっ。  巨大な鉄塊に叩き潰され、ぐしゃぐしゃに歪んだ一ツ目が他の部品と一緒に宙を舞った。 パラベラム! Episode 03 舞い降りた、漆黒の巨人。  首から上がほぼ消滅したサイクロプスを一瞥。無言で大鎚を持ち上げ、ぽいと放り投げる。放り投げられた大鎚は出てきた時と同じ音を立てると、光の粒子になって空へと還っていった。  それを見届けた後、首を捻る。ごきり、ヤバめな音が響いく。これはひょっとすると長期休暇が必要かもしれない。  そんな事を考えていると、背後から足音が聞こえてきた。これはきっとリヒトだ。 「……なんだよ、本当に終わらせちまったのか」 <王将じゃないなら飛車なんですかね> 「角なんじゃねぇの」 <なるほど>  穏やかな風が吹き、木の葉が擦れる音が聞こえる。空を見上げれば、そこには...
  • Episode 02:鈍色チェイサー ~本日ハ厄日ナリ~
    パラベラム! Episode 02 鈍色チェイサー ~本日ハ厄日ナリ~ <カモン、サイクロプス>  人差し指を立てて、クイっと引く。挑発だ。効果があるとは思えないが……ほら、微動だにしない。 <つまらないですね、まさに人形ですか>  無反応。先程の一撃で警戒しているのだろう、こちらのセクシーコマンドーに全く耳を傾けない。むしろ無視して少女を追い掛けていきそうな感すらある。  ここいらで一発ブン殴ってやりたいところだが、相手はパワータイプだ。反撃が恐い。  無言の睨み合い。緊張が走る。  痺れを切らした一ツ目――――サイクロプスが拳を振り上げた。  同時にヘーシェンが大地を蹴る。  つい先程までヘーシェンがいた地面にサイクロプスの拳が深く深くめり込んだ。丸太のように太い拳だ、どれほどの威力かと思ったが、なかなかどうして、これは――――まともにもらったらただじゃあ済...
  • 廻るセカイ-Die andere Zukunft-
    廻るセカイ-Die andere Zukunft- 本編 Prologue -序幕ウェイクアップ- Prelude -始章ガールスタート- Episode 2 -公共オーケストラ- Episode 3 -日常アウトブレイク- Episode4-1 -非日常エンカウンター-前編 Episode4-2 -非日常エンカウンター-後編 Episode 5 -現実ハンター- Episode 6 -策謀プロフィット- Episode 7 -虚無オペレーション- Episode 8 -挑発エクスプロージョン- Episode 9 -再動ラビッツ- Episode 10 -取引グラップル- Episode 11 -端数レックレス- Episode 12 -青空ディシジョン- Episode 13 -和室コンパニオン- Episode 14 -詐欺ポットディッシュ- Episode 15 -安眠...
  • パラベラム!
    パラベラム! 本編 Prologue Episode 01 春の陽気と白ウサギ ~どこの誰かは知らないけれど~ Episode 02 鈍色チェイサー ~本日ハ厄日ナリ~ Episode 03 舞い降りた、漆黒の巨人。 Episode 04 激突、黒騎士vs白ウサギ~乱入してくるとはとんでもないやつだ~ Episode 05 ――――それでは諸君、慎ましくいこう。 Episode 06 なんでも屋“やおよろず”へようこそ! (接触篇) Episode 07 なんでも屋“やおよろず”へようこそ! (接触篇あなざー) Episode 08 『なんでも屋“やおよろず”へようこそ!』(発動篇) Episode 8.5-A まずはお互いを理解するところから始めましょう 前篇 Episode 8.5-B まずはお互いを理解するところから始めましょう 後篇 Episode 09 はじめてのおつかい~...
  • Episode 12:Are you ready?~穴開きチーズにしてあげます~
    「まどかちゃん、大丈夫かな……」  列車を下りていくまどかの背中を見ながら、ぽつりと遥が呟いた。いくら神子とはいえまだ十四歳の、しかもこのブラウニングのお姫様だ。さらに今回の敵は飛行型、しかも無数。襲われる可能性だって十分に有り得る。もしそうなったら……ああ、そんな事想像したくない。 「大丈夫だよ、遥ちゃん。……むしろ心配するべきは相手方かもしれない」  浮かない顔の遥の肩を、大きな手が優しく叩いた。ルガーだ。ルガーはにこりと微笑むと、窓の外に視線を移して、 「――――彼女達はひょっとすると、このやおよろず一デンジャーな人物かもしれないからね」 パラベラム! Episode 12 Are you ready?~穴開きチーズにしてあげます~  ゆったりゆっくり、落ち着いた足取りで列車を出たまどかに、フリューゲルタイプ達の視線が殺到した。だがまどかは...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) 【白夜極光】最強キャラランキング【Tier表】 - AppMedia(アップメディア) 白夜極光攻略wiki - AppMedia...
  • 第一章「日常アウトブレイク」 Episode Symposium.
    第一章「日常アウトブレイク」 Episode Symposium. 俊 「どうも、第一章を読んでくださった方、読んでない人はまとめWikiを読んでください。    始まりました座談会の司会を務める安田俊明です、こんにちは、よろしくお願いします」 シ「第一章を読んでくださった方々、ひとまず今までありがとうございました!これからもよろしくお願いします!    同じく座談会エピソードの司会を務めさせていただく、シュタムファータァです」 俊「今回は座談会という楽屋ネタ的エピソードです。作者に代わって自分たちが色々語ってしまおう。    という魂胆でこのお話は続きます」 シ「ぶっちゃけ一人で語られても痛い子ですしね。では、始めて行きましょう!」 ■第一章を終えて■ 俊「第一章は日常から非日常に、を主題として置いています」 シ「ヤスっ...
  • ヴィルティック・わっふる!
    注意 ※この作品も二次創作であり、本編のヴィルティック・シャッフル、ビューティフルワールド、パラベラム! とも深い関連性はありません。多分。 ※それゆえ、一部というか殆どのキャラの立ち位置、性格が本編のキャラとは違っております。予めご了承ください ※なお、この作品を読む時は、部屋を明るくしてモニターから20mほど離れてご覧ください。 ※それとこの作品を読んで気分が悪くなった、頭が悪くなった、命中率91%の攻撃が避けられた、  星のカービィスーパーデラックスのセーブが消えた等の苦情は受け付けません。予めご了承ください。                      それでは本編をお楽しみくださるといいよ。 Episode 01 Start! Episode 02 Shout! Episode 03 Strike! THE LAST Episode Vi・Vid! Epilog...
  • パラベラム! てのひらをたいように
    ほんぺん prologue 行き先は、色褪せゆく大地。 Episode 01 通り過ぎてった日を悔やむよりも。 Episode 02 例え僕とのすべてを忘れる日があっても。 Episode 03 今僕にできる事の最大限を。 せってい PBM! 用語辞典 パラペディア! tuerun 設定
  • ◆1m8GVnU0JM氏プラモデル
    kitp8ebg_1.jpgkitp8ebg_2.jpg kitp8ebg_3.jpguepciso3_1.jpg uepciso3_2.jpguepciso3_3.jpg  ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
  • Fact in Fable
    episode.1 episode.2
  • ヴィルティック・わっふる! Episode 03:Strike!
     ジェネレータの駆動音が響くコクピットで、私とメルフィーは安堵の溜め息をついた。何とか間に合ったようで、黒いカブトムシみたいな機体――――デストラウの攻撃から、皆を守る事ができた。  発射の寸前に仰向けにブッ倒したせいで校庭に大きなクレーターを作ってしまったが、そこは仕方なかったという事で許してほしい。 <一条さん、それに乗ってるの?>  突然頭の中で響いた会長の声に私は面食らった。 <えぁっ!? か、会長!? なんでテレパシーを!?> <メルフィーさんから教えてもらったの。あなたも厄介な事に巻き込まれたみたいね>  やれやれ、といった口調で言う。 <会長――――ううん、ルナもね>  だから私も嘲笑混じりに言ってみた。そういえば、会長の事を名前で呼んだのは初めてだ、同い年なのに。 <あ、そうだ。終わったらワッフル食べる? 買い出しの時に安いから買ったんだ...
  • ヒューマン・バトロイド
    「ヒューマン・バトロイド」 1話 グラビレイト 2話 戦場は怖いもの 3話 知将 4話 お約束?知らないな 5話 暴れる墓標 前編 後編 6話 踊る揚羽に見た悪夢 7話 僕と俺と惨劇と 8話 CROSS 9話 覚醒 10話 始まりは既に遠く…… 11話 ミキ・レンストルのパーフェクトお料理教室 12話 動いたのは世界ではない 13話 騎士の正義と孤児の悪 14話 love arrive 15話 宇宙と愛と狂気の閃光 前編 中編 後編 Epilogue カカオのお菓子は死の香り NextEpilogue きっと未来に続いてる イザ×2ラジオ第1回 イザ×2ラジオ第2回 イザ×2ラジオ第3回 クリスマスネタ 設定
  • Episode 04:激突、黒騎士vs白ウサギ~乱入してくるとはとんでもないやつだ~
    <マスター、これは不得手なフィールドです>  リヒトを肩に乗せて疾走するハーシェンが呟いた。  無理も無い。確かにこの遺跡の中はある程度の広さはあるが、彼女が暴れるにはいささか狭すぎる。機動力が殺されては、防御力に乏しい彼女の勝算は少ない。 「やれ連戦だの不得意なフィールドだの、神様も随分と意地悪してくれるな。……そういえばお前、レーダーは使えるか?」 <本来の半分以下の性能ですが、なんとか>  きっぱり即答。わかりやすくてよろしい。 「そうか、キツいな。バリアにマナを多めに回しておけ」 <イエス、マイマスター>  マナの壁が厚みを増す。これなら強力な攻撃も一発なら止められるだろう。 <ところでマスター。早速ですが前方に反応、確認しました。降りてください> 「あいよ」  飛び降り、そして華麗に着地。 「俺は三つ編み娘の確保を優先する。……支援ができるのははその後だ」...
  • Episode 01:春の陽気と白ウサギ ~どこの誰かは知らないけれど~
     季節は春、天気は快晴。  暖かい陽射しの下、少女がひとり。背負った荷物の重さを感じさせない、踊るようなリズムで街道を歩いていた。 パラベラム! Episode 01 春の陽気と白ウサギ ~どこの誰かは知らないけれど~  一歩歩く度にボリュームのある三つ編みが揺れ、黒いローブがはためく。  ああ、今日はなんていい日なんだろう。  顔がほころび、笑みが零れる。  少し前までは寒かったのに、今日はこんなに暖かい。この暖かさ、この匂い。まさに春だ。 「昨日は曇ってたし、寒かったから心配だったけど……」  くるりと一回転。遠心力を利用して、背負った荷物を放り投げ、そのまま脇の草原に倒れ込む。春の陽気に誘われて。 「今日はほんと、あったかくていい! 実にいい!」  ……といっても吹く風はまだ、冷たいけれど。  大の字になって、ごろごろと転がる。草のクッションが...
  • Episode 03:今僕にできる事の最大限を。
     城塞都市ブラウニングは、レイチェルから車で南へ三時間程の場所にある。  レイチェルのそれよりもずっと大きい防壁は苔むしていて、見る人に威圧感と安心感という相反する感情を抱かせた。  街をぐるりと囲んだ防壁の所々にある検問は人や車、馬車やオートマタ――――様々な物や者でごった返している。  その中には、やおよろず連中を乗せた車とトラクター ――――タウエルン――――の姿もあった。  渋滞、渋滞、大渋滞。いつまでたっても動き出さない長蛇の列を見て、うんざりするスーツ姿のリヒト。 「おいおい、いつになったら前に出れるんだ……」  普段はもっとスムーズなのだが、何故だか今日はちっとも動けない。やはりアウロラの件で人が殺到しているのだろうか。 「まあまあ、ゆっくり待とうじゃないか」  同じくスーツを着たルガーがネクタイを緩めた。密閉された車内はやはり暑い。 「オーナー、お姫様特権...
  • eXar-Xen――セカイの果てより来るモノ―― Act.4
    天に輝く白き月。 闇に瞬く遠き星々。 その元に何処までも広がる鉛色の雲海。 そして、そんな闇夜に忽然と姿を現すセカイの歪み。どの方向から見てもまったく同じ姿をしたそれは、静寂の内にセカイを侵す。 「………………」  それはイグザゼンの置き土産。  セカイ外の存在――励起獣を呼び込む災厄その物。 「報告します!現時刻を持って「歪み」周辺のスレイブ再敷設を完了!周辺のEB活性は皆無!シュバイドソルジャー部隊全機ステータスグリーン、任務続行可能です!」  励起獣はこの歪みを通じてセカイへと侵入する。  我らの目的はその阻止と侵入した励起獣の殲滅。その対策として「歪み」の周囲には高出力の電磁フィールド発生用ジェネレーターを  搭載した汎用スレイブを複数敷設しているものの、正直それだけでは本格的な奴らの侵略に対しては効果が薄い。時間稼ぎにでもなれば上出来と...
  • Episode 05:――――それでは諸君、慎ましくいこう。
     両手に持った二挺のレーザーライフルでウサギと黒騎士それぞれにピタリと狙いを付けながら、そのオートマタは言った。 <まさか、こんなに早く君が現れるとはね。リヒター……リヒター・ペネトレイター>  猫を彷彿とさせるしなやかな蒼いボディ、男とも女ともつかない中性的な声。長い尻尾が落ち着き無く揺れる。 <……誰だ、貴様は>  唸るような低い声で、黒騎士。戸惑いを隠し切れていないのか、声が少し震えている。 <へぇ、メモリーを消したのか。……あるいは、消されたか。……まあいいや。私の名前はフェーレス。以後お見知り置きを>  クスッ。小馬鹿にしたような笑いを漏らす、蒼い猫。相変わらずその長い砲身はピクリとも動かない。 <何の事だ……!> <だから壊れかけのレディオですか、あなたは。ほら、落ち着いて深呼吸してください。ひっ、ひっ、ふー>  ……ラマーズ法?  遥が首を傾げたその時だ。...
  • eXar-Xen――セカイの果てより来るモノ――
    Prologue Act.1A/B Act.2A/B/C Act.3A/B/C/D Act.4A/B Act.5A/B Act.6A/B/C/D Act.7A/B/C Act.8A/B/C/D/E Act.9A/B/C/D Act.10A/B/C Act.11A/B/C/D/E 設定
  • eXar-Xen――セカイの果てより来るモノ―― Act.4B
    「ふざけやがってぇ!やっちまえ!!」  周囲を取り囲む計5機の武装マシンダムはそれぞれの腕部に備え付けられた対バリード用の機銃を侵入者に対して向け、一斉に引き金を引く。 「あ、おい!馬鹿!そこで撃ったらポッドにまで当たるだろうが!」  ボスの言葉に耳も貸さず、フルオートで大口径の弾丸をばら撒く賊達。  だが―― 「おらおらおら――ぁ?」  目の前で起きていたのは信じ難い光景。  ポッド内部を易々と削り取り、蜂の巣にする無数の弾丸だが、侵入者やベル達の周囲のみ一切命中していないのだ。それこそ掠りもしない。 「ベクトル干渉。」  1人は一体何事かと目を見張り、1人は夢でも見ているのかと目を擦り、他の者も目の前で起きている事が真っ当に認識できていない男達。そんな中、侵入者は静かに宣言した。 「イグザブレイド、顕現化(マテリアライズ)。」  ベルの真正面に1本ダガーを突立て、ロー...
  • Episode 06:なんでも屋“やおよろず”へようこそ! (接触篇)
     東の空が明るくなり始めた頃。神子、まどか・ブラウニングはベッドから緩慢な動作でもぞりと起き上がった。長い黒髪が肩から零れ落ちる。  ――――今日は休日だ、学校は無い。  少女は寝ぼけ眼をさすりながら、危なっかしい足取りで部屋を出た。 パラベラム! Episode 06 なんでも屋“やおよろず”へようこそ! (接触篇)  廊下に出ると、ベーコンの焼ける香ばしい匂いがまどかの鼻腔を刺激した。それに誘われてふらふらと階段を降りる。 「やあ、おはようまどかちゃん」  人の良さそうな微笑みを浮かべるのはルガー・ベルグマン。まどかの所属するなんでも屋“やおよろず”のマネージャーだ。  2メートル近くはあるだろう長身は筋骨隆々、鍛え抜かれた美しい逆三角形。そしてきちんとそろえられた長い金髪と知的な青い目、整った顔立ちはまさにイケてるメンズの体言者。……身につけた猫さんエ...
  • ヴィルティック・わっふる! Episode 04:Vi・Vid!
    「なあ……今の、どういう事だよ?」  まだ少しだけしゃくり上げている会長――――ルナの手を引きながら、俺は尋ねる。  さっき、確かに会長はあの白い機体に向かって一条とメルフィーの名前を叫んだ。一体どういう事なんだ? まさか―――― 「アレに一条とメルフィーが乗ってるのか!?」  会長は答えようとせず、視線を逸らしている。 「なあ、そうなんだろ!? だからさっき一条とメルフィーの名前を――――」 「あは、あはははは」  突然乾いた笑い声を上げだした会長に、俺は少しビクリとする。な、何怯えてんだ俺、しっかりしろ。 「駄目だなぁ、私。気を抜くとドジばっかりするから、いつもいつも神経尖らせてたのに……やっぱりこういう所でドジ踏んじゃうんだもん。おまけに草川なんかに泣き顔見られて、もう、最低」  口ではそう言っているけれど、会長の顔は儚い微笑みを浮かべていて。泣きじゃくる姿も可愛かったけれど、やっぱ...
  • eXar-Xen――セカイの果てより来るモノ―― Act.4A
    天に輝く白き月。 闇に瞬く遠き星々。 その元に何処までも広がる鉛色の雲海。 そして、そんな闇夜に忽然と姿を現すセカイの歪み。どの方向から見てもまったく同じ姿をしたそれは、静寂の内にセカイを侵す。 「………………」  それはイグザゼンの置き土産。  セカイ外の存在――励起獣を呼び込む災厄その物。 「報告します!現時刻を持って「歪み」周辺のスレイブ再敷設を完了!周辺のEB活性は皆無!シュバイドソルジャー部隊全機ステータスグリーン、任務続行可能です!」  励起獣はこの歪みを通じてセカイへと侵入する。  我らの目的はその阻止と侵入した励起獣の殲滅。その対策として「歪み」の周囲には高出力の電磁フィールド発生用ジェネレーターを  搭載した汎用スレイブを複数敷設しているものの、正直それだけでは本格的な奴らの侵略に対しては効果が薄い。時間稼ぎにでもなれば上出来といったところだ。...
  • GEARS外伝 Berserker
    第一章・前編・後編 第二章・前編・後編 第三章 第四章 第五章 第六章・前編・後編 第七章・前編・後編 第八章 第九章 第十章・前編・後編 Epilogue 嘘予告かマジ予告なのか微妙なオマケ 設定  ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
  • Episode 01:通り過ぎてった日を悔やむよりも。
    「……目の前のこの荒野は、何だ?」  乾いた笑いを浮かべるリヒトの目前に広がるのは、彼が見知った緑の海ではなく、雑草すら生えていない、赤色の荒野だった。 「……しばらく来ない間に随分変わりましたね。焼き払ったんでしょうか?」  首を傾げなが、まどか。  しかしながら、アウロラの広大な畑を焼き払う事は不可能に近い。それこそ、遥か古に作られたという、天を焼き、死の灰を撒き散らす爆弾でも使いでもしなければ。  しかしそんなものは伝説上の存在だ。実在したとしても、そんな危険な代物を使うような馬鹿はいないだろう。 <……焼き払ってこうなるとは考えられません>  遥が契約したオートマタ、リヒターが黙考の末意見する。 「……そうですよね。とりあえず皆さん警戒を怠らないようにしてください」  懐からヘアゴムを取り出して口にくわえ、髪を纏めてそれを結った。まどかの本気モー...
  • GEARS
    GEARS 第零.五話前編・後編・終 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 第十.五話 第十一話 第十二話 第十三話 第十四話 第十五話 第十六話 第十六.五話 第十七話 第十八話 第十九話 最終話前編 最終話後編序・終 最終話後編.5話 EPILOGUE GEARS in X mas GEARS in X mas 2010 GEARS in Halloween 設定
  • Diver's shellⅡ
    Diver s shellⅡ 第一話 「日常描写」 第二話 「雨模様」 第三話 「α12遺跡」 第四話 「仕事? 遊び?(前)」 「仕事? 遊び?(中)」 「仕事? 遊び?(後)」 第五話 「平穏」 第六話 「沈没船」 第七話 「猫と女は」 第八話 「潜水機と喫茶店」 第九話 「風邪」 第十話 「海に潜む者」 第十一話 「昔の夢と、お茶会」 第十二話 「相思?」 第十三話 「悩みは海より深く」 第十四話 「限界潜行」 第十五話 「二対の影」 「Epilogue.」 「放浪少女クー」 「朝夜ロマンス」 設定
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