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Deadline - (2007/08/31 (金) 21:49:25) のソース

21 名前:11 投稿日:2005/06/29(水) 15:33:58 ID:mgklYwoE

という事で『Deadline』レビュー。
1話はされているので2~4話をサクッと。

・第2話『空を駆ける天使』
冒頭で味方部隊もろとも基地ドカーン! SEEDのサイクロプスを彷彿とさせるな…
 幾らなんでも判断が早すぎだぜ。もうちょっと考えましょう
 しかも、何故に戻ってくるw まだ敵が居るかもしれないだろうがー
 後は基地の生き残りの仕官が味方になったり、敵の新型量産機が出てきたり。

・第3話『You Can't Do It If You Try』
 うーむ、冒頭の流れが分かりにくい。新たな勢力でも出てきたかと思ったぜ
 また味方が増えた。本国からの増援らしい。流石に3人では無理と悟ったかw
 クィーンさんは頭脳面でも頼りになるな。主役陣が馬鹿に見える(いや真性馬鹿ですがね)
 で、敵さんが懲りずに基地を自爆させやがった。連続して二つも自爆させたら重罪だと思うが
 ようやく期待していた突っ込みが…。プレイヤーが1話から感じていた事を言ってくれた、素晴らしい
 結論『侵略者を自覚しているなら、もっとそれらしく行動しろ』

・第4話『漆黒の舞姫』
 どこかで見たような……超オリのキャラか。記憶を共有した平行世界の人なのか?
 基地司令代理らしいが、流石に基地を連続自爆させた馬鹿を受け入れる気はないか
 どうでもいいが、負け続きの戦艦に戦力多すぎー。どこで手に入れた?
 NPCの皆さん、頑張るな~。全員生き残ったよ
 あいもかわらず新規味方は強い。機体も異星人のより高性能だし
 敵、また逃げたw いいかげん沈めとけ、しつこいぞ

・思ったこと
 そろそろ敵側の新キャラが欲しいぜー。ずっと同じ敵ばかりじゃ飽きる
 あと、リレー全般に言えるが更新速度を早めてくれ。内容忘れちゃう

22 名前:名無しさん(ザコ) 投稿日:2005/06/29(水) 15:46:29 ID:IeIPGZno
乙~痛みに耐えてよく頑張った。
ところで、少佐が中将にあの口のきき方はまずいんじゃないのか?
と思った第4話w


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410 名前:いつぞやの人[sage] 投稿日:2006/07/13(木) 18:02:59 ID:jkH2aQ6wO

侵略者リレー。
企画の眼の付け所はいいと思う。


第1話 担当:シャアペン氏
過去にレビューが上がっていたが、そのすべてにおいて指摘されているのが
侵略者という位置づけを理解していないのではないかということ。
具体的なことを言えば、5日で地球の文化を学んで来いと言う発言。
地球の文化ナメられてますよ。
こういうのは侵略する前にやっとくもんでしょうに。というか侵略先の文化なんか
なんに使うんだ。
軍事力を調べて来いとかそういった調査ならまだ納得もできるのだが。
それにしても5日はねーだろ。

で、どうやら地球人たちも地球人同志で戦争してるそうです。
SRWでいうと、プレイヤーはロンド=ベルとDCを見てるインスペクターなのか。
たとえが古くて申し訳ない。
とりあえず小手調べに小規模な基地を潰しに行くそうです。まぁ、そこは無難なのかな?

戦闘は簡単。何も考えなくても勝てる。

エピローグで地球に向けて高らかに侵略宣言をする総大将ラディカル=スターマイン。
ちょっと待て。それはおかしいだろ。
地球人がプレイヤー部隊を脅威だと思う前に土台を固めるとか言っておきながら
それ言っちゃったらなんの意味もねーぞ。
というわけで、第1話にして世界中を敵に回したにもかかわらず、余裕のプレイヤー部隊。
頭が痛いです。

ちなみに部隊名は手元にあったチラシから「コツのいらないてんぷら粉」に。
もはやまじめにプレイする気力がありません。
果たして俺はどこまでいけるんだ。




第2話 担当:月神氏
以前上がっていたレビューでは「2話月神。察しろ」という意味合いの文脈だったが
蓋を開けてみるとそれほどひどいとは思わなかった。
上官に愛想をつかした部隊長が、新兵器ぶんどってプレイヤー部隊にやってくる話。
話の流れ自体には違和感はなく、普通に無難な出来。
一部日本語の扱い方に違和感を感じる部分はなくもないが、許容範囲内。
ストーリーさえしっかりしていれば文面なんて些細なものだ、ということは
AWARで証明されているしな。
あれ?

無難に無難とはいえ、微妙な部分も多く評価としては中の下なEveファイルなのだが、1つ評価したいのは、
シャアペン氏が用意した『地球侵略』という目的を踏まえたうえで、
「地球人が戦争をやめ、手を取り合って生きていける世界を作る」という、付加目的を示したこと。
要するに、この回で「何のために侵略するのか」という理由ができたわけだ。
1話で地球の武器はやばいみたいなことを大義名分として述べていた気がしなくもないが。

どうでもいいが、今回の仲間、美里さんは戦闘メッセと普段のセリフが違いすぎて違和感。
あとなんでエンジェル・ブラストに貫がついてるのかの説明は欲しかった。




第3話 担当:木藤優斗氏
やっと安心して見れる人が出てきた。
今回は新キャラが多くちょっとどたばたした印象があるが、許容範囲内。仲間になるのは2人だし。
むしろ駒が増えてありがたい。
冒頭で瞬殺されるSADAMEの主人公。何しに出てきたんだあんたは。
こういう扱いなら、別に汎用パイロットでもよかったんじゃないかなー。

戦闘マップ、部隊は京都なのだが、ちゃんと碁盤目になっていて好印象。
ご丁寧に鴨川や京都駅まで再現されている。
(後で知ったことなのだが木藤氏は京都の人だった)
ただ、俺も関西人だが京都人ではないので、河原町とか言われてもよくわからない。
戦闘シチュエーションはどこかで見たことがあると思ったら、戦国無双の
某ステージのものによく似ている。
戦闘メッセも戦国無双のキャラのものが混じっているような。
ティーア・ツティーレンみたいなもんだと思うことにする。
ちなみに参入したユニットは、気力110以上でないと無消費武器が使えないスーパー系とか、
圧倒的生存力を誇るが攻撃力は見掛け倒しといった感じで、癖がある。

エピローグで新キャラのクィーンが1話で俺が感じたことを全部言ってくれた。
なんかすごくすっきりしたのと同時に安心した。あの展開に疑問を持っていてくれたことに。
それでいて総司令官も自分のスタンスを崩さない展開なのは好印象。
ちゃんとシャアペン氏のキャラを尊重している。
総じてそつがなく、プレイしていて面白かった。




第4話 担当:睦月破雪氏
冒頭の回想会話は正直謎を残しただけで意味はあったのだろうか。
新キャラの闇音姉さん、正義感から基地責任者の権限をもって味方の収容を拒否。
待て、世界を敵に回す気かあんた。
案の定押されてピンチに。
そこへ登場するコツのいらないてんぷら粉。予想通りあっさり寝返る姉さん。
そしてモブを瞬殺。うわー。
ちなみにこの姉さんの機体なんだが

漆黒闘神ダーククルセイダー
ダーククルセイダー, 漆黒闘神(黒条闇音専用), 1, 2
空陸, 4, L, 14000, 180
特殊能力
EN回復Lv1=ケイオスドライブ
シールド=ダークガーダー
7000, 250, 1500, 75
AABA, ori_mynote_039.bmp
カオスシューター,           1500,  1,  4,  +0,  10,   -,   -, AAAA,  +0, 実
カオスブレード,             1600,  1,  1, +10,   -,   -,   -, AAAA, +20, 武
カオススラッシャー,         1800,  1,  2,  +5,   -,  15,   -, AAAA,  +0, 実格P
カオスインフェルノ,         2300,  1,  3,  +5,   -,  30, 110, AAAA, +10, 闇
カオスブレード・煉獄刃,     2800,  1,  1, +10,   -,  50, 120, AAAA,  +5, 武火
カオスブレード・闇薙の舞,   3300,  1,  1, +20,   -,  80, 130, AAAA, +15, 接闇

よく通ったなこれ。主人公機を上回る性能だ。
プレイヤーとしてはありがたいのだけど、描写だけ見るとなんだかなー。
で、あっさり協力者になる姉さん。これも予想通り。
なんというか、うん。たまにはいいんじゃないかな。

そして冒頭の少年がもう一度回想に登場。
だからお前は何なんだ。




第5話 担当:K’(カズ・ダッシュ)氏
結論から言うと、4話のほうがまだマシだった。
地球軍(種における連合みたいなものらしい)の新戦力登場なのはいい。
しかし、覚えにくいカタカナ固有名詞の嵐、必要かどうかわからない設定、
今後使われるか怪しい敵ザコ、そして回想専用ノンパイロット。
さらに味方も3人参入。ノンパイ含めて5人参入。正直把握できない。
戦闘も正直面倒。難しいんじゃなくて、面倒。
数が多いのはまぁ、ともかくとして、敵が何らかの特殊能力を持っているので、
すんなりと倒せない。作者さんとしてはちょっとは考えて戦えといいたいのだろうが
ここまでの展開からしても戦闘はさっくりめで来ているので、
難しくする必要もなかったのではないだろうか。

ストーリー展開としてはまぁ、新しい要素が入ってきたりして悪くはないのだが、
それ以外の点が群を抜いてひどいため、どうしても目に付いてしまう。
データの特殊能力見づらすぎ。その修飾語は絶対「そのほうがかっこいいから」ついてるだろ。
どうせ要素増やすなら存在が空気の反乱軍で描写したほうがバランス取れたんじゃなかろうか。





第6話 担当:秋穂どんぶり氏
で、愚痴ってたら面白いぐらいのタイミングで反乱軍(種でいうザフトらしい)の話に。
どうやらアジアを中心に活動している連中らしい。ア○カイダを思い出したのは俺だけでいい。
今回は久々に宇宙からの味方援軍。厨設定だが5話ほど鼻につかないのは何故だ。
一家で侵略者に加担というのは新しいパターンだな。
ちなみに一家の構成員は
・おかん:物腰はやさしいが戦場で息子を兵器として使う鬼
・アニキ:超絶自信家タカビー坊主。ゴテンクスみたいな奴
・弟くん:そんなアニキを気弱にたしなめる苦労人

……弟頑張れ、蝶頑張れ。
いざ戦わせてみると鈍重なアニキよりもステルス持ちで小回りがきくくせに
そこそこ火力もある弟のほうが遥かに使いやすくてちと吹いた。アニキ立場ナッシング。
しかし気を抜くと弟はよく落ちるくせに、敗北条件が
「親子いずれかの撃墜」なので、ちょっと気を引き締めないといけない。
5話の連中が微妙に絡んできたりもしつつ、次でちょっと決戦らしい。





第7話 担当:みっちゃん氏
地球軍謹製スーパーロボット登場。今までリアル系路線だったので、ちょっとうれしい。
コンパクトになったボルテスといった印象だ。
よさげな敵幹部も登場。なんかトップチームとオオタコーチを見ているようだ。
展開は地球軍との大規模決戦。確かにこれだけ敗走を繰り返せば余裕もなくなろう。
世界征服が目的で20話ちょいのリレーなのに、日本侵略に7話もかかってはいるが。
普通に決戦するのかと思いきや、宇宙から宇宙人が降ってくる。
こいつらが散々場をかき乱した挙句、仲間になる。
……え? スーパーロボットまで持ち出してるんだからもっとそっちに比重置こうよ。
いっそのことスーパーロボットを鹵獲するくらいの真似はして欲しかった……
って、それはさすがにあれか。

山がないというよりは、なだらかな丘が延々と続く感じで、なんかメリハリがない。
これまでにも感じてきたことではあるけれど。




第8話 担当:パコーセ氏
また宇宙人か。いや、宇宙人はいいんだが、続いたんでなんとなく。
あっさり強奪される地球の兵器。ドイツ語の嵐に不安を覚える。
句読点の位置がちょっと気になるけども、ストーリーは普通。

……と思ったのだが、そうでもなかった。
2話から延々と邪魔をしてくれた業田の退場はともかく、
いろんなボスがボスを倒すたびに登場する。はっきりいって詰め込みすぎ。
で、詰め込みすぎのせいで焦点が定まらず、結局何がしたかったのか分からないまま。
最後に出てきた奴なんて名前すら思い出せないぜ。




第9話 担当:高菜 葉with氏
Withで終わる文体ってなんか微妙なんだが、まぁ、それは個人の自由だな。
今回仲間になるのはあの天城総一。この単語でピンと来る奴もいるかもしれない。
3話でSADAMEの主人公が瞬殺されたのってもしかして伏線だったのか?
いや、木藤氏がこれの3話公開した当初はそこまではいってなかった気がするしな……
もう一人の電子戦娘はわりと好印象。平らなのか、平らなんだな。

で、存在害悪とかメルクリスとか、重要っぽい言葉がずらずら。
そんなものが地球に眠っているのに地球人は誰も気づかなかったのか。
なんか侵略するという行為に無理やり正当性を持たせただけのような気もする。
そういえばこの頃各参加者のブログでなんとかしなきゃ的やりとりがあったけども、
それが原因なのかは不明だが、第2部開始っぽい話だった。
ラストのコントはまぁ、いいや。




第10話 担当:木藤優斗氏
日本を制圧し、ようやく中国侵略に乗り出したコツのいらないてんぷら粉。
そしてやはりSADAME主人公関連のイベントが。もしかしてこれはもしかすると……
と思ってたら、本当にこじれた。
ここがどうこじれたのかは見てもらったほうがいいと思う。
また、SADAMEやってる人ならどうこじれたか話すまでもないと思う。

今回は総じて詰め込みすぎという印象。やりたいことはわかるのだが、
ネタを引っ張りすぎているというか、3話のほうが遥かに洗練されていた。
あと、時事ネタは控えたほうがいいと思う。
ちなみに初めて味方が離脱したのだが、生きているにしろ死んでいるにしろ修理費くらいは
返して欲しかったなー。
エピローグの展開は無難に面白かっただけに、惜しい。



第11話 担当:Mr氏
地球軍はついに傭兵を雇うようになりました。
軍が傭兵を雇うのは自然なことなので、別にいいのだろうけれど。

今回の味方は久しぶりに濃い。下手をすると今まで登場してきたどのキャラよりも濃い。
こういうのがいるとプレイヤーとしても楽しくなってくる。
ストーリーも無難にまとまっていて、長さも手頃。今までの苦労の甲斐はあったかもしれん。
伏線が多すぎて次回消化されるのかわからないのが不安といえば不安。
次回更新時はとりあえずプレイしてみようと思う。





総評:

・とにかく1話がコケたのが痛い。
シャアペン氏はもう少し戦争の何たるかを勉強してくれ。
あと具体的な数字や名前は出さないほうがよかったんじゃないか。


・戦闘は総じて作業気味。
変に難しいよりはマシか。変に難しい回もあるが。


・キャラの個性を感じない。
正直言って「ぼくのかんがえたがんだむ」レベルのキャラばかり。
ストーリーが面白ければまだいいのだが。


*あまりお勧めはしないが、超オリロボよりはやりごたえみたいなものはあるので
ヒマならどうだろう。