【スーパーロボット大戦PL】 期待の斜め上をかっとんで行く良作。 参戦作品見て地雷認定しかけてた事をお詫びしたい。 (だってファイズ+種ガン+FF8+魔装+作者オリだぜ?) 世界観としては、スマートブレイン率いるコーディネイターと、ナチュラルの人間解放軍が対立している国?が舞台。 種は基本的にキャラは出ないっぽく、 「等身大の人達をMSに乗せる役目」 「オルフェノクじゃ無くてコーディネイターとする事で対立を判りやすくする」 位の意味しかないんで、ぶっちゃけ、「等身大でやってもよかったんじゃね?」と言う感じが拭えない感はある。 ただ、パイロットとロボットの組み合わせの妙というか、随所に仕込まれるネタというか、そこら辺の使い方が上手いんで許せる感じ。キャラ入れ替えて笑ってナンボみたいな。 まぁ、作者がドラエモンズデュエルの人だもんな。 戦闘バランスは若干難しめ、と言ったところで、いい具合に落ち着いている。そんな所にデモンゴーレム金かよ!とか。 ただ、条件説明無く損傷度撤退するボスはよろしくないと思った。2話サイファーとかさ。 オリがイマイチ頼りにならないのもポイントか。 明らかにパンチに欠ける主人公と、明らかにユニットとの特性が噛み合わないヒロインのセットは目新しいぞ。 いつ強化されんだろうなー的ワクワク感が上手い。「いつガンバスター二人乗りになるのかしら」みたいな感じと言うか。 ストーリーは前述のようにギャグシナリオなのか…と言われると全然そんな事は無く、 むしろ基本シリアス、至って真面目にシナリオを展開して居る。 オルフェノクをコーディネイターにしたおかげで、 コーディネイターとナチュラルの対立、と言う形でスマブレ勢が生き生きと動いているし、 スコールの自問自答しがちな所とかも上手い。 ただ最初から組織が「ヒロイン所属の謎のオリ」「スマブレ」「魔女」と 敵っぽいのだけでも多いのに、全体的に説明が不足気味で 「謎が謎を呼ぶ」展開なのはちょっと問題だと思う。さっぱりわかんねぇ所もある。 後ヒロインが明らかに怪しいのにスルーされがち(と言うかオリがかなりささやか過ぎ)なのも 若干違和感を覚えるところではある。 演出は凝ってる。オープニングタイトルもSRWパッケージ的にまとめてあるし、 1話のジンが降りてくる所や、2話の発進シーンはかなり綺麗に出来ている。 一枚絵は使わないけど、良く動くタイプ、と言えばわかってもらえるだろうか。 なんと言うか全体的に先が読めないワクワク感がある。 次どうなるんだろう、いや次も必ずこの作者は予想の斜め上を行くッ!みたいな。 一人で作ってるのにリレーシナリオ的な先の読めなさと言うか。 1話ごとに「そこでそれかよ!」みたいな驚きと笑いがプレイヤーを襲う。引き出し多いな作者。 取り敢えず1話で笑えたらやるべき。まさか主役+主役メカが出落ちするとは思わなかった。 ---- 出来杉、というかドラえもんキャラが微妙に浮いてる気がした ---- レビュを待つ間>>462に付け加えて、スーパーロボット大戦の見所をチョイスしてみた俺>>462。わりと信者化してしまってすまない。 ・FF8がでてくる理由が出落ち。そのくせわりとメイン ・ライダー剣の桐生さんが1話からレギュラー。ミサイルジンだけど(しかも攻略に重要) ・くぱぁ…と(MSの)股を開いてビーム砲発射するキスティス先生 ・草加はXの文字が発射できたり剣が得意なロボ ・ロックがやっぱり手投げ(?)武器メイン ・魔装って真もかよ! 出来杉が浮いてるのはアイコンのせいもあるんじゃないかと。 ---- 81 :名無しさん(ザコ):2006/09/29(金) 10:33:38 ID:UY6/kzAo0 【スーパーロボット大戦PL】 555劇場版をベースにした「ロボットもの」。 コーディネイターによる支配をもくろむスマートブレイン社の勢力拡大が進む中、 死亡したとされる乾巧の乗機・ファイズの起動キー ファイズフォンを持つ謎の少女がレジスタンスに接近するが…… 特機グルンガストを操るレジスタンス最後の希望草加雅人、 ストライクに乗って現れる特殊部隊SEEDのスコールなど、 スパロボシナリオではだらけがちな導入部から軽いサプライズがあって 退屈しないのはいいことだ。 印象に残ったのはユニット画像を使った演出。 全身戦闘のような構図での「墜落した機体を追う飛行ディン→ディンで着地」 のあたり、流れが自然で洗練されていると感じた。 レジスタンス中核にひょいと出木杉が混じってるような 無茶なシナリオは大好きなので頑張って欲しい。