ナナクサルンバ

「俺を倒しても、復活したデスモゾーリャ様が、必ずお前達を倒す おめでとうございま~す!」

【製作No.】 第22号
【名前】 ナナクサルンバ
【読み方】 ななくさるんば
【声】 梅津秀行
【登場作品】 爆竜戦隊アバレンジャー
【登場話】 第45話「あけましてアバレルンバ」
【所属】 邪命体エヴォリアン
【分類】 トリノイド/ミケラ創造トリノイド
【製作者】 創造の使徒 ミケラ
【得意技】 ルンバビーム
日光凶悪猿攻撃
お年玉爆弾
春の七草フラッシュ
【使用カラー】 薬膳エキス入り色とりどり春の七草色
サル科ウッキーエキス入りファンキーモンキー色
民族舞踊エキス入り陽気なキューバルンバ色
【植物モチーフ】 七草
【生物モチーフ】 サル
【抽象モチーフ】 ルンバ
【他のモチーフ】 太鼓

【詳細】

ミケラが3つのモチーフ(七草、サル、ルンバ)を融合させて作り出したトリノイド第22号。

ルンバを踊らせた後でお正月に関わるおめでたい物(鏡餅、羽子板、年賀状、凧など)に変える「ルンバビーム」で相手を翻弄する。
光線が命中すると手も足も出ず、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を使った連続攻撃「春の七草フラッシュ」で相手を追い詰め、更に「日光凶悪猿攻撃」で怒濤の引っ掻き攻撃を繰り出し、「お年玉爆弾」で爆発を引き起こす。

邪命神デズモゾーリャ」の復活記念に作られたが、怒ったデズモゾーリャに無理矢理アナザーアースに送り込まれる。
神社で偶然居合わせたブルー以外のアバレンジャーをルンバビームで鏡餅に変え、駆け付けたブルーもおめでたい物に変えようとするが、アバレイザーの射撃に怯むと放屁して撤退。

人々をルンバビームで次々とおめでたい物に変えていく(舞を年賀状、笑里と謎の少女を羽子板、スケさんを凧、横田さんを独楽など)。
おめでたい物に惹かれる性質を利用されて巨大な門松と鏡餅に誘き出され、中に隠れていたアバレンジャーを迎え撃つが、猿回しで踊らされた挙句に反省させられてしまい、スーパーダイノダイナマイトにより倒される(同時におめでたい物に変えられた人々も元に戻った。)。

その直後、ジャメーバ菌を含む雨を破片が浴びた事で再生巨大化する。
ルンバの大地震で爆竜の召喚を妨害するが、アバレンジャーの邦楽の演奏で治められ、アバレンオーを春の七草フラッシュで合体解除に追い込むが、イエローの七草粥で爆竜は回復、ティラノサウルスの獅子舞攻撃に怯み、最期は「爆竜電撃ドリルスピン」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。

【余談】

左腰にぶら下げている太鼓の面に「22」の刻印が見られる。
おめでたい物に変えられた者は幸人の整体で何故か簡単に元の姿に戻れ、おめでたい物に変えられた人々は変化させられたものに対する技術が上達(凧を上げる勘が戻る、羽根突きの勝敗が決まらなくなる、年賀状の筆が上手くなる)しており、「善意を持たない悪の怪人にも関わらず、敗北後は純粋に人々から感謝の念を込められた」というシュールなトリノイドでもあった。
七草は厳密には植物の種類ではなく、春、秋の縁起物として利用される7つの草を一括りに纏めたものとなっている。ある意味ではヘキサノイド以上で9種類のモチーフ(春秋両方を考えると16種類)で構成された事になる。
イエローが七草粥を作るシーンで『キューピー3分クッキング』のテーマ曲調にアレンジされたED「We are the ONE~僕らはひとつ~」が流れている。

デザイナーのさとうけいいち氏によれば、「『サルの逆立ち』(腹部に顔、尻が頭部)として描き、全身に七草を取り入れた事に関しては凄く苦労し、『ルンバ』については知らなかったために太鼓(打楽器)を要素にした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
声を演じる梅津秀行氏はスーパー戦隊シリーズで多くの怪人の声を担当。

最終更新:2017年01月15日 04:16