バイラス・ドーパント

「どうして私を騙したの!」

【名前】 バイラス・ドーパント
【読み方】 ばいらす・どーぱんと
【声/俳優】 松岡璃奈子
【登場作品】 仮面ライダーW など
【登場話】 第11話「復讐のV/感染車」
第12話「復讐のV/怨念獣」
【分類】 ドーパント
【メモリ】 バイラスメモリ
【綴り】 VIRUS
【頭文字デザイン】 V字状のウイルス(V)
【モチーフ】 血管、病原菌
【生体コネクタ位置】 左手首

【詳細】

市販されている「バイラス(ウイルス)」のガイアメモリで、黒須にひき逃げされた女性の山村幸が変身したドーパント。

精神体にガイアメモリが作用した極めて珍しい事例で、本来の力を十分に発揮出来ていない。
有機物や無機物問わずウイルスを感染させて自在に操る能力を有し、強力な毒素を持つウイルスをばらまいて瞬時に相手を死に至らしめる。また、自身もウイルスとなって自在に飛行する事も可能。
無機物にウイルスを浸透させる事で廃車であっても新車同様に修復する力も見せた。触手を伸ばして攻撃する事もできる。

本来ならばバイラスメモリはウイルスの空気感染によってアウトブレイクを引き起こし、街1つを短期間で死滅させる事さえ可能なほどの凶悪な力を秘めるのだが、精神体にメモリが作用し、能力が大幅に劣化してしまい、直接触れた相手をウイルスで殺すのが精一杯となっている。
街1つを滅ぼしてしまうほど強力な力を有するバイラスメモリが何故、市販されていたのかは不明(ミュージアムの実験の一環だったのだろうか。)。

自分をひき逃げした黒須の仲間達を次々に殺害していき、最後に結婚詐欺を行った婚約者(結婚詐欺師)を殺そうとしたが、ダブルヒートトリガーのトリガーエクスプロージョンを受け倒される。
同時に病院のベッドで昏睡状態となっていた幸本人の身体に入ったままとなっていたガイアメモリが排出されメモリブレイクされた。

【感染車】

バイラスが自身のウイルスを感染させ操った自動車。別名「怪物カー」。
本来は廃車工場にあったオンボロの自動車だったが、ウイルスの感染によって新品同然に修復される。

対象とする人間の身体をすり抜ける事で相手をウイルスに感染させ、死に至らしめる能力を有する。
黒須率いるギャング団の関係者を襲っては復讐を遂げていくが、ダブルヒートメタルのメタルブランディングを受け大破した。

【MOVIE大戦アルティメイタム】

無限モンスタープラントから生成された怪人の1体として登場。

【余談】

黒須役として『星獣戦隊ギンガマン』のギンガグリーン/ハヤテ役のKoji(旧:末吉宏司)氏がゲスト出演。
ネットムービーではアイスエイジ・ドーパントの想い人として写真だけ登場している(頭にはリボンを付けていた。)。
井坂真紅郎は写真を見て非常に興味を示し、アイスエイジに自分を紹介する様、迫っている。

バイラスとはVirus(ウイルス)を英語読みしたもの。ウイルスはラテン語読み。ヴィールスとも読む。

最終更新:2017年10月04日 21:09