「さあ、お前の罪を数えろ」
【あらすじ】
「これで決まりだ」
2008年、私立探偵の鳴海荘吉と弟子の左翔太郎は謎の組織に拘束されていた少年、フィリップを助け出す依頼を受ける。
だが、脱出の途中に鳴海荘吉が2人を庇い、追手の凶弾に倒れ、残る2人も絶体絶命の窮地に陥る中、フィリップは翔太郎に謎の機械を渡し、こう告げた。
「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」
彼らは謎の機械により変身し、危機を脱する。
1年後の秋。
あらゆる場所で風車が回る風の街「風都」において、鳴海荘吉の後を継いで探偵業を営む左翔太郎とフィリップのもとに、荘吉の娘、鳴海亜樹子が事務所からの立ち退きを要求しにやってきた。
亜樹子は翔太郎に付きまとう内に、風都で怪事件を起こす怪人「ドーパント」の存在を知り、翔太郎、フィリップが変身する仮面ライダーダブルの戦いに深く関わっていく事になる。
平成仮面ライダーシリーズ第11作目。
「ガイアメモリ」と呼ばれるアイテムを使い、2人の人間が1人のライダーに変身するのが最大の特徴。
平成仮面ライダー初参戦の三条陸氏をメインライターに迎えて新たなる10周年を紡ぐ記念作品となった。
USBメモリ型のアイテムを使用して変身するという演出は非常に高い人気となり、食玩版などで様々な「ガイアメモリ」が作られ販売された。
方式は翌年の『オーズ』にも引き継がれ、過去のライダーなどの様々な「メダル」が作られている。
基本的に2話で1エピソードが完結する方式で、サブタイトルは「○○/××」で表される。
サブタイトルの前半部分は前後編で共通しており、エピソードに登場する
ドーパントやキーワードを表す「何らかのアルファベット」が入る。
TV本編終了後にはスピンオフとして「仮面ライダーアクセル」、「
仮面ライダーエターナル」がVシネマとして製作された(劇場版には「仮面ライダースカル」もある。)。
2018年からは正式続編の『風都探偵』という漫画作品が連載されている。
2022年8月よりアニメとして放送が開始。声優陣は基本的に一新。
最終更新:2018年12月30日 13:20