樽学者ブクラテス

「ゼイハブ ワシは知っとるぞ、お前を倒す方法を、黒騎士を使っていつか必ずお前を倒す!」

【名前】 樽学者ブクラテス
【読み方】 たるがくしゃぶくらてす
【声】 茶風林
【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン
【登場話】 第一章「伝説の刃(やいば)」~
第四十九章「奇跡の山」
【所属】 宇宙海賊バルバン
【分類】 魔人
【モチーフ】 樽、本、学者、老人
【名前の由来】 本(英:book)+ソクラテス

【詳細】

バルバンの知恵袋的存在。「妖帝イリエス」、「デスフィアス」姉弟の叔父。

昔、星獣達との戦いで傷付いた「ゼイハブ船長」を救うのに星の命を埋め込む手術をした。
作戦参謀的ポジションだが、あまり役に立っておらず、「闇商人ビズネラ」が登場して以降は更に顕著になった。

「イリエス」と共に「剣将ブドー」を陥れた罪、隠れてイリエスを復活させようとした事でゼイハブに斬り捨てられ、身体を鎖で縛られて海中に沈められてしまう。
自身も星の命を仕込んでいた事で生還(以前と代わって顔色は悪くなり、髪も乱れてしまっている)、長い付き合いながら追放された事、かつて自らの星もゼイハブに滅ぼされた事への憎しみから復讐の鬼となり、戦いで傷付いていたゴウタウラスを人質に取り、ヒュウガをゼイハブへの復讐の道具として利用しようと目論む。

ヒュウガに沈み草を飲ませる事でアースを捨てさせ、ナイトアックスを授けると自らの星の命を練習台に、ゼイハブの体内にある「星の命」を破壊出来るように修練させる。

当初はヒュウガを目的の道具としてしか見ていなかったが、しばらく苦楽を共にしている内に確かな信頼感情(云わば絆)が生まれる。
操舵士シェリンダ」に致命傷を負わされ自らの最期を悟るとヒュウガにゼイハブの弱点を教えてゴウタウラスを開放、最期は「賊兵ヤートット」を道連れに自爆した。

【余談】

「星を滅ぼされた身だった」とは言え、追放の原因の姪の立場に仲間を陥れた行動を取った点ではブクラテスにも非があり、「ヒュウガを復讐の道具扱いする」といった自分勝手で逆恨みとも取れる同情し難い行動だが、最後の最後で善人になった。バルバンを追われて顔付きが変わった状態を「復讐の樽学者ブクラテス」という表記で紹介している書籍もある。

頭部の髪の毛には本のページをパラパラめくった時のような意匠が見られる。
イリエスから「叔父さま」と呼ばれているが、「イリエスの父親もしくは母親の弟」なのか、過去に「イリエスの叔母と結婚していた」のかは不明
声を演じる茶風林氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。

最終更新:2018年09月17日 17:12