妖帝イリエス

「あーら、そんな風に思っていてくれたとは知らなかったわ 勿論、私もブドーにはウンザリだけど」

【名前】 妖帝イリエス
【読み方】 ようていいりえす
【声】 高島雅羅
【登場作品】 星獣戦隊ギンガマン
【登場話】 第一章「伝説の刃(やいば)」~
第三章「大地の知恵」
第十三章「逆転の獣撃棒」
第二十章「ひとりの戦い」
第二十二章「光の出現」~
第三十四章「不死身のイリエス」
【所属】 宇宙海賊バルバン
【分類】 魔人/イリエス魔人族の族長
【配下】 イリエス魔人
【モチーフ】 占い師
【名前の由来】 入り江+オシリ「ス」

【詳細】

イリエス魔人族を率いる3番目の行動隊長。「樽学者ブクラテス」の姪。

妖術や呪術を用いた戦法を得意とし、性格は卑怯で狡賢く、金貨や宝石に目がない非常に強欲な守銭奴。
ゼイハブ船長」に「褒美の金貨の御準備、お忘れなく」と念を押して手柄を金貨で要求する。

ブクラテスを「叔父様」と呼びつつも時には悪罵するが、弟のデスフィアスを倒された際は動揺、悲嘆に暮れる。
性格が正反対の剣将ブドーとは反りが合わず、ギンガの光を見付けた時は「手柄と金貨を取られる」とブクラテスに泣き付き、ブクラテス共謀によりブドーを失脚させ、行動隊長に就任すると「ギンガの光がなくても魔術で魔獣ダイタニクスは復活させられる」として作戦を実行する。

デスフィアスの敗北後、メドウメドウ以外の魔人族の怨念によって「邪帝イリエス」にパワーアップ。

【邪帝イリエス】

「妖帝イリエス」が「メドウメドウ」以外の全ての部下の怨念によってパワーアップした形態。

左肩にバルキバルキモルグモルグ、ヒエラヒエラ、ゲルトゲルト、右肩にガーラガーラ、ワンガワンガ、メルダメルダ、胸部にデスフィアスの頭部がある。「魔獣ダイタニクス」を復活させるのに街の中央広場に魔法陣を造り上げ、街中に放った無数の「吸血トカゲ」に9000人の人間の血を吸わせようと目論む。

魔法陣の近くに来たギンガマンと黒騎士ヒュウガは転生を解除されてしまい、数え切れない程の吸血トカゲを前に6人を撤退させる。
リョウマ以外の5人を「亡霊イリエス魔人」に襲わせ、勇太の幻影でリョウマを惑わせるが、一瞬の隙を突かれて魔法陣をリョウマに破壊され、同時に亡霊達も消え去り、怒りから集結した6人を攻撃、黒の一撃で倒れるも再び立ち上がり、更に獣装光ギンガマンの「銀河の戦光」により敗北。

その直後、バルバエキスを使わずに自身の魔力で巨大化する。
超装光ギンガイオー、ブルタウラスを両手からの触手で苦戦させ、ゴウタウラスに重傷を負わせる程のダメージを負わせるが、駆け付けたギガライノス、ギガフェニックスに追い込まれ、最期は「銀河大獣王斬り」を受け爆散した(その際に自身の魂を強大な魔力の込められた宝石として残している。)。

敗北後、宝石となった魂は「樽学者ブクラテス」によって回収される。
ブクラテスはイリエスを復活させる儀式を執り行うが、彼らが陥れた「剣将ブドー」への報いとして「ゼイハブ船長」に斬り捨てられたブクラテスはバルバンから追放され、更に「破王バットバス」に宝石を粉砕された事で復活できなくなり、そのままダイタニクスの腐敗防止に利用されて滅び去った。

魔力がダイタニクスの心臓にも影響を与え、復活も間近に迫り、バットバス率いるバットバス魔人部隊は復活作戦を心臓への一点集中に定める。

【余談】

声を演じる高島雅羅氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。
夫の銀河万丈氏もスーパー戦隊シリーズの怪人の声で何度か出演。

最終更新:2017年03月07日 16:29