【詳細】
『ダイレンジャー』に登場する敵組織。
四大文明が誕生するよりも遥か昔、6000年前に中国奥地で栄えた古代ダオス文明を支配していた一族の内の1つ。
もう1つの有力一族だったダイ族が使用する「気力」とは対になる「妖力」という力を構成員全員が有する。
気力と妖力は素質さえ持っていれば、どちらを修得する事ができるらしく、ダイ族からゴーマ族に寝返った者も存在もいる。
ダイ族と共にダオス文明を大いに栄えさせたが、ダイ族を排除して自分達による支配を行おうと内乱を起こした。
一進一退の激戦はダオス文明全体を疲弊させ、ついにはダオス文明は滅亡、ダイ族とゴーマ族両方の壊滅という誰も勝者のいない結果に終わる。
6000年の長き後に復活を遂げ、今度は世界を支配するのに動き出した。
本拠地は中国奥地の密林上空に浮かぶ「
ゴーマ宮」だが、巨大な球体となる「目」を世界各地に飛ばして監視を行っている。
政治体制は絶対権力を持つ皇帝が君臨する帝政となっており、下に直接政治を行う元老院が存在する。
皇帝は勿論、元老院のメンバーも「
シャダム中佐」を初めとする前線で動く軍人よりも遥かに強い権力がある。
積極的な侵略や支配を掲げる「過激派」、争いを避けて平和を掲げる「穏健派」に分かれている。
過激派の勢力が強く、穏健派の代表だった参謀長「道士嘉挧」はダイ族に亡命していた。
皇位継承の資格を持つ者が2人以上いる場合、直接決闘を行い、勝ち残った者が皇帝になる資格を得られる。
皇帝になる資格を得ても現皇帝が引退の意志を表し、皇帝の証「大地動転の玉」を後継者に譲るまでは皇帝になる事はできない。
劇中での描写を見れば、皇族だろうと無条件に特別な地位に就ける訳ではない模様。
【余談】
書籍などによって「ゴーマ族」、「ゴーマ一族」、「ゴーマ」と組織名が異なる。
最終更新:2016年08月01日 07:52