妖怪オトロシ

「忍者って、おとろしい~」

【名前】 妖怪オトロシ
【読み方】 ようかいおとろし
【声】 後藤哲夫
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの18「八雲が愛した妖怪」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/合成妖怪
【好きな物】 マッサージ
【好きな場所】 鳥居の上
【攻撃力】 星2
【不思議な技】 星4
【大ジャンプ】 星5
【恐れの収集法】 不明
【妖怪モチーフ】 オトロシ
【器物モチーフ】 芝刈り機

【詳細】

邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で「芝刈り機」が変化した妖怪。
バリカン式の鋭い刃を装備してどんな固い物でも刈る事ができる。
更に目から「オトロシビーム」を放ち、浴びた人間の1人を短い時間だけ洗脳する。

八雲が母親から貰った「芝刈り機(名前はカーリー)」から誕生。
誕生を目撃したアオと交戦、ガマガマ銃で探知したニンニンジャー4人が合流、戦闘中にアカ、シロが洗脳されるが、上記のように洗脳時間が短く、「妖怪オトロシ」は戦況を鑑みて逃亡。
再び戦った際は能力が分かっていたのでアオが囮となるが、妖怪の元が八雲の愛用していた物なので、洗脳が解けても行動を共にしている。
後に4人にも八雲の事情が判明、八雲が仲間に戻ったニンニンジャーに「ジュッカラゲ」達を伴って交戦、アオの「奥義・ニンリュウザン」により倒される。

その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。
シュリケンジンドラゴやシュリケンジンUFOのコントロールを奪って苦戦させるが、更にサーファマルを呼び出して(この時、前話で離脱したキンジ・タキガワも乗っており合流。)シュリケンジンサーファーと交戦、頭に一部分だけ手裏剣が露出しており、最期は頭部に目掛けて「シュリケンジン・サーファー波乗り斬り」を受け爆散した(キンジのアドバイスで芝刈り機は壊れる事なく戻ってきた。)。

【余談】

デザイナーのK-Suke氏によると「長髪の頭部と手だけの姿でインパクトのある妖怪『おとろし』は是非登場させたかったが、どうスーツに落とし込むかが悩み所だった」らしく、他にも「牙を剥き出しにし、地面に這い蹲ったような姿からの連想で電動芝刈り機を器物モチーフにし、頭部と手首以外の部分を機械にする事で『人型』という制約がありながらも『おとろし』らしさが出せた」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。

声を演じる後藤哲夫氏はスーパー戦隊シリーズの参加は初となる。2018年11月に亡くなり、スーパー戦隊シリーズには最初で最後の出演となった。

最終更新:2015年12月14日 11:47