超力戦隊オーレンジャー

「地球侵略を企む、マシン帝国バラノイア。 人類最大の危機を救えるのは、超文明のパワーを身につけた、彼らしかいない!」

【番組名】 超力戦隊オーレンジャー
【読み方】 ちょうりきせんたいおーれんじゃー
【放送開始】 1995年3月3日
【放送終了】 1996年2月23日
【話数】 全48話+劇場版1作+OV1話
【前作】 忍者戦隊カクレンジャー
【次作】 激走戦隊カーレンジャー

【あらすじ】

6億年前に存在した超古代文明。

副産物の機械生命体が突如反乱し、暴動が鎮圧してから年を経た西暦1999年。
月面にその拠点を置く「マシン帝国バラノイア」は地球支配を果たすのに人類に再び宣戦布告を行い、全面降伏に応じない人類に対し、世界の各都市に壊滅的打撃を与えたバラノイアの次の標的は日本に向けられた。

人類は脅威に屈する事なく、国際空軍(U・A)のメンバーからの選抜チーム「U・A・O・H=オーレンジャー」を編成。
超古代文明が残した「超力」を武器に「バラノイア」に立ち向かう。

人類と機械の戦いは6億年前の英雄のキングレンジャー/リキが参戦、謎の魔神「ガンマジン」も出現、「バラノイア」内部の内紛と世代交代を経て激しさを増していく。

スーパー戦隊シリーズ第19作目。

『秘密戦隊ゴレンジャー』、『ジャッカー電撃隊』が本作より『光戦隊マスクマン』以来、8作品ぶりにスーパー戦隊シリーズに含められた。
『ゴレンジャー』から数える形で、「スーパー戦隊シリーズ20周年記念作品」として放送され、シリーズの転換点となっている。

特徴モチーフには「古代文明」が選ばれ、まつわる様々な要素が使用されており、企画段階でのタイトルは『古代戦隊ナゾレンジャー』だった。
ゴーグルの意匠は「★■▼〓●」で、各メンバーの苗字(野、日市、田、条、尾)や、メカや武器にまでこれらのマークが使用されているのも特徴。
作中の時代設定は1999年となっており、現在、放送時の年代と明確に違いがある唯一の戦隊。

原点回帰を念頭に戦闘のプロ集団『秘密戦隊ゴレンジャー』、『太陽戦隊サンバルカン』、『電撃戦隊チェンジマン』と同様にメンバーの職業を軍人と設定されている(メンバーがレッドを「隊長」と呼ぶなど。)。
更に『カクレンジャー』で行われたレッドの非リーダー化や『五星戦隊ダイレンジャー』で行われた名乗りの中心をその回の主役が行うといったパターンを廃し、従来のレッドはリーダー、誰が主役であろうとレッドが中心という『[竜戦隊ジュウレンジャー』以前のパターンも復活している。

オープニングの出演者紹介ではレッドが単独で紹介されるのに対してグリーンとブルー、イエローとピンクは2人まとめて紹介されるという正規メンバー間で格差が生じたものとなった。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』テレビ朝日公式サイトでは一時期「超力」の部分に間違って「ちょうりょく」とルビがふられていたが、後に修正された。

本作からVSシリーズが製作されるようになる。
海外リメイク版では『パワーレンジャー・ジオ』という作品があるものの、本作だけは吹替版が存在しない。

最終更新:2021年03月31日 04:53