「生命(いのち)ある所、正義の雄叫びあり!」
【あらすじ】
21世紀を迎えた地球上は環境汚染、生態系の異常、人間関係の疲弊化により、人々の生きるエネルギーが減少しつつあった。
オルグと呼ばれる邪悪な鬼の一族が出現した。
ある週末の夜。
都心に現れた
オルグと戦う4人の戦士、ガオレンジャーは、混乱の中でパレードに参加していた象が暴れるのを宥めた獣医師の獅子走と出会う。
騒ぎの翌日、ガオの巫女のテトムの指示によりガオレンジャーの4人に連れて行かれた走は、空に浮かぶ不思議な島で
パワーアニマルという大地の精霊が具現化した獣達のリーダーのガオライオンと出会う。
ガオライオンは走を認め、テトムへ彼を連れてくるように伝えていたのだった。
ガオイエローと名乗るリーダー格の青年、鷲尾岳は獅子走に告げる。「もしガオレンジャーになりたいのなら、獅子走という名も、その過去も捨てよ」と。
対して獅子走は答える。「自分は獣医だ。医者は助けを求める声に応えないわけにはいかない」と。
こうして獅子走は、パワーアニマルに選ばれしネオ・シャーマンの戦士の5人目にしてガオライオンに選ばれたリーダー、ガオレッドとなり、他の4人と共に
オルグとの戦いに身を投じていく。
スーパー戦隊シリーズ第25作目。
21世紀最初の作品。
百獣の王と呼ばれるライオンがモチーフに選ばれた。
ガオレンジャーというタイトルは、元々『
星獣戦隊ギンガマン』の企画段階での最有力候補だったが、『ギンガマン』企画時と同時期に放映されていた『勇者王ガオガイガー』と名称が類似するという事で没となったもの。
戦隊ロボでは初めて換装式の玩具展開を行っており、前作『
未来戦隊タイムレンジャー』がやや難しいストーリー構成だったのもあり子供向けの分かり易く娯楽志向の強い作品となっている。
最終更新:2019年05月19日 20:59