オルグ

【名前】 オルグ
【読み方】 おるぐ
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー
【名前の由来】 宗教用語「org」

【詳細】

『ガオレンジャー』に登場する怪人にして敵組織の名称。

この世界を漂う邪気が実体化する事で誕生し、「鬼」とも呼ばれ、名の通りに頭部には角を有する。
角の数が少ない程に上位となり、特に1本しかないオルグは「デュークオルグ」と呼ばれ、巨大な1本角を持つオルグは「ハイネスデューク」と呼ばれる幹部級のオルグが存在、下位のオルグからは「1本角」と呼ばれて敬意を払われるが、「角」を全て失うと滅んでしまう。

序盤からオルグの王「オルグマスター」という存在を復活させる事が目的と語られていた。
実はオルグマスターとは巨大なオルグパワーの象徴に過ぎず、ハイネスデュークが他のオルグを従えるのに作り出した幻の支配者だった。

オルグ魔人」は器物に宿り、器物をモチーフとした姿や能力を持つ事が多い。
基本的に自然発生、明確に組織化されてはいないが、ハイネスデュークやデュークオルグは「マトリックス」を本拠地とし、誕生したオルグをスカウトする形で組織に引き入れ、更に中盤からはハイネスデュークが集めた邪気で直接オルグを作る事も多くなった。

ハリガネオルグ」と心を通わせようとしたレッド曰く「心がない」は「良心や思いやり、他者への共感といった類の感情がない」という意味と思われる。
敵味方関係なしに暴れ回る者(帆船オルグ)、狼鬼の仲間になった者(時計オルグ)、善意を持ったオルグ(炭火焼オルグ)も登場する(全てのオルグを統率する意味で架空の支配者を置いたのかもしれない)。

倒されたオルグ魔人は緑色の血を残して滅びるが、「ツエツエ」の持つ杖からの「オルグシード」が血を吸収して急成長する事で再生巨大化させる。
滅んでいなくても「オルグシード」を食べる事で巨大化できる。

基本的にこの世の邪気を全て消え去る事はできず、時代のオルグを全て倒したとしても時が経てば、新たなオルグが誕生する。
「ハイネスデュークやデュークオルグも生まれ、活動を再開する」事になるので「根絶は不可能」といえる。

最終更新:2017年03月02日 16:31