【あらすじ】
「君はその力、どう使う?」
西暦2013年。
「巨大企業ユグドラシル・コーポレーション」の企業城下町としてきた地方都市、「沢芽市(ざわめし)」。
企業の介入によって急速な発展を遂げた事で人々が豊かな暮らしを送る一方、閉塞感を覚えた若者達はストリートダンス、ひいてはダンスをするためのフリーパフォーマンスステージを取り合う、
特殊な錠前のロックシードを用いて「
インベス」と呼ばれる怪物を戦わせる対戦競技インベスゲームに没頭していた。
そうしたショーに参加するビートライダーズと呼ばれる若者達が熾烈なランキング争いに身を投じる。
「インべス」、「ロックシード」は市民にも馴染みのある存在となっていた。
かつてビートライダーズのチームの1つ「チーム鎧武」に所属していた青年「葛葉紘汰」は大人への『変身』を願い、チームを抜け家系を助けるべくアルバイトに励んでいた。
紘汰のもとにチームメイトだった高司舞が現れ、チーム鎧武のリーダー「角居裕也」の失踪とチームの窮状を訴え、救援を要請してくる。
紘汰は自分の現状に悩みながらもチームメイトの頼みは断れず、裕也を捜索している最中で、街中に奇妙な切れ目を発見した。
それは「クラック」。
向こうに広がる謎の世界に足を踏み入れた2人はやがて全世界を巻き込み、『運命』を決める戦いに身を投じる事になる。
平成仮面ライダーシリーズ第15作目。
昭和ライダーを通してシリーズで初めての「戦国武将」を全体のモチーフとし、錠前を使ってフルーツの意匠を有する鎧や武器を装備して戦う「アーマードライダー」と呼ばれる戦士達を描く。
『ディケイド』以降、『仮面ライダーW』からはファンの間で「平成2期」と称されるが、「平成1期」で、龍騎やカブトなどで描かれた多人数ライダーによるライダーバトルを全面に押し出した作品となっている。
だが、作品の特色として多くのライダーは個人個人で動くというよりも特定のチームに所属。
それぞれのチーム同士の激突が起きるという趣の違ったものとなる。
仮面ライダークウガから
仮面ライダー555にかけての平成仮面ライダーの初期に立ち戻る事を目標とし、今までの定番となっていた2話完結前後編構成のスタイルを崩し、他特撮とのコラボとしての番外編をはさみつつ、物語としては平成仮面ライダー初となる連続ストーリーとなっている(だが2話毎などに導入部が挿入される。)。
結末までの構成を当初から決められており、序盤から伏線となるシーンが多数挿入。
2019年にはライダー初の舞台を行う。
最終更新:2019年03月24日 14:20