【あらすじ】
日本によく似た別世界、新西暦1999年、全ては一つのコンピュータバグが発端だった。
バグは意思を持ち、瞬く間にエネルギー管理局のメインコンピュータを占拠し暴走を始める。
暴走するコンピュータを前に人類は建物ごと異空間へと飛ばす方法を選択、事件がきっかけとなり、人類は新たなるエネルギー「"エネトロン"」を手に入れた。
その一方で事件に居合わせ、管理局から逃げ出した3人の少年少女と3体の作業用ロボットの運命を大きく狂わせる出来事でもあった。
それから13年後の新西暦2012年、エネトロンは日常生活になくてはならないものとして使われるようになる。
時を同じくして、異空間に飛ばされたバグが再びこの世界へと舞い戻る。この危機に立ち向かえるのは13年前の事件で人知を越えた力を手に入れた3人「ゴーバスターズ」と自我を手に入れた3体の元作業用ロボット「バディロイド」だけ。
人々を守る特命を担い、特命戦隊ゴーバスターズが立ち上がった。
戦隊シリーズ36作目。
大規模なクロスオーバー作品のゴーカイジャーの次の作品という事で、戦隊名が13年ぶりに「~ンジャー」ではなくなる、ロボットやメカに力を入れるなど、様々な「変革」を行うとしている作品。
初期メンバーは3人で、それぞれのメンバーに「バディロイド」と呼ばれる相棒のロボットが1体ずつ。
物語の舞台は「新西暦」が使われるなど、現実の世界ではない架空の世界となる。
映画ではゴーカイジャーと共演していたりもしているが、パラレルの設定。
また、ロボットとメカを物語の中心とし、従来のシリーズで続いていた「人間サイズの敵が倒される→物語後半で巨大な敵と戦う」というオーソドックスなシナリオの流れを廃止。
等身大戦と巨大戦の戦闘を平行して進めるなどの新しい試みがなされ、従来の方式ではドラマの頂点が等身大戦に来た場合、その後の巨大戦はとってつけたような感じが拭えず、本作品で巨大戦自体にドラマを持たせるようにしているとのこと。
合体シミュレーションに失敗していたり相手のクラッキングで合体システムが使用不可能になったり、50人の整備員によって整備されていたりなど、リアルな視点が描かれる場合もある。
海外リメイク版は制作されず、巨大ロボなども使用されなかった。
最終更新:2018年11月07日 19:31